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シェラカップ

ユニフレームのシェラカップ使用レビュー!サイズ・素材ごとの違いは?

ユニフレームのシェラカップ大特集! チタン・ステンレスと材質が選べてサイズも豊富なユニフレームのシェラカップ。定番人気の420と大容量の900に、ポップでかわいいカラーシェラをレビュー! 材質ごとの選び方やサイズ感の違いなど詳しくレポートします。

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目次

アイキャッチ・記事中画像撮影:筆者

シェラカップ、品質にこだわって選んでますか?

キャンプテーブルの上に置かれたシェラカップ

出典:PIXTA

ユニフレームといえば焚き火台やバーナーを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、じつは隠れた名品がシェラカップ! 高品質なうえ種類も豊富で、幅広いキャンパーのニーズを満たしてくれる人気アイテムなんです。

ユニフレームのシェラカップ、種類まとめ

製品名燕三条シェラカップUFシェラカップ300UFシェラカップ420UFシェラカップ900UFシェラカップ300チタンUFシェラカップ420チタンカラシェラ300カラシェラ900
燕三条シェラカップ300UFシェラカップ300UFシェラカップ420UFシェラカップ900UFシェラカップ300チタンUFシェラカップ420チタンカラシェラカップ300カラシェラカップ900
サイズ
    • 約Φ11.9×17.5×4.1(高さ)cm
  • 約Φ11.9×17.5×4.1(高さ)cm
  • 約Φ12.9×19×5(高さ)cm
  • 約Φ18.5×25.7×5(高さ)cm
  • 約Φ11.9×17.5×4.1(高さ)cm
    • 約Φ12.9×19×5(高さ)cm
  • 約Φ12×17.5×4.2(高さ)cm
  • 約Φ18.5×26×5(高さ)cm
重量
      • 約90g
  • 約90g
  • 約90g
  • 約210g
  • 約55g
  • 約65g
  • 約58g
  • 約100g
満水容量
    • 約300mℓ
  • 約300mℓ
  • 約420mℓ
  • 約900mℓ
  • 約300mℓ
  • 約420mℓ
  • 約300mℓ
  • 約900mℓ
材質
    • ステンレス鋼
  • ステンレス鋼
  • ステンレス鋼
  • ステンレス鋼
  • 本体:チタニウム
    ハンドル:ステンレス鋼
  • 本体:チタニウム
    ハンドル:ステンレス鋼
  • 本体:PBT樹脂
    ハンドル:ステンレス鋼

 

  • 本体:PP(ポリプロピレン)
    ハンドル:ステンレス鋼
直火
価格1.100円1.100円1.200円1.700円1.700円1.900円770円900円
※右にスライドできます
ユニフレームのシェラカップはココがスゴイ!

✓ステンレス製とチタン製から選べる

✓他メーカーに比べてハンドル幅が比較的広めで、持ちやすい
✓小~大までサイズバリエーションが豊富!
✓珍しいカラフルなものも

ユニフレームと他社シエラカップのハンドル比較どのメーカーも一見変わらないように見えるシェラカップですが、比較すると細部に違いが。ユニフレームの場合、ハンドルが比較的幅広にデザインされているため持ちやすいんです。

ハンドルの幅が広くて持ちやすいユニフレームのシェラカップハンドルも、ご覧のとおり中指の関節にピタッとフィット。大きめのシェラカップにたっぷり入った状態でもしっかり握れるので、安定感があります。

いまや100均でも買えるシェラカップですが、やはり長く使う上で細かなつくりと品質は重要! というわけで今回は、ユニフレームのシェラカップを徹底レビュー。定番の420と、オリジナリティ溢れる大容量の900mlを実際に使ってみて、素材やサイズごとの使い勝手やおすすめの使い方をご紹介します!

420のチタンとステンレスを使ってみた

炊飯に便利! 1合/1.5合のメモリ付き

ユニフレーム UFシェラカップ420目盛りユニフレームのシェラカップで便利なポイントの一つが、1合と1.5合の目盛り。ご飯を炊くとき計量カップとして便利なのはもちろん、このシェラカップ自体で炊飯もできちゃいます。

ただお米1合に必要な水量200mlを入れるとカップはほぼ満水になるので、このサイズなら0.5合がちょうど良さそうです。

重さの違いは?

ユンフレーム UFシェラカップ420 チタンとステンレス比較公式サイトではチタンは約65gでステンレスは約90gですが実際計量してみると更に軽く、チタンはステンレスの3分の2ほどの重さ。数値で見ると微量に感じますが、実際に持ち比べるとチタンがより軽いことが実感できます。

ステンレスとチタン、具体的な違いは?

ステンレス
✓チタンより温まりやすいが、冷めやすい
✓チタンよりも熱による変形に強い
✓チタンよりリーズナブル
チタン
✓ステンレスより温まりにくいが、冷めにくい
✓ステンレスより錆に強く軽量
✓ステンレスより熱伝導率が低いので飲み口が熱くなりにくい

それぞれまさに一長一短なメリットとデメリットがありますが、これをなるべく具体的にイメージできるようステンレスとチタン両方を使ってコーンスープを温めてみました。

ユニフレーム UFシェラカップ420ステンレス コーンスープが入ったステンレスシェラカップまずはステンレス。カップの底でフツフツし始めるのも数秒、全体に沸騰するまでおよそ1分という速さ! ただチタンと比べると熱しやすい分冷めやすくもあるのがステンレスの特徴で、調理後チタンよりもカップが早く冷たくなりました。

ただ熱による変形はまったくなくステンレスならではの頑丈さが感じられたのと、チタンよりリーズナブルなので、複数買いもしやすい点はかなり魅力的です。

ユニフレーム UFシェラカップ420チタン コーンスープが入ったチタンシェラカップチタンシェラカップでも同じ条件でチャレンジ。20秒ほどでフツフツし、完全に沸騰するまでには1分30秒ほどかかりました。やはりステンレスより温めるのに時間はかかりましたが、反面一旦熱くなると冷めにくいという長所でステンレスより冷めるのは遅く感じました。ただお高いのはこちらですね。

リーズナブルで長時間の過熱調理に適したステンレスと、錆に強く野外食器としても優秀なチタン。どちらを選ぶかは使用目的と値段の折り合いをつけつつ……といったところでしょうか。

ユニフレーム UFシェラカップ420 ステンレス

●サイズ:約 φ12.9×19×5(高さ)cm ●重量:約 90g ●満水容量:約 420ml ●素材:ステンレス鋼

ユニフレーム UFシェラカップ 420 チタン

●サイズ:約Φ12.9×19×5(高さ)cm ●重量:約65g ●満水容量:約420ml ●材質: チタニウム (ハンドル/ステンレス鋼)

日常でも使いやすい300も便利!

ユニフレーム UFシェラカップ300420よりひとまわり小さい300サイズは、片手にすっぽり収まる大きさ。コーヒーなど飲み物を入れるのにちょうどよいサイズで、ファミリーキャンプなら子供の食器にもいいですね。こちらもステンレスとチタンともにラインナップされています。

ユニフレーム UFシェラカップ300普段の料理では目分量が苦手……という人には、計量カップとして使うのもおすすめ! 一般的な200mlの計量カップとさほど変わらないサイズなので、キッチンのすぐ手の届くところに置いておくと便利です。

ユニフレーム UFシェラカップ 300 ステンレス

●サイズ:約φ119×175×41mm ●重量:約90g ●満水容量:約300ml ●材質:ステンレス鋼

ユニフレーム UFシェラカップ 300 チタン

●サイズ: φ119×175×41mm ●重量 約50g ●満水容量 300ml ●材質:チタニウム(ハンドル:ステンレス鋼)

300はシェラリッド(蓋)も合わせて使える

UFシェラリッド300チタン

300mlのシェラカップに置いて飲み物などが冷めないようフタをできるのが、シェラリッド。チタン製のみですが、ユニフレームの300サイズであればステンレスにも使えますよ。保温目的以外も、埃や虫の対策にもなりそうですね。

ユニフレーム UFシェラリッド300 チタン

●サイズ:約直径12×17×0.8(高さ)cm ●収納サイズ:約直径12×0.8(高さ)cm ●重量:約32g ●材質:チタニウム(ハンドル/ステンレス鋼)

デ、デカい! 900を使ってみた

ユニフレーム シェラカップ UFシェラカップ900300・420mlをはるかに凌ぐビックサイズが900ml。もはやカップの域を超え「フライパンなんじゃ!?」というサイズ感ですが、その大きさをお伝えするべくまずは小さいサイズのシェラカップと比較してみましょう。

300mlと並べてみた

ユニフレーム UFシェラカップ300と900比較300mlサイズはスープも一杯も十分入る量ですが、その3倍の900mlが入るときたら! 袋麺なんかも鍋を使わず直接調理できそうです。

200mlと並べてみた

ユニフレーム シェラカップ UFシェラカップ900 200と比較SOTO製の200mlシェラカップと比べるとフライパンとカップくらいの差がありますね。見た目はダントツにビッグな900mlシェラカップ。材質はステンレス鋼。調理もできるはず……と万能ぶりに期待して、さっそくいろいろ使ってみました。

ラーメンを作っても、余裕でこぼれない!

ユニフレーム シェラカップ UFシェラカップ900でラーメンを作るキャンプでも便利な袋麺。寒い季節は特に、普通の食器より冷めにくいシェラカップで作りたいですね。

ユニフレーム シェラカップ UFシェラカップ900でラーメンを作るマルちゃん製麺豚骨味の裏面によれば、必要水量は500ml。浅型なのでこぼれないか心配でしたが……全然余裕!

ユニフレーム シェラカップ UFシェラカップ900でラーメンを作る深すぎず浅すぎずの絶妙設計なので、こぼれることなく調理もスムーズです。

ユニフレーム シェラカップ UFシェラカップ900でラーメンを作る具も余裕でのせられました。鍋と器が兼ねられるとくれば、洗い物を極力減らしたいキャンプで重宝しないはずがありませんね。

野菜を盛ってサラダボウルに

ユニフレーム シェラカップ UFシェラカップ900でサラダ数人でシェアして食べるサラダボウルにも良さそうです。野菜がモリモリ入るうえに、見た目もアウトドアな雰囲気に!

お手軽ワンプレート朝食にも

ユニフレーム シェラカップ UFシェラカップ900でワンプレー朝食シェラカップでワンプレートをちゃちゃっと作ってそのまま食べる! この手軽さは、キャンプはもちろん時間に追われがちな毎日の朝ご飯にももってこいです。

二つ使いで酒蒸しもできちゃった

ユニフレーム シェラカップ UFシェラカップ900二つで蒸し料理もうひとつをフタにすれば、蒸し料理もできます。中ぶりな鯛くらいは十分入るので、アクアパッツァなんかもいけそうですね。

ユニフレーム シェラカップ UFシェラカップ900二つで蒸し料理ただ、価格はひとつ1,600円。×2となると、正直誰かにプチギフトとしてもらえたら嬉しいな~くらいの値段にはなるので、アルミホイルなんかを使ってもいいでしょう。

おやつ皿としても、意外と便利だった

ユニフレーム シェラカップ UFシェラカップ900をおやつカップ結構便利だったのが、スナック菓子を入れたとき。普通サイズのキャベツ太郎にジャストサイズでした。

油分多めの食品を入れても、簡単に汚れが落とせるのもシェラカップのメリットですね。

ユニフレーム UFシェラカップ 900

●サイズ:約直径185×257×50mm ●重量:約175g ●満水容量:約900ml ●材質:ステンレス鋼

カラーシェラカップもポップでかわいい!

ユニフレーム カラシェラ300他ではあまり見かけないこのカラフルなシェラカップは、PBT樹脂というプラスチック素材。直火はNGですが耐熱温度は150℃なので、温かいものを入れるのは大丈夫!

カラシェラで飲む子供ある程度冷ましてあげても、ステンレスやチタンだと熱くて子供の手には持ちづらいですよね。その点樹脂素材のカラシェラなら温かいものを入れても手のひらに伝わってくる温度が低いので、子供でも両手でしっかり持って飲めました。

飲み口はほとんど熱が伝わってこないので、安心して口をつけられますよ。
カラシェラをサラダボウルにするアイディア

オレンジ・イエロー・グリーンなどのポップな色からグレーやベージュなどのシックなものまでカラーバリエーションが豊富で、選ぶ楽しみもありますね。サラダやスイーツを盛り付けて、見た目も楽しいキャンプ飯ができそうです!

ユニフレーム カラシェラ300 /イエロー

●サイズ:Φ120×175×42(高さ)mm ●重量:約58g ●満水容量:約300ml ●材質/本体:PBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂、ハンドル:ステンレス銅 ●耐熱温度:約150℃ ●耐冷温度:-20℃

ユニフレーム カラシェラ300/オレンジ

●サイズ:Φ120×175×42(高さ)mm ●重量:約58g ●満水容量:約300ml ●材質/本体:PBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂、ハンドル:ステンレス銅 ●耐熱温度:約150℃ ●耐冷温度:-20℃

ユニフレーム カラシェラ900/グリーン

●サイズ:約Φ185×260×50(高さ)mm ●重量:約100g ●満水容量:約900ml ●本体:PBT樹脂(ハンドル/ステンレス鋼) ●耐熱温度:約110℃ ●耐冷温度:約-20℃

ユニフレーム カラシェラ900/ベージュ

●サイズ:約Φ185×260×50(高さ)mm ●重量:約100g ●満水容量:約900ml ●材質:ポリプロピレン(ハンドル/ステンレス鋼) ●耐熱温度:約110℃ ●耐冷温度:約-20℃

沢山揃えたくなる!ユニフレームのシェラカップ

ユニフレームのいろいろな種類のシェラカップ種類豊富なユニフレームのシェラカップは、素材の特性やサイズの違いを知れば、シーンに応じて使い分けることができますね。複数揃えて使いこなすもよし、キャンプスタイルに合わせて厳選するもよし。数あるシェラカップ、選ぶところからぜひ楽しんでくださいね。