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本格ステーキが味わえる!?異色のアウトドアショップ「DAYS CAMP」へ【スタイリスト平健一の“わが道”ショップ探訪記#6】(4ページ目)

一之江で開業した本当の理由は?

店員さん二人

飲み物を飲みながら話し続けるお二人。話しは開業の経緯へと進みます。


平さん
ところで、なぜ一之江という場所でやろうと思ったのですか? この地域はアウトドアと何か関係があるわけでもなさそうですし……。


石塚さん
自分が住んでいる街なので、地元で開業したいというのがオープンした理由のひとつです。

そして、都心でキャンプ風な居酒屋が増えていることに疑問を抱いていて、自分ができることを郊外で少しずつ広げていきたいと思ったんです。


平さん
どんな疑問だったのですか?

店員さん二人


石塚さん
アウトドア風はやっぱり“風”なので、コンセプトが薄いんです。そこで料理を食べてお客さんがアウトドアをした気分で終わられると、本来アウトドアの世界へ誘うべき役割がそこで終了してしまう気がして。


平さん
最近増えてますもんね。僕もそこは気になっていました。


石塚さん
そこで、何年もアウトドア業界に携わり、道具も使えて料理も作れる自分がやることで、少しでもアウトドアの魅力を伝えて、そして実際にキャンプへ行く気分があげられたらと思いました。

店員さん二人

暖色系ライトだけを残した店舗の様子。夕方を意識して和みを演出


平さん
今後はどんなことをする予定なんですか?


石塚さん
今は店舗拡大は急がず、自分の知識や技術をアルバイトや社員に伝えて、ゆっくりと展開したいですね。

今後はイベント向けにここを貸し出したり(最低10名以上)、ブランドの展示会会場として使ってもらえたらと思っています。

ただ道具や料理を提供するだけでなく、ここで道具を使ってみてそのよさを知り、キャンプで実践してもらう。将来を見据えたコンセプトは一貫していました。

同ショップは夕方からオープンするので、会社帰りに立ち寄ってみることもできそう。試しに行ってみてはいかがですか?

取材したのはこちら

DAYS CAMP『DAYS CAMP』
東京都江戸川区一之江7-33-18 はなみずきビル1-A
Tel:050-1471-0515
営業時間:17:00~23:00(土日12:00〜)
定休日:水曜
https://www.days-utility.com/days-camp

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