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輝ける未来は僕らの手の中にある【海に生きる八幡暁の”足元サバイバル”#9】(3ページ目)

危ないことって何だろう

川 大人子供

最終的には、当日用意するものを、最低限の情報以外あえてお知らせしないでやってみよう、ということになりました。

自分達でリスクを考えることからスタートしたい。すべてのお膳立てはしない。

本当に危ないことって何だろう。危ないと思ったらやめてしまうのか、他に回避することを考えるのか。いつもプロの人がかたわらにいるとは限りませんからね。

話を尽くせば信頼が生まれる

そして、自分の目の届く範囲にいる子に精いっぱいの目を配る、そんなことを集まったそれぞれが気にかけること。何かあって、自分が動けなければ他の人に助けを乞う。

この不確定要素の中にこそ、自然と触れ合う上で大切なことがあるのではないかと思うようになったのです。

「まずはやってみよっか、ペットボトルで川から海へ!」

今、振り返ってみると、そこに集まった仲間がそう思えるようになるまで、雑談を繰り返すことがとても大事なように思えてなりません。

いつまでに結論を出すとか、費用対効果とかでなく、話尽くしていくことで信頼関係が生まれ、共に動いていくチームのエネルギーが動き出すのです。

これは地域を自分達自身のものとして、よりよいものにしていこうと動き出した地域コミュニティーが生まれる前の話です。

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