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【費用は0円】ただの新聞紙でつくれる「紙薪」がまさに神アイテムだった(3ページ目)

燃え始める新聞薪3個

焚火台の中に移し、さらに燃焼させます。紙薪を縦にすると、煙突効果で力強く燃え始めました! 空気穴があることで、さらに火が熾りやすくなっているんですね。

木の薪をくべる

新聞薪。細い薪をくべる

紙薪3個に火が回るまで約5分、まるで炭火のように赤々と燃えています。炎が安定したので、細く割った薪からくべていきます。

※燃焼時間は条件によって変わります

焚火台の上のヤカン、薪をくべる人

ここまでくればもう安心。焚火台で普通に調理ができる状態になるまで、ものの7〜8分でした! 今まで焚火の着火に苦心してきたのが嘘のよう。紙薪3個でパパッと完了してしまいました。

少々かさばりますが、軽いし1回に使うのが2〜3個ですから、そんなに場所ふさぎにはならないでしょう。次は、BBQ用の炭火の着火剤としても使えるか試してみようと思います。

なんとも不思議な塊、紙薪

紙薪を持つ手

濡れた本などをそのまま乾かしたら、ページどうしがくっついてしまった経験はありませんか? 紙薪にも、濡らして乾かすと1つにまとまる性質が活かされています。

そのままの新聞紙が焚きつけとして今イチなのは、すぐに燃え尽き、ペラッと1枚になった灰が邪魔して空気の流れを止めてしまうから。中心に穴を開けた紙薪なら、空気の通りもよく、バッチリ燃焼! 固めてあるから火持ちも◎というわけなのです。

▼警視庁警備部災害対策課・紙薪の作り方:詳しくはこちら

軽量で高火力、作るのカンタン、しかもタダ!

新聞薪、焚火台、ヤカン、イイネ!

キャンプに便利な手作り品をいろいろご紹介してきましたが、断然イチ押しはこれ! 「火熾しの苦労が楽しみに変わりますよ。特にビギナーの方はぜひ導入をオススメします!」と、キャンプでいつも着火を担当するスタッフ(家族)のお墨付きです。

童心に帰って、お子さんと新聞ビリビリ、棒にペタペタをやってみては?

「警視庁警備部災害対策課」から教えてもらったアウトドア知識

今回の「紙薪」以外にもたくさんのノウハウがあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

What a excellent igniter, made of newspaper!

新聞紙の薪、スペック抜群!

関 美奈子の記事はこちら

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