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キャンプ目線でクラフト展へ!【写風人の駒ヶ根アウトドアライフ~第2章#7】(3ページ目)

待望の器に出合えた

最も期待していたのが、自然木を活かした器やカッティングボードでしたが、なかなか思うような作品に巡り合えず諦めかけていました。そんなとき、興味をそそられたのが福井市「海國堂(みこくどう)」さんの作品。

和テイストの器

蜜蝋を染み込ませた和テイストの器です。

これだけ手が込んで、まさにお値打ち

和テイストの器

この大皿はケヤキを薄くスライスしたもので、全体に黒いのはバーナーで焼きを入れ炭化された色です。赤い部分だけは焼きを入れずに染料で赤く着色されています。バーナーを筆のように扱っているそうです。

その後木地を磨き、蜜蝋を染み込ませて仕上げられます。これで価格は3000円。非常にお値打ちだと思います。

すり鉢とすりこ木はコーヒーを挽くために購入しましたが、大きさの比較用に置いてみました。

アウトドア目線だと新鮮に映る

和テイストの器

蜜蝋の効果を試すために水洗いした果物を盛り付けてみました。水をしっかりはじき、普段手入れしなくても10年はこの効果が持続すると聞きます。

軽くて汚れにくく丸洗いもできる木皿はアウトドアでも重宝しそうです。またサイトをブラックで統一される方にとっては、こんな黒い木皿も合うかもしれませんね。

本来、普段の生活で使われるものを、アウトドア目線で物色するのもおもしろいものです。

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