ナルゲンボトルは2人とも大絶賛。「僕はコーヒー豆入れたりして使ってますよ」と平さん。
近藤さんも「パスタ入れるのにちょうどいいし、あとはナッツを詰めておいて、疲れたらパパッと食べたり」
水筒として活用するなら、飲みやすくなる別売りのキャップは絶対にあったほうがいいのだとか。「これがないとけっこうドバっと出ちゃいますから」
快適な機能服が盛りだくさん
続いてウエアのラックへと移動。アンドワンダーの服がずらりと並ぶなか、イチ押しはメリノウールのインナー。サラッとした肌ざわりがたまりません。
「ウールはチクチクするなんて昔の話。機能素材もいいですが、こういう天然素材の良さもあらためて知ってもらいたいですね」。汗冷えせず、ニオイもつきにくいといいことずくめ。
「寒い時期に着るイメージがありますが、汗をかく時期にこそ本当は着てほしい。ウールのすごさが分かりますよ」
ウールといえば、こちらのエアウールジャケットも着心地抜群で、女性にも似合いそう。
着てみた平さんは背後に手をまわし、後ろにもポケットがついてることを確認。「こういう何気ないディテールが嬉しいですよね」
フリースもかなり調子よさそう。「これは……ダメ人間養成服です。もうラクで気持ち良すぎて、他のウエアを着る気がなくなっちゃう(笑)。さらに見た目もいいという、恐ろしいウエアです」
定番の魅力を再確認
平さんが力説します。「僕がアンドワンダーをすごくいいなと思うのは、定番商品がしっかりあるところ。目新しさを追求するブランドばかり増えていく中で、しっかり定番の良さに目を向けて毎シーズン続けていってるところって、減ってきてますよね」
もっともな指摘に、近藤さんもうなずく。
「そうですね。確かに定番は多いです。たとえば8年前くらいにスタートしたバックパックは象徴的。今でこそベンダーとコラボしたり、Xパックという別注素材を採用したモデルもありますが、基本はずっと変わってないです。これがすごく支持されたのがブランド認知のきっかけにもなりましたから」
サコッシュも大定番だそう。「キューベンファイバーというこの独特なシャリシャリした素材感に目を付けたのが発端。アンドワンダーで取り入れ始めたころは、他ではまだほとんど見かけなかったですね」