1レシピ目:焚き火台で焼く「棒巻きパン」にチャレンジ
まず最初に挑戦するのは、Blue Kitchenさんが紹介する「焚き火&炭火で簡単棒巻きパン」。
棒にパン生地を巻きつけて焼くだけなので簡単であると紹介されていますが、本当に焚き火で焼けるのか!? 実際に試してみました。
元のレシピ記事はこちら。
「一次発酵させた生地を自宅で準備して行くのがオススメ!」と紹介されていたので、筆者も自宅のホームベーカリーの「生地づくり」コースで生地を準備して行きました。
暖かい場所に置いておくとどんどん発酵が進んでしまうので、クーラーボックスなどに入れて持ち運ぶ方が良いようです。
生地を4等分に分け暖かい場所に置き、焼く前にもう一度発酵させていきます。この時間で焚き火台に火を熾しておきます。
「弱火でじっくり焼くのがポイント!」とのことなので、焚き火台は熾火の状態にしておき、火力が均一になるよう炭を広げておきました。
なお、今回使ったのはスノーピークの焚き火台Lです。
つぎに生地を細長く伸ばしていきます。生地が若干ベタつき手にくっつきますが、打ち粉は必要ありませんでした。打ち粉をしてしまうと、この後の工程で棒に巻きつけにくくなってしまうかなと思います。
木の棒に螺旋状にパン生地を巻きつけていきます。棒にしっかり巻きつくように、少し生地を引っ張りながら巻いていきました。
4本とも生地が巻けたら焚き火台に乗せます。長めの棒を使うと、手が熱くなく焼きやすいです。
焼き始めるとすぐに焼き目が! パンの焼ける良いにおいが立ちのぼり、生地もどんどん膨らんでいきます。
すぐに焦げそうになるので、こまめに棒を回す必要がありました。もっと遠火で焼いてもいいのかもしれません……。
棒を回しながら焼くこと約30分。全体に焦げ目がつきふっくらと焼き上がりました。思っていた以上に簡単に焼けたので驚き。
パン生地から棒をキレイに引き抜けるようになったら、それが焼き上がりのサインになります!
ここからはちょっとアレンジ。今回は丸い棒で焼いたので、棒を引き抜いた穴に焼いたソーセージを入れて“巻きドッグ”を作ってみました。見た目も味もかなりゴージャスに!
巻きドッグを作る場合は、ソーセージとおなじ太さの棒でパン生地を焼くのがポイントです!
実際に試してみての反省点:木の棒を動かないようにする工夫が必要
今回、最後にソーセージを入れようと考え丸い棒を使ったのですが、天然の木は反っているため手で持っていないとくるりと回り、常に一方の側が下を向いてしまいました。
木の枝ではなく、ホームセンターなどで売られている棒の方が焼きやすかったのかなと思います。もしくは、薪をナタで細く割った棒でもうまく焼けそうです。
確かにプロのレシピでは、回転しない木材にパンを巻いていました。これは盲点。次回はこの反省点を活かしたいと思います!