2レシピ目:メスティンで作る「カオマンガイ」にチャレンジ
次に挑戦したのは、料理家のカノウヒナタさんが紹介する和風カオマンガイ。
メスティン一つで、しかもワンバーナーで作れるとあったので、「これが本当に簡単に作れるとしたらキャンプが盛り上がりそう!」ということで試してみました。
元のレシピ記事はこちら。
用意したのはたったこれだけ。
まずは鶏もも肉に下味をつけていきます。レシピ通り、お塩3つまみと生しょうがチューブを5cmほど、にんにくチューブを2cmほど加えます。
密閉型の袋に入れ手で揉みこんでいき、この状態で10分ほど置いて味をなじませます。
その間にお米の準備を。お米1合と同量(180ml)の水、だしの素5g、醤油5ml(大さじ1)を加えます。
そこに、先ほどの鶏もも肉を大胆に投入。大きなもも肉を選んでしまうとメスティンに収まらないので、もも肉はメスティンに入るサイズのものにしましょう。
梅干しを入れて炊くと鶏肉の臭みを取ってくれるとのことなので、ひとつ入れてみました。
強火にかけると5分ほどで沸騰しはじめ、ブクブクと吹きこぼれてきました。醤油としょうがの良い香りが漂ってきます! 蒸気が出てきたら弱火にしてさらに12分加熱していきます。
12分経ちました。調理後すぐのメスティンは熱々なので注意。しかもメスティンのフタはピッタリ設計なので、調理用ミトンがあると安全にフタを開けられます。
と、ここでちょっと時間を巻き戻し、フタを開ける前にタレ作り。シエラカップなどに醤油、砂糖、酢を各大さじ2ずつ入れて火にかけ、砂糖が溶けたら小口切りに切ったネギを加えておきます。
タレも完成したところで、メスティンのフタをパッカーン! 湯気のなかから現れたのは、ふっくらと蒸しあがったもも肉。カオマンガイの良い香りが広がります。
もも肉は一度まな板に取り出して切り分け、お皿に盛り付けてタレをかけたら完成です。
こちらが完成品。鶏ももの肉汁と醤油、生姜の風味がお米に染み込んでかなり美味! はじめての挑戦でかなり上手く調理できたのでは? と、自画自賛したくなる出来映えでした。
実際に試してみての反省点:ガスストーブはバーナーヘッドが大きめのを使うべし
今回、調理に使用したストーブはPRIMUSのP-135。コンパクトなボディで高火力を出せる良品なのですが、バーナーヘッドが小さいため火力が一点に集中してしまい、レシピ通りの加熱時間だと、お米が若干ですがアルデンテ気味でした……。
OD缶の残ガス量によって多少の影響もあるかもしれません。もう少し長めに火を入れるか、大きめのバーナーヘッドのストーブを使って全体的に加熱できればより上手くできたのかなと反省点が残りました。
3レシピ目:変わり種レシピ「ふわふわ白雪かに玉」にもチャレンジ
最後に挑戦したのは、インパクトのある見た目でテーブルを華やかにしてくれる「ふわふわ白雪かに玉」。本来はスキレットを使うレシピでしたが、手元になかったので今回はフライパンで挑戦してみました。
元のレシピ記事はこちら。
使う食材は、かに缶と卵4つ、ネギ、そして生姜です。
みじん切りにした生姜と油をフライパンに入れ火にかけ、油が温まったら小口切りにしたネギの白い部分とカニ缶、中華コンソメ大さじ1、醤油大さじ1を入れて炒めます。
次にメレンゲ作り。元のレシピでは「ボールを泡立て器でメレンゲを作る」とあったのですが、キャンプに泡立て器を持って行くと荷物になるし洗い物も増えるのでちょっと面倒……。ということで、密閉型の袋でメレンゲが作れないか試してみました。
5分ほど振り続けると、だんだんと卵の白身が泡立ってきました。けっこう疲れますが、腕のダイエットにもなりそうです!