あれ?意外とあるキャンプでの暇な時間
キャンプ中に、手持ち無沙汰の時間帯があると思ったことはありませんか? 設営後やご飯の後など、キャンプのメインイベントが終わったあとは、意外と退屈になるひと時が出てくるもの。そこで今回はある家族のキャンプの1日を覗きながら、そんな退屈な時間の活用法を紹介します。
キャンプ中に起きがちな空き時間……
こちらは、千葉県にあるキャンプ場。設営が終わってひと区切りしたお父さんが、海を見ながらボーッとしていますね。例の手持ち無沙汰な時間に入ってしまったようです。
父:あ〜暇だなー。キャンプに来たのに、スマホをいじるのもなんだしなー。何か楽しいことはないかなー……。
子:ねえねえ、お父さん! 海が近くにあるし、釣りをしてみたい!
グイグイと勢いよく腕を引っぱるお子さん。お父さんが遊びにかまってくれないことに、ちょっと不満があるみたいです。
父:う~ん、釣りはやったことないんだよな……。でも、近くで釣竿とかレンタルできるみたいだし、試しにやってみようか。
子:やったー!
釣りはキャンプと好相性なアクティビティの一つ。全国のキャンプ場の中には川や海に面していたり釣堀を所有していたりと、キャンプで釣りができることをプッシュする場もあり、親子で一緒に楽しめる遊びとして、実は人気があります。
釣った魚の種類によってはサイトに持ち帰り、さばいて食べることができるのも釣りキャンプの醍醐味なんです。
さて、準備が整ったみたいで早速釣りスタート!
しかし、最初のワクワクした表情は束の間、時間が経っても一向に釣れる気配がありません。
父:あれ、またエサを食べられちゃった。
子:お父さん……、つまらないよ。
父:ん〜、すまん息子よ!!
がっかりしたお子さんを慰めるお父さん。と、その時1枚のチラシが……。
子:見て、お父さん! ジャパンフィッシングショーだって!
父:ん? どれどれ……。
親子:これだー!!
急に目の色が変わった親子。そんなに惹かれたイベントっていったい?