ユニクロだけの魅力!首元の形を変えられる
ユニクロのインナーダウンで面白いのが、首元の深さを変えられるところ。
第1、第2ボタンを外して内側に折り返すと深めのVネックになり、上に着たアウターから見えにくくなるんです。折り込んだ部分は内側のボタンで留められるので、ずれてくる心配もありません。いろいろなアウターに対応できるのは嬉しいポイント!
愛用者からのフィードバックを反映させて、使いやすさや機能性をどんどん進化させているULダウン。先ほどご紹介した首元の深さを変えられる仕様も、なくしやすかった収納ポーチを入れておけるポケットが追加されたのも、ユーザーの声からなのだそう。
毎年アップデートを繰り返すユニクロ。ネックの形まで変形できるようになり、便利さでは頭ひとつ抜き出ています。あとはアウターとしての見た目や暖かさのアップデートを残すのみ!?(2019/11追記 2019年版は表地がよりマットで上品な質感になり、レイヤードしやすいデザインになりました)
価格:4,990円+消費税
色展開:ブラック、ダークグレイ、ブラウン、オリーブ、ネイビー
無印良品のインナーダウン
無印良品のインナーダウン「ノーカラーブルゾン」は、テカリの少ないマットな質感。モンベル、ユニクロと比べて落ち着いた印象があります。
テカリが少ない分、見た目からはアウトドアっぽさがほとんどありません。幅広めなキルティングステッチなので、「ふくらみ」を感じるデザインが特徴的。こちらの写真の製品はメンズですが、女性からも好まれそうな見た目ですね。
「厚さ」は無印良品が一番
750フィルパワーのふくらみが大きい高品質ダウンを使用しており、今回の3社の中でも断トツの厚さ。フィルパワーもユニクロの「640超」よりも上で、モンベルの「800」に迫る暖かさ。
羽織ってみると、ふわふわとした着心地でしっかりダウンの軽やかさと厚さを感じます。体感的に暖かさはユニクロより暖かく、モンベルと同等の満足度。
またスタッフサックは付属しておらず、内ポケットに畳んで入れ込むようにして収納します。ここも無印良品だけの特徴。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、慣れてしまえば問題なし。
価格:5,990円+消費税
色展開:ダークグレー、黒、ダークネイビー(2019年版ではダークブラウンは販売していません)
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インナーダウン、どれにする?
すべてのインナーダウンを着まわしてみると、同じような見た目ですが好みはハッキリ別れてきます。アウターとして使いやすいのがモンベルと無印良品。インナーとしては、襟元のスタイルを変形できるユニクロが非常に便利。暖かさや軽量性、そして収納サイズのコンパクトさなどの総合的なバランスは、アウトドアブランドのモンベルが圧倒的だと感じました。
あとは生地の質感や、カラバリ、価格などの条件を考慮すればきっと自分に合った一着が見つかるはず。お気に入りのインナーダウンを着て、今年の冬も乗り切りましょう!
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