燃費、電源、積載の3拍子がそろってる
何と言っても圧倒的なのはその燃費。このクルマはなるべく電気で走ろうとしてくれるのでガソリンを使うシーンが少なくてすみ、結果脅威的な数値をたたき出してくれます。
そして電気で走ってくれるということは、クルマから電気をとることも可能。つまり、電源サイト代わりになってくれるのです。
積載面においてもそこはしっかりSUV。たっぷり荷物を積み込めます。それではキャンパー目線でその魅力を深掘りしてみましょう!
キャンプの行き帰りでスゴさを実感
乗ってみればわかるこのクルマの実力。電気は補助ではなく、メイン動力ととらえたほうが感覚的には近いです。
ただ純粋な電気自動車だと電気が切れたら止まってしまうという弱点がありますが、このクルマはガソリンもあるので全然大丈夫なんです!
電気メインで長距離走る!
キャンプ場へ行くのはやはりけっこうな遠出。走行距離もかさみますよね。となると燃費はオートキャンパーにとって、とても大きな問題になってきます。
そこへいくとアウトランダーPHEVなら長い道のりの大半を電気で走ってくれます。目安となる電気走行距離を含めての換算燃費はなんとリッター60㎞を超えるというのだから驚き!
昔ながらの四駆ならリッター5㎞なんてのもザラですから、いかにこの数値が突出しているか分かりますね。
モーター走行で車内はとにかく静か
電気のみでモーター走行しているあいだは驚くほど静か。車内の会話をストレスなしで楽しめます。クリアに響く音楽はロングライドを楽しいものにしてくれるでしょう。
ファミリーキャンプ帰りでは、遊び疲れた小さなお子さんの眠りを妨げないのもいいですね。
あっという間に充電完了!
途中で電気が減っても心配無用。ガソリンだけでも当然走りますし、最近では高速道路SAや道の駅、キャンプ場やRVパークでも充電可能な施設が増えています。全国で普通充電スポットはおよそ14,600基、急速充電スポットは6,200基にものぼります。
充電スピードも際立ちます。AC200V使用の普通充電で約4.5時間(満充電)。急速充電なら約25分(80%充電)という短時間で完了します。
走れば走るほどオトクに
走行距離が伸びれば伸びるほどランニングコストが下がり経済的です。これはロングライドが宿命でもある週末キャンパーにとって嬉しいポイント。
またPHEV車はエコカー減税の対象になり、購入時の諸経費である取得税、重量税、自動車税などが一定期間において減税されるのも大きいですね。
電源サイト要らずのニクイやつ!
寒い時期など、何かと強い味方となってくれるのが電源サイト。でも通常サイトより数が少なくて、いち早く予約で埋まってしまうことも……。
そんなときもこの「アウトランダーPHEV」なら無敵なんです。
PC、デジカメ……電池切れの心配ナシ
車内に最大1500Wまで使用可能なAC100V電源のコンセントを2カ所備えているので、ホットプレートなど消費電力の多い電化製品もバッチリ使えます。
一般サイトでもこのクルマを電源代わりに使うことができるというのは大きなメリットですね。デジカメやPC、携帯の充電はもちろんのこと、冬キャンならホットカーペット使用時にも真価を発揮してくれるでしょう。
災害時の非常用電源としても有効
電源サイト代わりというだけでなく、災害などで停電した場合でも、非常用電源としてアウトランダーPHEVは活躍してくれます。
満充電の状態で一般家庭の最大約1日分。エンジンでの発電も組み合わせれば、ガソリン満タンで最大約10日分の電力が供給可能です。これはもう、走る自家発電機ともいえますね。
積載面だって抜かりなし!
電気面でのメリットだけがどうしてもフィーチャーされがちですが、そこはしっかりSUV。積載面だって大したものです。