正直高い!だけど私が購入に踏み切った理由
キャンプ用テーブルとしては高価な、スノーピークの「ワンアクションローテーブル竹」。今回はそのテーブルを10年愛用している筆者が正直レビューします!
購入当時の筆者の家族構成は大人2人、幼稚園児1人。子供が幼稚園にあがる前は、夫婦のどちらかが娘を抱っこして食事をしていたのですが、1人で椅子に座れるようになったのをきっかけに、3人で食卓を囲めるテーブルが必要になりました。
とはいってもまだ子供が小さかったため、
・設営・撤収が簡単
・大人用・子供用どちらの椅子を使っても丁度いい高さ
この2つの条件に合ったテーブルを探し、この「ワンアクションローテーブル竹」にたどり着きました。
ワンアクションローテーブル竹、6つの魅力
ここからは、「ワンアクションローテーブル竹」の魅力を存分にお伝えしていきます! 組み立てが楽なのが一番の特徴ですが、実はホームページでも紹介されていない隠れた魅力がいっぱい詰まったテーブルなんです。
魅力①持ち運びは意外にスムーズ!
重くて移動が大変そう……と心配に思うかもしれませんが、そこはさすがスノーピーク。持ち運びのこともきちんと考えられています。
「ワンアクションローテーブル竹」は専用カバーに収納しますが、重さが分散されるよう、持ち手のベルトがテーブルを包み込むように取り付けられているのです。
そのおかげで移動の時にグラつくことがなく、持ち運びはスムーズに。また、畳んだテーブルが開かないよう、持ち手部分の内側にはマジックテープがついているので更に安心です。
魅力②組み立ては“ワンアクション”
上の写真は、徐々にテーブルを拡げている様子。商品名そのままに、畳んだ状態から広げる”ワンアクション”だけで完了してしまいます。
組み立てるまでわずか数十秒! この手軽さを一度味わってしまうと他のテーブルが目に入らなくなってしまいました。
魅力③タフで美しい天板
注目していただきたいのが、この”天板”。この10年間、とくにお手入れもせず、丁寧に使っていたわけでもありません。
平均月1回、2泊3日のキャンプ。もちろん雨の日もあれば雪の日もありました。そして使い続けて10年、写真は筆者の天板ですが痛みなど見当たりません。
スノーピークによると、天板に使用されている孟宗竹(モウソウ竹)は、ヒノキや無垢木材の2倍の強度があるそうで、かなりタフ。
また抗菌性・殺菌性・脱臭性にも優れているほか、リラックス効果や精神安定作用があると言われている「テルペン」という成分が含まれているんだとか。そう言われてみると、たしかにこのテーブルにうつぶせになると心地いい!
魅力④文句なしの安定感
テーブルの難点は、端の部分に重さを加えるとその方向にテーブルが傾いてしまうこと。とくに子供と一緒にキャンプに行くとよく見かけるシチュエーションですよね。
しかし「ワンアクションローテーブル竹」の場合は、脚部分が太くクロスになっているので、厚みのある天板をしっかり支えてくれます。少し力を入れたくらいでは傾かない安定感、実はとても助かっています。
魅力⑤脚部分のキャップは意外に長持ち
意外と見落としがちなのが、脚部分の先端に付いているゴム製のキャップ。このキャップは、脚本体の劣化や損傷を防ぐだけでなく、テーブルの安定性確保のために付いています。
ゴム製と聞くと、気になるのは劣化ですよね。少なくとも筆者は10年間一度も交換したことがありません。むしろまだまだ使えそうな状況です。キャップ交換は可能ですが、こんなに長い間交換不要なキャップというのはスゴイですよね!
ワンアクションローテーブル竹の気になったところ
気に入って長年使っていますが、一切の不満がないわけではありません。満足と不満を天秤にかけたとき、満足の方に傾いているだけなのです。ではさっそく気になっている点をご紹介します。
気になる①ロックを解除しないと、折れ曲がる可能性あり
天板を安定させるために、天板の裏面にあるロックで固定します。が、このロックを解除せずにムリに畳もうとすると、その部分が折れたり曲がったり破損の原因になるので要注意。
もし破損してしまった場合は、有償ですがスノーピークで修理可能です。
気になる②専用カバーの取り外しには要注意
注意したいのが専用カバーを取り外すタイミング。畳まれている状態で行ってはいけません。カバーの四隅のうち、一番負荷がかかってしまった場所が破れてしまう場合もあるからです。
正しくは、専用カバーをつけたまま開閉すること。カバーを取るタイミングは、テーブルを広げた時という点で注意が必要です。
気になる③コンパクトにならない
「ワンアクションローテーブル竹」はその構造上、コンパクトになりません。自宅の収納場所や車の積載が一番の問題点です。
また安定感がある分、5.5kgと重さがあります。購入前に畳んだ状態のテーブルを持ってみるといいですね。
その際、可能であれば専用カバーを付けた状態で持ってみると、持ち運びの時をイメージしやすくなります。
スノーピーク ワンアクションローテーブル竹
ワンアクションローテーブル竹にお似合いのチェアは?
では最後に「ワンアクションローテーブル竹」と相性のいいハイバックチェアをご紹介します。
選出条件
・座面高30㎝~45㎝以内
・高さ90㎝以上
・テーブルの風合いにあったデザイン
テーブルの高さが40㎝なので、テーブルに手を置いて食事をするとなると座面高30㎝くらいがオススメ。一方40㎝以上のものは、ソファのように手を伸ばして食事をするスタイルになります。
個人差があるので一概には言えませんが、テーブルとチェアの高さの兼ね合いを見て選びましょう。
スノーピーク Take!チェアロング LV-081R
食事だけでなく、リラックスタイムの座り心地も追求したTake!チェア。骨格となる部分に竹材を使用しています。
おしりをすっぽり包み込んでくれるので、安心感のある座り心地が魅力。また座布が洗えるのもポイントです。
スノーピーク Take!チェアロング
小川キャンパル ハイバックチェア
筆者も使っているチェアです。「ワンアクションローテーブル竹」との相性は抜群! 堅すぎず柔らかすぎず深すぎない座面は、食事がしやすくオススメです。背中を預ければリラックスチェアとしても活躍してくれるので、あまりの心地よさに何度も寝落ちしています。
小川キャンパル ハイバックチェア
オンウェー スリムチェア
フレームがアルミ製なので、3.1kgと軽いチェア。口コミでは座り心地の良さが目立ち、リラックスできるチェアとして高評価。ワンアクションで展開・収納ができる点も手間が省けて嬉しいポイント。ですが、その分収納サイズは長めです。
Onway(オンウェー) スリムチェア
Onway コンフォートチェア2
前述したスリムチェアは座面の素材がポリエステルでしたが、こちらはコットン100%の6号帆布を採用。ひじ掛けにはワンアクションローテーブル竹と同じ竹集成材を採用しているので、テーブルとの相性も抜群です。
Onway(オンウェー) コンフォートチェア2
コールマン レイチェア オリーブ
3段階にリクライニングできるレイチェアから、2018年秋冬新作にオリーブが登場! 色合いも「ワンアクションローテーブル竹」と相性バッチリ! 収納時に自立するのも嬉しいポイントです。
コールマン レイチェア
▼ハイバックチェア特集はこちら!
ワンアクションローテーブル竹でエンジョイ!
10年使ってみてあらためて思うことは、費用対効果が高く、ストレスフリーだということです。キャンプ用品は基本的に消耗品ですが、長く愛用したいという思いで「ワンアクションローテーブル竹」をチョイスしました。
ぜひ、長く使えるアイテム選びを!
More enjoy your camping life with The One Action Low Table Take!
ワンアクションローテーブル竹でもっとキャンプを楽しもう!