クロスオーバー感漂うオレンジ色のアクセント
まずはルックスから見ていきましょう。フォレスターX-BREAKの外見的特徴といえば、オレンジのアクセントカラーに尽きます。
エクストレイルしかり、デリカしかり、今やアウトドア仕様車の象徴ともなった感のあるオレンジですが、X-BREAKのさりげな使い方はまさに「大人のスポーティ」といった印象です。
外装で主張するオレンジが目をひく
フロントまわりではアンダーガードにオレンジの縁取り。サイド下部にもオレンジのアクセントが施されています。
リアバンパーのオレンジラインには2つの峰が設けられ躍動感アップ。ルーフレールのオレンジアクセントはとても新鮮ですね。
インテリアも随所にオレンジ推し
エアコン吹き出し口、センターコンソール、シートのステッチなど、インテリアにもオレンジは随所にあしらわれています。
落ち着いたブラックベースの内装を際立たせる躍動感があり、飽きのこないデザインですね。
キャンパーに刺さるディテールたっぷり
フォレスターX-BREAKにはキャンパーが喜ぶ、心憎い演出が随所にあしらわれているんです。ピックアップして見ていきましょう。
ロープホールを備えたルーフレール
こだわりのルーフレールには、なんと「ロープホール」が備わっているんです。使いやすいように計算されているので、カーサイドタープの支点としてもバッチリ。
ルーフレールの新たな可能性を感じさせてくれる、キャンパーにとってありがたい機能の一つです。
撥水のラゲッジフロアとシート
アウトドアマンとしては、そもそも室内については「汚れる」前提で考えたいものです。
X-BREAKのラゲッジフロアは雨などの水気や泥汚れ、雪にも強い撥水加工になっているので、キャンプはもちろん汚れがちなスノーアクティビティなどにもばっちり対応しています。
さらに、撥水生地と合皮のコンビシートなので、雨に濡れた服で乗り込んでも問題なし! 汚れてもサッと拭くだけなんて嬉しすぎますよね。
荷室の両サイドに電源あり。リアシートには2つのUSBを配備。
荷室の両サイドに電源ソケット。さらにリアシートにも2つのUSBスロットを配置しています。
電池切れで困りがちなスマホやLEDランタンなど、移動中にしっかりチャージできるので安心感が違いますね。
ちょっぴりデカくなって車載も向上
従来モデルに比べて、ややサイズアップした新型フォレスター。これによりキャンパーにとっての利便性も大きく向上したのです。
全体的に少しずつ大きく成長!
全長30㎜、全高と全幅で20㎜とトータルで少しずつサイズアップ。それでも、取り回しのよさはしっかりキープされています。
スバルならではの視界の良さは健在で、運転のしやすさも抜群です。
荷室の積載容量もアップ
X-BREAKの積載容量は520リッター。フォレスター従来型に比べ15リッター増になっています。
ちなみにトヨタ ハリアーの荷室は456リッター。マツダCX-5は505リッターで、比較すると新型フォレスターの荷室の広さが分かりますね。
さらに開口部も従来モデルにくらべ134㎜アップの1300㎜に。容量だけでなく積み込みやすさも進化しています。これで積載テトリスに頭を悩ます機会もだいぶ減りそうですね。