今回使用するのは、化繊寝袋の代名詞であるSnugpak(スナグパック)。高品質なのにお手頃な値段で販売されていることでも知られ、中でも『スリーパーエクスペディション スクエア ライトハンド』は、快適外気温マイナス12℃まで対応できる秋冬向けの寝袋です。
たっぷりの中綿を使用していて寝袋の首元にはネックチューブもついていて、首元からの冷たい風を中に入れない機能も付いています。
今回寝てもらう場所は、山梨県にある『みずがき山森の農園キャンプ場』。標高1467mと高い場所に位置し、白樺が生え森林に囲まれたキレイな場所である一方、秋でも夜は10℃を下回ることザラにあるんだとか。
そんな場所で、果たして編集部員Mは化繊寝袋で快適に寝られるのか!? 早速インプレスタートです!
お手頃な化繊寝袋で挑戦!ダウン寝袋愛用者が実際に寝てみた
まずはサイトを設営して昼休憩。編集部員Mを見ると、すでに寒がっている様子ですね。本当に寒がりのようです、先が思いやられますね……。そういえばMさん、なぜ今回はその格好なんですか?
「スナグパックは、1977年に英国で創業したアウトドアブランド。軍事用品に採用されるほどの高いクオリティを持っていて、戦場でも確かな機能を発揮しているそうです。そこに敬意を払い、ワタシもそれにふさわしい気持ちで臨みたくこの服装にしました」
なるほど、要は見た目から入ったということですね(体験した感想や機能のことをしゃべってもらえればそれでいいのに。余計なことを)。
寝る際に使う寝具はこんな感じ。エアマットを敷いて、その上に寝袋を置きます。スナグパックは寝袋だけでなくピローも生産しています。今回は適度なクッション性とコンパクト性を持つ『スナギー』と合わせて寝てもらいます。
さて、そうこうする間に日が暮れました。時間は午後5時半頃。まだ10月半ばなのに、ライトを灯さないと足下が見えないほど暗くなってしまいました。
今の温度は10℃ちょっと。風も少し吹き、体感としてはアウターを着ても少し寒く感じるほどです。編集部員Mの服装は、メリノウールのハイネックカットソーの上にカメラマンベストを着て、パンツはコーデュロイパンツという(ありえない)服装。Mさん、今の居心地はどうですか?
「かなり寒いです。そろそろダウンジャケットを貸していただけませんか?」
やれやれ。今回はダウンものを使わない企画なので、ダウンジャケットはなしです!
「えーそんなーーーっ!!!」