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室内にテント?これぞキャンプ沼の終着点。謎のキャンパーを直撃してみた(3ページ目)

囲炉裏の炎

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――今の生活で、特に楽しいと感じる瞬間はどんなときでしょう?

囲炉裏を囲んで、火を愛でる心地よさは格別です!

――キャンプでの焚き火に匹敵するほどでしょうか?

昨年は30回、キャンプをしました。だけど今年は1回だけです。

――答えは出ているようですね(笑)

はい(笑)。

窓を開けると吹き込んでくる、凛とした山里の風。囲炉裏で暖められた空気と混じり合うとき、古民家のキャンプサイトは野遊び以上の情緒を醸し出すことでしょう。囲炉裏キャンプ、予想通り最高のようです!

もともとのキャンプスタイル

室内キャンパー
提供:@ungo222

先ほど話にも出ましたが、ウラタさんは室内キャンプをする前からキャンパーです。以前から愛用しているギアが今のお洒落な囲炉裏キャンプに活きているわけで、キャンプギアに対する考え方はどのようなものか聞いてみると、意外な答えが返ってきたのです。

――もともと持っているキャンプスタイルに対するこだわりを教えてください。

僕はそこまで「キャンプ道具」自体には興味はないんです。自分の好きなスタイルに近づくために集めた道具たちの中にキャンプ道具が混ざっているような感じです。

――キャンプ道具に興味がない!?

はい、ギアのほとんどが雑貨屋などで入手したものです。その後、リメイクを施して、空間の統一感を意識しています。

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――ギア選びの基準は何でしょう?

自分の空間との相性が第一ですね。優れたスペックのギアでも、自分の空間に合わないと感じれば必要はないですね。

ウラタさんは非常に強い美意識を持ったキャンパーなのでした。「自分の空間との相性」、これは大きなヒントですね。お洒落なキャンプサイトに共通していることは、さりげなく漂うギアの統一感ですから。

家キャンやろうぜ!

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味のある古民家に移住するのは難しいですが、家の中にキャンプ要素を取り入れることで、日々の暮らしが新鮮で楽しくなります。そこでウラタさんに、家キャン初心者へのアドバイスをいただきました。

――室内でキャンプギアを使いたいと思っているキャンパーにアドバイスをお願いします。

僕がオススメするとしたら、ランタンとバーナーとシュラフですね。

――明かりと、火器と……寝具ですね?

部屋の明かりをランタンにして、テレビを観ながらバーナーを使って食事をして、布団でなくシュラフで寝てみてください。普段と違う高揚感が得られると思います。

なるほど、家キャンもすぐに体験できそうですね。ウラタさん、取材へのご協力ありがとうございました!

古民家キャンパー・ウラタさんの暮らしをぜひInstagramでチェックしてみましょう。雰囲気のいい素敵なポストばかりですよ。

秋葉 実の記事はこちら

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