【徹底比較】2024年｜キャンプ向け枕の人気おすすめランキング31選！

アイキャッチ・本文画像撮影：やんちゃまんけんたい

キャンプ向け枕の選び方

キャンプ向け枕はアウトドアブランドだけに限らず、さまざまなブランドが販売しています。

その中から自分に合った製品を見つけるためには、以下のポイントに注目してみましょう。

1.はじめに枕のタイプから選ぼう

キャンプ向け枕のタイプは大きく、「インフレータブルタイプ」「セルフインフレータブルタイプ」「スポンジタイプ」の3つに分けられます。

タイプ	インフレータブルタイプ	セルフインフレータブルタイプ	スポンジタイプ
メリット	●自動で膨らんで手間がかからない ●高さ調整が可能なものもある	●軽量性に優れ、コンパクトに収納できる ●好みに合わせて高さ調整が可能	●フィット感が高く、寝心地に優れている ●膨らませる手間がなく簡単に使える
デメリット	●他タイプよりも重量があり、かさばりやすい	●自分で膨らませるため、手間がかかる	●収納サイズが大きくかさばりやすい

自動膨張で手軽に快眠！インフレータブルタイプ

インフレータブルタイプの枕は、バルブを開けると自動で膨らむのが特徴。ウレタンフォームが空気を含んで膨らんでいくので手間がかからず、程よいクッション性で寝心地にも優れています。

また、自動でMAXまで膨らまないように設計されている製品が多く、自分の好みに合わせて残りの空気を自分で注入することも可能。比較的コンパクトに収納できますが、中にウレタンフォームが入っているため若干のかさばりやすさがあります。

コンパクトに収納したいなら手動膨張のセルフインフレータブルタイプ

セルフインフレータブルタイプの枕はウレタンフォームなどの素材が内蔵されていないため、非常にコンパクトで収納性に優れています。重量も軽く持ち運びやすさに長けているので、キャンプだけでなく、旅行や登山にも最適です。

はじめから自分で空気を注入するという手間はありますが、その反面で自分好みの高さに調整できる魅力もあります。使用するときは生地に穴が空いてしまうと、空気が入らず使えなくなってしまうので注意が必要です。

快適な寝心地が魅力！スポンジタイプ

ウレタンフォームや低反発素材を内蔵し、家庭用枕と変わらない優れた寝心地が魅力のスポンジタイプ。より快適な寝心地を求める方におすすめで、キャンプでもぐっすりと眠れるでしょう。

膨らませる必要がなく、使用したいときにすぐ使えるのも大きなポイント。しかし他のタイプに比べて収納サイズが大きくなりがちで、コンパクトさに欠けるため車で移動するなど積載に余裕があるキャンパーにおすすめです。

キャンプ向け枕の人気おすすめランキング

• インフレータブル（自動膨張）タイプ
• セルフインフレータブルタイプ
• スポンジタイプ

2.寝心地重視なら肌触りやフィット感をチェック

寝るときに使う以上、気になるのはやはり寝心地がいいかどうか。寝ているときに蒸れたり、動くたびに生地が擦れる音がすると気になってしまいます。

キャンプ向け枕を選ぶときは生地の通気性が高いかや、寝返りがしやすく動いたときに音が気にならないかなどをチェックしておきましょう。

また、頭のフィット感も寝心地に関わる重要な要素なので、枕中央にくぼみがあるものやウレタンフォームなどが内蔵されているかも気をつけたいポイント。

ネットやオンラインショップで購入する場合はわかりにくい点も多いため、実際に触れて耳の圧迫感のなさなどを確かめるのがおすすめです。

キャンプ向け枕の人気おすすめランキング

• インフレータブル（自動膨張）タイプ
• セルフインフレータブルタイプ
• スポンジタイプ

3.よく持ち運ぶなら収納性のあるアイテムがおすすめ

キャンプだけでなく、登山や旅行など持ち運ぶことが多い場合は、より軽量でコンパクトに持ち運べるものをチェックしてみましょう。

中でも他のタイプに比べて軽量なセルフインフレータブルタイプやスタッフサックタイプがおすすめで、40〜200gほどとかなり軽く持ち運びもしやすくなっています。

インフレータブルタイプやスポンジタイプは寝心地の良さに長けていますが、200〜600gとやや重め。収納スペースやバッグなどの重さに余裕があるなら寝心地が良いものを選ぶのもポイント。

注目すべきは収納カバーがついているかどうか。カバーが付属していると、本体の収納サイズをより小さくすることができるので、併せてチェックしておくのもおすすめです。

キャンプ向け枕の人気おすすめランキング

• インフレータブル（自動膨張）タイプ
• セルフインフレータブルタイプ
• スポンジタイプ

4.準備と片付けが簡単だと設営、撤収がスムーズ

設営・撤収がスムーズだと早くキャンプを楽しめたり、キャンプ後も負担が少なく済むので準備と片付けのしやすさは重要なポイント。

空気を出し入れする手間のないスポンジタイプやスタッフサックタイプは、準備・片付けともに簡単にできるのでペース良く設営・撤収が進められます。

インフレータブルタイプも準備はバルブを開けるだけで空気が入りますが、片付けるときは手動で空気を出す工程が必要。

より手間をかけず収納スペースも小さくしたいという方はスタッフサックタイプ、準備・片付けの手間を省きつつ寝心地の良さも欲しい方にはスポンジタイプがおすすめです。

キャンプ向け枕の人気おすすめランキング

• インフレータブル（自動膨張）タイプ
• セルフインフレータブルタイプ
• スポンジタイプ

5.素材は耐久性のあるPVC加工がおすすめ

キャンプや登山など、ハードな環境で使用する場合が多い方や長く使いたいという方は素材にも注目してみましょう。

タイプによって耐久性を上げるための工夫に違いがあるので、キャンプ向け枕を選ぶときは以下の表を参考にしてみてください。

タイプ	インフレータブルタイプ・ セルフインフレータブルタイプ	スポンジタイプ	スタッフサックタイプ
注目ポイント	PVC加工	カバー付き・洗濯可能	ナイロン素材
魅力	生地の強度と防水性を高め、生地の破れを防ぐ。汚れにも強い。	アウトドアでは一般の枕よりも汚れやすいため、洗濯できるものはより長持ちする。	強度が高く摩耗性に優れている。汚れも落としやすく、清潔に保てる。

空気を注入するセルフインフレータブルタイプは穴が空くと使用できなくなってしまうので、特にPVC加工の有無は注目しておきたいポイント。

スタッフサックタイプではナイロンの中でも優れた性能を持つ、コーデュラナイロンを使用した製品だとより長持ちしますよ。

キャンプ向け枕の人気おすすめランキング

• インフレータブル（自動膨張）タイプ
• セルフインフレータブルタイプ
• スポンジタイプ

6.追加機能をチェックしよう

キャンプ枕は製品によって、より使いやすさを高めてくれる機能を備えているものもあります。

シンプルに寝心地を高めてくれるノンスリップ加工や長く使えるような耐久性のある素材を使用したものなど、製品によって機能や特徴はさまざまです。

使用シーンや求める性能はどのようなものなのか、以下の表をチェックして選ぶときの参考にしてみましょう。

おすすめの機能	メリット
マットカバー付属	●収納サイズをより小さくし、持ち運びやすくなる ●携帯時も枕を清潔に保てる
素材の耐久性	●劣化を抑え、長く枕を使用することができる ●凹凸のある地面で使用しても穴が空きにくく、破損しにくい
本体・カバー共に洗濯可能	●気軽に洗濯できることで清潔さを保てる ●夏場に汗をかいても、洗うことで汗臭苦なりにくい
防水・撥水加工	●急な悪天候で濡れても、拭き取ればすぐに使用できる ●汗や土ぼこりなども落としやすく清潔さを保てる
裏面ノンスリップ加工	●寝返りを打ってもずれにくい ●凹凸の多い地面でも安定して寝やすい

キャンプ向け枕の人気おすすめランキング31選

ここでは、キャンプ向けの枕をタイプ別に検証し、ランキングを作成しました。

ランキングは筆者の主観に基づく総合評価の結果順ですが、どのような商品がおすすめなのかは用途や目的によっても異なるので、あくまで参考としてチェックしてみてください。

タイプ別にアイテムをチェックしたい方は、以下のリンクから移動できます。

インフレータブル（自動膨張）タイプ

2015年に中国で誕生し、コスパに優れたメーカーとして知られるSoomloom。枕の肌触りと弾力性が評判のエアーまくらを紹介します。

肌触り、フィット感が良く寝心地の評価は高めでした。表面素材は30Dで弾力性のある生地、充填物には高反発スポンジを採用することで、首の形にフィットしやすくなっています。

展開サイズが60cmでありながら、収納サイズは22cmと約3分の1程度まで小さくすることが可能。また、膨らむスピードが早いため、準備にかかる時間は30秒程度とインフレータブルタイプの中では最速でした。

撥水素材であるため、水をこぼしたとしても問題なし。

2017年に大阪で設立された、コットやマットのアイテムでも名をあげているWAQ。ウェーブ形状で首元からリラックスできるRELAXING PILLOWを紹介します。

寝心地は全体的に平均点以上で、特にフィット感が高評価でした。サイズは展開時47cmと少し大きめであるため、寝返りも打ちやすいのも高評価の要因の1つです。

準備はカバーを付ける時間も含めて1分強でした。特にインフレータブルの膨らむスピードは、他のアイテムより早めでした。

ものづくりの街・新潟県燕三条地域で大工道具づくりから生まれたアウトドアブランドの「KAKURI」。同メーカーのインフレーターピローはキャンプをはじめ、車中泊、スポーツ観戦などあらゆるシーンに活躍するアイテムです。

寝心地としては頭のフィット感を感じにくいものの、寝返りのしやすさ・耳の圧迫感などは問題ない評価点を獲得しています。

サイズと重量も平均的で収納ケースも付属しているため、持ち運びも可能です。
インフレータブルの膨らむスピードがやや遅く準備に3分かかるため、呼吸で膨らまして時間を短縮する使い方がおすすめです。一方、片付けは1分もかからないため、素早く撤収することができます。

枕の表は毛羽立っていて肌触りが良く、裏面も滑りづらい素材になっているので、就寝中の枕のズレが発生しにくいです。

寝袋・シュラフの専門メーカーのイスカより、アウトドア向けの機能性に富んだノンスリップピローを紹介します。

寝心地はどの項目も平均以上ですが、素材に硬さを感じる場合があります。サイズも他のアイテムと近い平均程度です。

裏面にノンスリップ加工が施されており、就寝時の枕はズレにくいです。また、防水・撥水であるため、水をこぼしても弾いて染みつきにくい素材。

2010年に中国で設立されたNaturehike（ネイチャーハイク）から、携帯性と通気性に評判のある自動インフレーターピローを紹介します。

寝心地としては、どの評価ポイントでも平均以上のスコアを獲得しています。

サイズは他のアイテムと同じくらいですが、膨らましたときの状態が少し分厚めで空気を抜くのに時間がかかり、片付けるのに1分弱かかりました。

機能性としては、頭を乗せる表面のみ撥水素材のため、飲み物をこぼしたり寝汗で濡れることを防ぐことができます。

1901年米国カンザス州で創業したアウトドア総合用品ブランドであるコールマンのコンパクトインフレーターピローⅡ。キャンプ向けの枕としては、定番アイテムの1つです。

やわらかさやフィット感などの寝心地については、どの評価ポイントでも安定したスコアを獲得していました。特に枕の真ん中にくぼみがあるため、頭を安定させることができます。
サイズは一般的なキャンプ用の枕と同じくらいで、収納ケースも付属しています。

インフレータブルのため自動で空気が入るものの、急いで準備したい方は呼吸でサポートをして使用してみるものおすすめ。

7位

Can Do エアーピロー

総合評価

★★★★★★★★★★ 3.06

• 寝心地（40％） ★3.5
• 持ち運びやすさ（30％） ★3
• 準備と片付けの簡単さ（20％） ★2.8
• 機能性（10％） ★2

タイプ	インフレータブル（自動膨張）タイプ
枕の内部素材	ポリウレタンフォーム
枕の表面素材	ポリエステル
使用サイズ（縦×横×高さ）	46×27×7cm
収納サイズ（縦×横）	42×23cm
重量（g）	-
収納ケース	○
ノンスリップ加工	○
マットカバー	×
高さ調整可能	○
PVC加工	×
洗濯可能	×
防水・撥水素材	×

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• 公式販売ページ

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タイプ	インフレータブル（自動膨張）タイプ
枕の内部素材	ポリウレタンフォーム
枕の表面素材	ポリエステル
使用サイズ（縦×横×高さ）	46×27×7cm
収納サイズ（縦×横）	42×23cm
重量（g）	-
収納ケース	○
ノンスリップ加工	○
マットカバー	×
高さ調整可能	○
PVC加工	×
洗濯可能	×
防水・撥水素材	×

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機能としては他アイテムに遜色ない100円のハイコスパアイテム

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100円ショップとしても知られるCan Do（キャンドゥ）より、アウトドアブランドと比べても機能性で引けをとらないエアーピローの紹介です。

収納サイズは42cmと若干大きめですが、収納できるバンドが一体型で付属しているため、紛失防止にも役立ちます。

また、裏面にノンスリップ加工も施されているため、就寝時の枕のズレの心配もなし。

日本の企業である株式会社カワセのブランドであるバンドックは、初心者にも優しい使いやすいアイテムを数多くラインナップ。ここでは、手動膨張で高さも調整できるポータブルピローを紹介します。

展開サイズは40cmでコンパクトながら、首をうまく支える設計のため、寝心地の良さは全て平均以上のスコアでした。

バルブは、インフレータブルタイプによくある、回すことで空気を吸引するタイプ。空気が足りない場合は、呼吸でサポートをすることも可能です。

機能性だけでなく、見た目のスタイリッシュさのあるアイテムを揃えたフィールドア（FIELDOOR）より、バルブを使った空気調整に定評のあるインフレータブルピローを紹介します。

素材は若干硬めではありますが、フィット感・寝返りのしやすさなど寝心地はおおむね平均以上でした。

展開時のサイズは44cm、収納時のサイズは25cmとインフレータブルタイプの中では、収納サイズが小さめでコンパクトに持ち運びが可能です。

バルブの空気の出入りがよく、準備は他のアイテムよりも早い2分未満で完了できました。

アウトドアブランドとしてお馴染みのDODより、カバー付きで大判サイズのキャンプ用枕を紹介します。

バルブは吸気・開放・排気モードの3つがあり、空気を入れやすいものの、カバーがある分他のアイテムと比べると準備時間は3分ほどかかりました。また、バルブの使用方法に慣れが必要なため、説明書などを読んでから準備をするのがおすすめ。

付属品としてカバーがあるのは、他のアイテムでも少なかったため高評価ポイントの1つになりました。また、枕カバーは洗濯機で丸洗いも可能なため、清潔に使用することができます。

数多くのアウトドア製品をラインナップしているキャプテンスタッグより、自分で好みの高さに調整できるインフレーティングピローを紹介します。

素材にやわらかさは感じられず、ツルツルとした触り心地で好みは分かれるかもしれません。ただ、耳の圧迫感や呼吸のしやすさは問題なく使用することができます。

展開サイズが50cm、収納サイズは30cmで、他のアイテムと近い平均的でした。

収納ケースはゆとりのあるサイズ感で、片付けには1分程度しか時間がかかりませんでした。

1901年米国カンザス州で創業したアウトドア総合用品ブランドであるコールマンのセルフインフレート まくら。アイテム名はセルフインフレートですが、自動で空気注入可能なモデルです。

付属として収納ケースが付いており、持ち運びは簡単です。ただ、収納ケースと本体の大きさが近いため、収納に苦労する可能性もあるでしょう。

▼ロゴスのアイテムについて詳しくはこちら！

使ったことがない！？ロゴスの本気で使える小物ギアを知らないでどうする【全部2,000円以下】

2023/06/23toto7

セルフインフレータブルタイプ

アメリカ・シアトル生まれのサーマレストは、耐久性と快適さを追求したマットレスやブランケットなどのアウトドア用睡眠グッズを取り扱うブランドです。ここでは、肌触りのよい起毛素材のカバーが付属したエアヘッドピローを紹介します。

フィット感の評価は伸び悩みましたが、寝返りのしやすさや呼吸のしやすさは3点を獲得しました。フィット感については、枕が張りやすいため、空気を調整して使用するのをおすすめします。
収納時は11cmまで小さくできるため、持ち運びが簡単。

表面素材は水をしっかり弾くため、水分による汚れも付きにくいです。

フィールドアから、登山やツーリングキャンプでも使える枕を紹介します。

枕の内部には軽量でクッション性のあるポリエステル綿が配置されていることもあり、耳の圧迫感や呼吸のしやすさで3点を獲得しました。

準備と片付けには、合計1分程度しかかからないため、素早く設置と撤収が可能です。また、片面のみ撥水素材で、水による汚れや浸水の心配もありません。

オーストラリア西部の都市パースで誕生したシートゥサミットは、スリーピングマットやハンモック、カトラリー、テントなど多彩なラインナップを展開しています。ここでは、軽量コンパクトなエアロプレミアムピローを紹介。

内側が湾曲しているため頭の収まりが良く、耳の圧迫感のなさ・呼吸のしやすさで評価を獲得しました。

準備と片付けについては、それぞれ30秒、1分弱と平均よりも短い時間で終えることができました。特に、本体の形状が丸みを帯びているため、空気を入れやすいことが要因の1つといえます。

また、本体はバルブを閉じて洗濯機で洗うことも可能なため、清潔に使用することができます。

2002年にアメリカで発祥したニーモは、洗練されたデザインと快適性を兼ね備えたアイテムを数多く揃えています。ここでは、軽量・コンパクトに優れたフィロットエリートを紹介。

素材は若干硬めでフィット感もそこそこでありながら、耳の圧迫感、呼吸のしやすさは問題なく高評価でした。

付属している枕カバーは収納ケースも内蔵しており、持ち運びが便利です。撥水性はないものの、カバーは洗濯可能なため、清潔に使用できます。

1989年創業のオーストリアDesign Salt社のCOCOON（コクーン）は、トラベルシーツやスリーピングバッグライナーを世に送り出し、世界中の登山家、冒険家が信頼を寄せるブランドです。ここでは、100g程度と軽量のエアーコアフードピローウルトラライトを紹介します。

表面と裏面で素材感が異なり、画像の水色部分はサラッとした素材で、裏面は肌触りの良い感触でした。収納時のサイズは12cmで重さも108gと軽量で持ち運びも簡単です。

本体の形状が角ばっておらず空気を入れやすい上にバルブも使いやすいため、準備時間は30秒程度と素早く行うことができます。

2016年に創立したHikenture（ハイケンチャー）は、キャンプ・アウトドア用品を開発・生産・販売しています。ここでは、キャンプはもちろんバックパックなどにもおすすめのトラベルピローを紹介。

耳の圧迫感や呼吸のしやすさには問題はないものの、素材がやわらかすぎるとの評価を受けてフィット感などのスコアは伸びませんでした。

サイズと重量は43cm、121gとセルフインフレータブルタイプの中では平均的でした。

機能性としては、洗濯可能なマットカバーが付属しており、バルブはボタン式で操作しやすいという評価でした。

1983年にスイスで創業された「EXPED（エクスペド）」は、シンプルながらも必要な機能を備えた実用的なギアアイテムを展開しています。ここでは、持ち運びのしやすいウルトラピローを紹介。

本体にくぼみがあるため、フィット感はそこそこでした。ただ、空気を膨らませすぎると頭が沈みにくくなるため、空気の調整を行うのがおすすめ。

枕の形が四角くなく空気が入りやすいため、準備と片付けは合計で1分30秒程度しかかからず、簡単に行うことが可能です。

また、表面素材はしっかり水を弾く撥水加工が施されているため、雨などによる濡れを気にする心配はありません。

兵庫県稲美町で生まれたDANISH BLUEより、軽量コンパクトで寝心地の良いエアーピローを紹介します。

やわらかさや呼吸のしやすさなどの寝心地についての評価は平均点以上を獲得しました。サイズや重量については、他のアイテムと同じくらいです。

準備と片付けについては、合計1分30秒ほどの短時間で設置と撤収が可能。また、付属しているマットカバーは洗濯可能で、キャンプのたびに清潔に使用することができます。

1983年にスイスで創業された「EXPED（エクスペド）」は、シンプルながらも必要な機能を備えた実用的なギアアイテムを展開しています。ここでは、やわらかいダウン入りのダウンピローを紹介。

使用サイズは43cm、収納サイズは12cmと問題なく使用することのできる大きさ。空気も入れやすいことから準備には30秒程度、片付けには1分と少しでどちらも簡単に済ませることができます。

撥水機能付きのマットカバーも付属しており、水をこぼしたときの浸水の心配もありません。

アメリカ オレゴン州に拠点を置くアウトドアメーカーのGear Doctorsは、高品質で環境に優しい素材のアイテムを提供しています。ここでは、ノンスリップ加工が特徴のインフレータブルキャンプ枕を紹介。

寝心地の評価は平均より若干低いスコアではあるものの、中央部分にくぼみがあるため、フィット感・呼吸のしやすさで高評価を獲得しました。

バルブは、膨張・調整・密閉・空気を抜くの4つの機能を使用することができるため、準備と片付けをサポートしてくれます。

また、収納時に使用できる固定バンドも付属しているため、片付けも簡単に行うことが可能。

お馴染みのロゴスより、二重構造バルブのソフトエアクッションまくら・レクタを紹介します。

寝心地としては、枕周りの素材が気になったものの、呼吸のしやすさや耳の圧迫感を感じることはなく、平均ほどの3.3点を獲得。

本体のバルブは、吹き込んだ空気が出てこない逆止弁構造や空気排出もしやすい二重構造になっています。

機能性としても撥水加工を施しているため、雨などによる浸水はしにくいです。

メイプルリーフのロゴが特徴のロゴスから、クッションにもできるスカイマルチクッションを紹介します。

収納ケースは付属していないものの、収納時のサイズは19.5cmで110gと平均より小さめなので、持ち運びは可能です。

バルブ部分は枕以外の製品にも使用されているベーシックなタイプですが、空気を抜くと薄くなるので、荷物が嵩張りにくいです。

スポンジタイプ

2021年6月に岡山県を拠点に立ち上がったナイスリーから、やわらかい肌触りのモイスチャースウェード生地のキャンプ用まくらコンパクトキャンピングピローを紹介します。

枕の内部にはウレタンフォームが内蔵されているため、空気を入れなくても一定の寝心地を感じることができます。もちろん空気を入れることもでき、好みの高さに調整することも可能。

展開サイズは44cmで収納サイズは20cmと、スポンジタイプの中では平均的な大きさでした。

枕カバーが付属しているため、収納と片付けには2分強かかります。

1960年代アメリカのアウトドアブームで誕生したブランドの一つ「Oregonian Outfitters」のキャンプギアラインである「Oregonian Camper」。ここでは、内部が4室に分かれているキャンプまくら STANDARDを紹介します。

4室のうち中央が硬めで両サイドがやわらかめのため、心地よく頭が安定して寝返りもしやすいです。

収納ケースがない分、設置と撤収にかかった時間は0分なのはうれしいポイントです。付属している枕カバーと本体は洗濯可能なため、いつでも清潔に使用することができます。

2015年にイタリア・ミラノで誕生したバナーレから、キャンプや旅先でも使用できるオムニピローを紹介します。

ネックピロー・ダブルピロー・ピロー3in1のうちフラットなピローで試したため、高さは物足りなかったものの、状況によって変形することができるため調整しやすいです。

使用サイズは52cmと大きめでありながら、収納サイズは14cmまで小さくでき、収納ケースも内蔵されているため、持ち運びが便利です。ただ、収納方法にコツが必要なので慣れておく必要があります。

収納袋は水を弾く素材でもあるため、水による浸水を防ぐこともできます。

2019年に設立されたモザンビークは、クリエイティブ面からのアプローチでプロダクトを生産しています。ここでは、ウレタン素材を内蔵したトラベルピローを紹介。

かなりやわらかく沈みやすいものの、フィット感や寝返りのしやすさでは問題なく評価を獲得しています。

使用サイズは平均的で収納サイズは34cmと大きめではありますが、収納袋が本体に内蔵しているため、準備と片付けの手間はかかりにくいです。

NASAの認定を受けた唯一のマットレス＆ピローブランドであるテンピュールから、出先でも心地よい枕を使用できるトラベルピローを紹介します。

寝心地は全体的に評価が高く、特にフィット感で4点と平均点以上のスコアを獲得しました。スポンジタイプでもあるため、展開サイズは31cm、収納サイズは28cmと、サイズは大きく変わりませんでした。ただ、収納袋が付属しているため、持ち運びは問題なく行えます。

機能性としては、付属のカバーが洗濯可能であることから清潔に使用することができます。

アメリカで誕生したTherm-a-Rest（サーマレスト）は、マットレスやブランケットなどを提供するアウトドアメーカーです。ここでは、マットレス製造に出るフォームの切れ端を使用した環境にやさしいコンプレッシブルピローを紹介。

収納時に留めるためのパーツが頭に接触して気になるものの、呼吸のしやすさなどでは問題ありませんでした。

表面は撥水素材のため、水による汚れや浸水の心配はなく清潔に使用できます。

愛之舟LOVEBOATより、自宅・オフィス・旅行やアウトドアで使える携帯枕を紹介します。

本体サイズは40cmで収納サイズは21cm、重量は450gと少し大きめですが、収納ケースが付属しているため、持ち運びは簡単にできます。

機能性としてはマットカバーは滑りにくく、水を弾く撥水素材でもあるため、アウトドアシーンでも問題なく使用することができます。

また、付属のマットカバーは洗濯可能で清潔に使用可能。

人気キャンプ向け枕の全31製品を徹底比較！

キャンプ向けの枕31アイテムを4つの項目に分けて検証しました。

検証ポイント①寝心地

キャンプ向けとはいえ、枕に最も求めるポイントは寝心地ですよね。そこで実際に使用して寝心地の良さや寝返りのしやすさ、耳に圧迫感はないかや呼吸のしやすさまで徹底的に検証しました。

検証ポイント②持ち運びやすさ

アウトドアで使用するには持ち運びやすさも重要な要素。収納時と展開時のサイズをチェックして、持ち運びやすさを評価。収納ケースの有無も合わせてチェックし、総合的に評価しました。

検証ポイント③準備と片付けの簡単さ

忙しいキャンプの設営・撤収では、準備と片付けが簡単かどうかで大きく労力が変わります。そこで準備段階では空気が注入しやすいか、空気を注入せずとも準備が完了するかを検証。片付けでは空気の抜けやすさや、折りたたみやすさを検証して評価しました。

検証ポイント④機能性

上記の他に寝心地や、使い勝手の良さを高める機能を持った製品も多く販売されています。今回は「枕カバーの有無」「枕がズレにくいか」「洗濯可能か」「耐久性のある素材か」「防水・撥水性があるか」に焦点を当てて評価しました。

キャンプ向け枕の使い方とお手入れ方法

出典：THERMAREST

気になるキャンプ向け枕を見つけたら、今のうちから使い方やお手入れ方法も併せてチェック！　

事前に押さえておけば、いざというときもスムーズに使えて準備の時短にもつながります。お手入れも決して難しくないので、購入前に確認しておきましょう。

使い方

出典：plywood

まずは事前に知っておくと本番で助かる、キャンプ向け枕の使い方を解説。製品によって使い方は多少異なりますが、ベーシックな製品を選択して紹介するのでぜひ参考にしてください。

インフレータブル（自動膨張）タイプの設置方法

栓を開けると自動で空気を注入してくれる、インフレータブルタイプの使い方をご紹介。今回は最後に一手間加えるだけで、高さ調整が可能なコールマンのインフレータブルピローⅡをチョイスしました。

まずは収納カバーから枕を取り出しましょう。インフレータブルタイプは自動で空気が注入されるため、取り出したあとに広げる必要はありません。

バルブの栓を開けると内蔵されたウレタンフォームに空気が入り、次第に枕全体が膨らんでいきます。

ある程度膨らんだら、寝転んで寝心地を確かめながら空気を口から送り込んで高さを調整し、バルブを閉めたら完成です。

インフレータブル（自動膨張）タイプの収納方法

収納時は再びバルブの栓を開け、枕を手で押しながら空気を抜いていきます。空気が抜けなくなってきたらロール状に丸めて、最後まで空気を抜けるよう圧縮するのがポイント。

空気が全て抜けたら収納カバーに入れ、ドローコードで留めたら完成です。

セルフインフレータブル（手動膨張）タイプの設置方法

続いてはセルフインフレータブルタイプの使い方。このタイプは冒頭でも触れたように自分で空気を送り込んで膨らませていきます。

まずは収納カバーから枕を取り出しましょう。前回収納時にしっかりと折り畳んでおくと、展開もスムーズです。

バルブの栓を開け、膨らむまで口から空気を入れていきましょう。度々寝転がって、寝心地を調整しながら再度空気を入れていくと、自分好みの高さに調節できます。

理想の高さに調整したら裏返して、完成！

セルフインフレータブル（手動膨張）タイプの収納方法

収納するときはバルブの栓を開け、枕を押して空気を抜いていきます。

次回使用時に展開しやすいよう、ある程度たたんで収納カバーへと入れていきましょう。コンパクトな収納カバーでは、多少強引に入れても問題ありません。

しっかりとドローコードを締めて完成です。非常に小さくなるのはセルフインフレータブルタイプの大きな魅力ですね。

スポンジタイプの設置方法

収納サイズは大きいものの、準備も片付けも簡単なスポンジタイプの使い方もご紹介。はじめてキャンプ枕を使用する方でも簡単に使えるので、ポイントだけでも押さえておきましょう。

まずはドローコードを外して、枕全体を広げていきます。

上画像の状態になったら、シワを整えて完成！　たった一手間で使える手軽さはかなり魅力的です。

スポンジタイプの収納方法

収納する時は広げた時と同様、収納ポケットの反対側から折りたたんでポケットへと入れていきます。

ドローコードを閉めて固定すれば完成です。このときにしっかりとドローコードを閉めることで、なんらかの衝撃で枕が広がってしまうことを防ぐことができるのでやや強めに締めておきましょう。

お手入れ方法

出典：PIXTA

キャンプ向け枕はアウトドアで使用する以上、汗だけでなく土埃によって汚れてしまう場合も。定期的なメンテナンスでしっかりと汚れを落とし、清潔に使用しましょう。

インフレータブルタイプ・セルフインフレータブルタイプ

スポンジタイプ

一般的な枕ほど大きくはないので、お手入れは比較的簡単です。次回使うときのためにこまめに洗っておくと、キャンプの夜も快適に眠れますよ。

キャンプ向け枕の代用品や一緒に使いたいアイテム

出典：PIXTA

今回の検証には登場しませんでしたが、中にタオルや衣類などのやわらかいものを入れて使用する、スタッフサックタイプの枕もおすすめです。多くの魅力的な製品が販売されていますが、そのなかでもおすすめをピックアップしてご紹介！

サーマレスト　 スタッフサック ピロー

この商品を見る

タイプ	スタッフサックタイプ
枕の表面素材	起毛ポリエステル
使用サイズ（縦×横×高さ）	19×43cm
重量（g）	64g
ノンスリップ加工	×
高さ調整可能	○
PVC加工	×
洗濯可能	×
防水・撥水素材	○

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タイプ	スタッフサックタイプ
枕の表面素材	起毛ポリエステル
使用サイズ（縦×横×高さ）	19×43cm
重量（g）	64g
ノンスリップ加工	×
高さ調整可能	○
PVC加工	×
洗濯可能	×
防水・撥水素材	○

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おすすめポイント

●表地に高強度なコーデュラナイロンを採用し、携帯時に衝撃を加えても劣化しにくい
●通気性に優れたマイクロフリースで蒸れにくく、汗をかきやすい夏場に最適
●ハードな環境でのキャンプや登山などにおすすめ

サーマレスト　 トレッカーピローケース

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タイプ	スタッフサックタイプ
枕の表面素材	起毛ポリエステル
使用サイズ（縦×横×高さ）	36×43cm
重量（g）	65g
ノンスリップ加工	×
高さ調整可能	○
PVC加工	×
洗濯可能	×
防水・撥水素材	○

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タイプ	スタッフサックタイプ
枕の表面素材	起毛ポリエステル
使用サイズ（縦×横×高さ）	36×43cm
重量（g）	65g
ノンスリップ加工	×
高さ調整可能	○
PVC加工	×
洗濯可能	×
防水・撥水素材	○

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おすすめポイント

●起毛ポリエステルを採用した、肌触りのいい生地感が魅力
●丸く細長い形状のスタッフサックタイプが多い中で、枕として使用しやすい四角形状を採用
●シャツのポケットに収まるほどのコンパクト収納を実現させ、ツーリングなどの荷物が限られるシーンにおすすめ

グラナイトギア ドリームサックピロー

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タイプ	スタッフサックタイプ
枕の表面素材	30Dシルナイロンコーデュラ
使用サイズ（縦×横×高さ）	37×18×9cm
重量（g）	57g
ノンスリップ加工	×
高さ調整可能	○
PVC加工	×
洗濯可能	×
防水・撥水素材	○

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タイプ	スタッフサックタイプ
枕の表面素材	30Dシルナイロンコーデュラ
使用サイズ（縦×横×高さ）	37×18×9cm
重量（g）	57g
ノンスリップ加工	×
高さ調整可能	○
PVC加工	×
洗濯可能	×
防水・撥水素材	○

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おすすめポイント

●軽量なシルナイロンを生地に使用し、寝返りをうっても音が鳴りにくい
●リバーシブル仕様で、使用する際は裏面を使用できるなど衛生面の配慮もポイント
●ソフトなフリース生地も部分的に取り入れ、持ち運びやすさと寝心地良さの両立を求める人におすすめ

枕カバー

出典：PIXTA

洗濯ができないキャンプ向け枕と併せて使いたいのが、自宅でも必須の枕カバー。

寝ているときは思っている以上に寝汗をかいています。より清潔に快適に睡眠するために枕カバーもチェックしておくのがおすすめです。

イスカ　 ノンスリップピローカバー 209222

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使用サイズ	30×40cm
重量(g)	20g
素材	コットン

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使用サイズ	30×40cm
重量(g)	20g
素材	コットン

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おすすめポイント

●ストレッチゴムを採用して、手軽に脱着が可能
●背面部を覆わない設計になっており、ノンスリップ加工の機能性を活かせる
●バルブを出す穴も設けられ、脱着のしやすさと使いやすさを両立したい方におすすめ

Naturehike 枕カバー

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使用サイズ	51×36cm
重量(g)	13g
素材	コットン

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使用サイズ	51×36cm
重量(g)	13g
素材	コットン

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おすすめポイント

●吸汗・速乾性に優れており、暑い季節でも蒸れを感じにくい
●肌触りの良いコットン素材で寝心地も◎
●抗菌加工も施されており、より清潔に使いたい方におすすめ

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