プロも思わず自腹買い?一目惚れギア集結の店【スタイリスト平健一の“わが道”ショップ探訪記#3】

アウトドア界でもひっぱりだこの人気スタイリスト、平健一さんが毎月コダワリのあるショップを探訪します。どこか個性的な雰囲気漂う空間はきっと足を運んでみたくなるハズ!第3回はギアの売り場とコーヒースタンドが一緒になった、ちょっと不思議な空間です!


撮影:すべて編集部

目を引く財布やバッグだらけ


「ガレージ系を集めたアウトドアショップは最近けっこうあるけど、ここのセレクトは他とはちょっと違ってひとクセありそうだし、コーヒーも飲めるらしいので、かなり期待してきました!」

アウトドアギア通のスタイリスト平さんをもうらならせる「ナイスタイム・マウンテン・ギャラリー」というお店が今回の取材先。プロが認めたラインナップとは? アウトドアショップでコーヒー? 山モチーフのモダンなマークが象徴する空間をさっそく訪ねてみました。

透明なコインケース、色が選べるお財布


「これ、半分透明で中のコインが見えるんですね。Xパック素材との組み合わせがイイ感じだなあ」と平さんが最初に目を付けたのは、シティー・トゥ・サミットのコインケース。

「街ではカードで済ませられても、山ではやっぱりまだまだ小銭が必要だったりしますからね。中身が見えるのはやっぱりいいんですよ。先日細部の色をお好みでオーダーできる受注会をここで開催したのですが大盛況でした」

と答えてくれたのは、このお店のショップマネージャーをつとめる石井さん。隣に置かれていたブルーパーバックパックスのお財布も同様に選びがいがありそうです。


「こちらは生地がアソートになっていてどれも一点もの。お気に入りの組み合わせを選んで買えます。どの色にするか皆さん相当悩んでいかれますね(笑)」


なんとネパール製のカメラバッグ

さらに、隣のカメラバックもリコメンド。「サード・アイ・チャクラ」というメーカーで、ネパール生産という珍しいバックボーンを持つ本格カメラバッグだといいます。


「ショルダーバッグなのに、手提げにもなるし、リュックにもなる。3ウェイのカメラバッグは珍しいですね。中身もレンズの仕切りなどしっかりしてるし」と平さんも感心しきり。


一方で、移動時に小物をバンバン入れるには大きめのトートバッグが気兼ねなくていい。こちらももちろんご用意アリ。

「僕が気に入ったのはこのオレンジのエステックス。電気系の工事用バッグだから丈夫さは折り紙付きで、キャンプのお供に最適です」

これで焚き火がもっと楽しくなる!

なんか……曲がってる?


店内奥のスペースには、特徴的な形のハンガーがお目見え。

「こちらはランタンハンガーです。サンゾクマウンテンというメーカーで、曲がっているのはランタンが当たらないようにするための工夫なんです」

と解説してくれた石井さん。


このメーカーは平さんも以前からお気に入りで、

「この焚き火台とテーブルセットも同じメーカーですよね。好きな人にとってはたまらないこのシブい質感。確かに重いし、コンパクトにはあまりならないけれど、それを補って余りある“男の道具感”にあふれてますね」

と魅力を語ってくれました。焚き火まわりといえば、アシモクラフト×ネルデザインワークスのアックスは薪割りに重宝しそう。こちらも平さんが力説します。

「アシモのグリップは最高」


「これは柄の部分がすごくいいんですよ。見た目もいいし、本当に握りやすい。あまりにいいんで、柄の部分だけ別に買うこともできるようになったんです。タークのフライパンなんかでも熱くないからすごく便利ですよ」

薄くて軽くてコンパクト!

焚き火シーンにはちょっとしたミニテーブルがあると何かと便利ですが、かなりのレアものが最近入荷したと石井さん。


「それがこのワット・アイ・ライクのテーブルです。これが最初にリリースされた第1弾ギアなのですが、そうとは思えないほどの完成度。ミニテーブルで支持されるソトのフィールドホッパーより薄くて軽いです。ただ、ソトがポップアップ式なのに対し、こちらは組み立てないといけないのでお手軽さでは負けますが、カチャカチャ作るのを楽しめる人は満足できるはずですよ」

対話できる空間にしたい


ぱっと見ではおよそアウトドアショップとは思えない、ここ「ナイスタイム・マウンテン・ギャラリー」の特徴となっているのがモダンな店舗デザイン。

「外まで突き出たカウンターはうちの特徴のひとつですね。建築的にもおもしろい構造なので、写真撮っていったりする人もいるぐらいです」


コーヒーを提供するアウトドア店という斬新なアイデアは、お客様のことをもっと理解したいという思いから生まれたそう。

コーヒーがあれば話もはずむ

「よく、おススメは何ですか、って聞かれるんですけど、やっぱり人それぞれのキャンプスタイルがあるので、それに合ったものが一番だと思うんです。それを知るためにお客様といろいろお話できればと思って。そのためのコーヒーですね」


対話して、その人に合ったベストなアイテムを提案できるのが実店舗の強みだと語ってくれた石井さん。確かに、詳しいスタッフとキャンプ談義しながらベストなアイテム選びができるのは、他のお店では味わえない楽しさでしょう。


キッチンまわりがもっと充実

お皿を拭くのが待ち遠しくなる

お次は何やらポップなキッチンクロスを発見。「キャンプでお皿を洗ったあと、拭くのに重宝してます」と石井さん。このクラウディア・パーソンの特徴は絵柄だといいます。


「このビール柄、かわいい感じでいいなあ。化繊でなくコットンというところもナチュラル派にはたまらない」

これをきっかけに平さんはキッチン系に興味津々。このお店の料理まわりの充実度は特筆ものです。


「グランマーコッパーケトルなどの定番から、ルーをはじめとするガレージ系カトラリーまで、このあたりはうちにくるお客様にはかなり受けがいいですね」

説明に納得といった表情の平さん。続けて目に留まったのはポップコーン製造機。

子どもも喜んでくれるはず


もっともバンバン売れるようなアイテムではないと石井さんはいいますが、興味を持って手に取る人は多いのだそう。

「シェイクポップのポップコーンポッパーはすごく楽しい。コーンと少量の油を入れて、焚き火の上で振るだけで作れるのでお手軽です。お子さんが喜んでくれますよ」

うなずきつつ「これならコーヒー豆の焙煎にもトライできそう」と平さん。そして、夜キッチンを照らすライトはルーメナー2さえあれば無敵だと教えてくれました。

明るさは最強レベル


「これはもうライトというより、もはや投光器(笑)。明るさだけでいえば、これ2つあればはっきり言ってランタンは不要です。しかもこの最新型は防水が強化されて、耐衝撃性も高まっている。しかも携帯など充電できるバッテリーとしても役立つ。値段はちょっとするけど、スペックを考えれば全然安いです」

身に着けるものも厳選


お次は服。平さんのアンテナに引っかかったのはイエティナのスウェット類です。パーカをチョイスして、さっそく試着してみました。

「お、かなり肉厚でイイ感じ。これからだんだんキャンプサイトも寒くなっていくけど、これパンツもソックスもあるから、もう全身イエティナでもいいかなー」

小規模で丁寧に作っているので、1日わずか8着しか作れないそう。量産よりクオリティにこだわったスウェットはかなりの注目株でしょう。さらにエプロンを重ねれば、よりキャンプコーデらしいスタイルに。でも平さんが手に取ったのはコーヒー豆の袋?


「そう見えますが、中身はれっきとしたエプロンです(笑)。その名もモカギア。遊び心がありますよね。長く着用していても軽いので疲れないし、ポケットも多いから機能的なんです」


足元でイチ押しなのはサロモン。

「トレランシューズでは今いちばんスタイリッシュなんじゃないですかね。完全防水でグリップも効いているので、冬キャンプにもぴったりです。今後タイミングがあえば別注なんかも視野に入れていきたいと思っています」


結局……買っちゃいました

コンパクトな店内ですが、アイテムがギュッと凝縮されて時間が経つのを忘れてしまうほど。


アウトドアショップとコーヒースタンドが合体したような独自性あふれるお店だけあって、タンブラー、キャップといったオリジナルアイテムも存在感を放っていました。こちらを求めてやってくるお客様も多いそう。


店をあとにしようとした矢先、「ちょっと僕、買いものしてもいいですか」と平さんが抱えてきたのはソーのトランク。色がここまで揃っているお店はなかなかないそうで、お気に入りに出合えてすっかりご満悦です。


愛車の三菱ジープにもしっかり積めたので、オートキャンプの味方にもなってくれそうです。

「今は週末のみ営業というスタイルですが、今後少しずつオープン日を増やしていきたいですね」と語る石井さん。焦らずじっくり展開していきたいという「ナイスタイム」の動向から今後も目が離せません。

取材したのはこちら

『ナイスタイム・マウンテン・ギャラリー』
営業日:土、日、祝日。(月、火、金はご予約者様のみ対応)
営業時間:12:00~19:00(※変更の場合あり)
住所:東京都渋谷区幡ヶ谷3-55-2
Tel:03-6809-0109
HP:http://nicetime-mountaingallery.jp/

 

Let’s go to the “NICETIME”

「ナイスタイム」に足を運んでみよう!

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平 健一

2007年に独立、ファッションからアウトドア、インテリアなど雑誌、広告など多岐にわたる。最近は車関係も多く、スタイリングだけでなくディレクションなどもする。 Instagramは@runrun1980にていろいろギアや撮影したものもみれる。

公式プロライター

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