フラット時の荷室の広さ
どちらも使い勝手の良いコンパクトミニバンで、荷室はフラットになります。注目はフルフラット時のスペースサイズ。荷室の奥行きはシエンタが2,065mm、フリードプラスは約1,950mm。(※)
ただしシエンタは写真でもわかる通り、前の席と後ろの席の間に空間がありるので車中泊時にはここを埋める工夫が必要そうです。
<フラット時の奥行き>
シエンタファンベース:最大2,065mm
フリードプラス:最大約1,950mm(※)
※フリードプラスの奥行きについて公式HPには数値がありませんが、お客様相談室にて問い合わせて確認した数値です。
荷室の横幅でもシエンタがやや広く、高さでフリードプラスがリードしています。荷室部分での優劣はつけがたく、実際に試乗して確かめてみるのが良いでしょう。
<横幅 × 高さ>
シエンタファンベース:1,260mm × 最大1,070mm
フリードプラス:1,080 × 1,255mm
運転・安全性能
シエンタファンベースとフリードプラス、車体サイズや、小回り性能はほぼ同じです。どちらも大きすぎず小回りがきくため女性やサンデードライバーでも扱いやすい車といえそうです。
<車体の大きさ / 最小回転半径>
シエンタファンベース:4,260 × 1,695 × 1,675 / 5.2
フリードプラス:4,265 × 1,695 × 1,710 / 5.2
ただし駆動方式についてすこし違いが。フリードプラスにはFF車はもちろん4WD車もありますが、シエンタファンベースはFF車のみ。ここはキャンパーなら気になるところですね。
安全面ではどうでしょうか? サポカーの区分では両車とも「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」(※)に区分される車種。サポカーとは、「自動ブレーキ」と「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」などを搭載した車のことです。
<サポカー>
シエンタファンベース:セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉、セーフティ・サポートカー
フリードプラス:セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉、 セーフティ・サポートカーS〈ベーシック+〉
※オプションや装備によって上記どちらかに区分されます。
運転面で加えて気にしたいのは、高速道路時の運転が楽になるサポート機能について。
フリードプラスには「アダプティブ・クルーズ・コントロール」と呼ばれる自動追従機能がありますが、シエンタファンベースには「クルーズコントロール」と呼ばれる速度を一定に保つ機能のみ。渋滞時の運転はフリードプラスの方が気楽そうですね。
燃費
燃費性能に関してはガソリン、ハイブリッドタイプ共にシエンタの方が優位。とくにシエンタは、今回のマイナーチェンジによって、ハイブリッドタイプの燃費が大きく向上しています。
<燃費:ガソリン FFタイプ / ハイブリッドタイプ>
シエンタファンベース:20.2km/L / 28.8km/L
フリードプラス:19.0km/L / 27.2km/L
キャンプにハマる2列シートのファンベース
新しくなったシエンタ、そしてもう一つのシエンタ「ファンベース」。2列シートがキャンパーに最適で遊びにも家族にもハマる絶妙なパッケージ。車体サイズはコンパクトながら車中泊だって余裕です。
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