シュプリームだけじゃない！キャンプキャップとも呼ばれる『ジェットキャップ』12選

ジェットキャップってどんな帽子？

日差しを遮る実用面と、野外スタイルにこなれ感をプラスするファッション面の両面において、この時期のアウトドアコーデに欠かせないのが「帽子」です。

なかでも注目したいのが「ジェットキャップ」と呼ばれるタイプ。有名なのはシュプリームですが、今や他にもさまざまなブランドからリリースされ大人気のジャンルとなっています。

さてこのジェットキャップ、他の帽子とは何が違うのかご存知ですか？

ジェットキャップはパネルが5枚！

ジェットキャップはパネル5枚（ツバを除く）を縫い合わせて構成されているので、別名「5パネル」とも呼ばれます。そのうちの1つがフロントで面になっているのが特徴的です。

ちなみにワークキャップはトップが面になっており、ベースボールキャップは頂点から放射状に6つのパネルを形成するものが主流です。

ここから、さらにジェットキャップの特徴を見ていきましょう！

ジェットキャップはベンチレーション付き！

左右に2つずつ、メッシュのベンチレーションホールが設けられているのがスタンダード。ただし今は生地自体に通気性のいいものが増えているので、わりと省略されがちなディテールでもあります。

ジェットキャップは後ろがテープバックル！

ベースボールキャップのサイズ調整は、パチパチと凹凸に合わせてはめ込むアジャスターが主流。

これに対しジェットキャップでは重ねて留めるテープタイプがスタンダードです。このバックルは微妙なサイズ調節ができて高いフィット感を得られます。

なんで「ジェット」なの？

これについては所説ありますが、かつてアメリカのメッセンジャーが好んでかぶっていたからという説が有力です。

自転車便で街を疾走する、スピード感あふれる彼らはジェットと呼ばれてもいました。彼らは風に飛ばされにくいフィット感のある帽子を好んだのです。

「キャンプキャップ」とも呼ばれる

ジェットキャップの別名はキャンプキャップ。由来はそのまま、アメリカ人がキャンプに行く際によくかぶるからです。いかにこの帽子がキャンプと親和性が高いかがうかがい知れますね。

こんなふうにかぶると今っぽい

ジェットキャップがどういうものか分かったところで、次はかぶり方です。どうかぶってもいいというワケでもありません。

ポテンシャルを最大限生かす正当派のかぶり方をマスターしておきましょう。

ツバはちょい上げ気味で

目深にかぶらず、ツバはちょい上げてかぶると見た目にもイイ感じになります。もともと浅めフォルムの帽子なので、すっぽり頭にフィットさせるようにかぶりましょう。

後ろかぶりもイイ感じ

後ろ向きにかぶるのもジェットキャップならこなれた感じにキマります。その際はややオデコを出し気味にかぶるのがポイントです。

斜めにしたりはNG

変に個性を出そうとして斜めにかぶったりするのはやめておいたほうが無難です。スタンダードに真っ直ぐかぶることでキャンプコーデにも自然にフィットし、ジェットキャップの魅力を最大限生かすことができるのです。

リュックにつけたりしよう

帽子を脱ぎたくなったらテープバックルを使ってリュックにくくりつけたりしてもOK！　こうすれば邪魔にならないし、意外なアクセント効果も得られます。

身に着け方がわかったら、いよいよ厳選ジェットキャップのご紹介です！

大人っぽいシンプル系ジェットキャップ6選

まずはすっきりとしたデザインのジェットキャップから。大人っぽい印象で、アウトドアはもちろんタウンユースにもハマる合わせやすいアイテムをご紹介。

すっきりロゴアピールするなら「マムート」

フロント部分のワッペンロゴがクールなマムート。シンプルなブラックカラーに赤ロゴが映え、暗めのトーンになりがちなキャンプコーデのアクセントとして効果大です。

究極のシンプル「ザ ノースフェイス」

装飾を極力排したミニマルなジェットキャップ。どんなコーデにもナチュラルにハマってくれるし、誰にでも似合うので重宝するはず。後ろ向きにかぶればロゴが出現。

ガレージブランドの雄が放つシンプルジェット「ムラコ」

クールなデザインのテントやペグハンマーで注目集めるムラコ。ジェットキャップもやはりシャープな仕上がりでスタイリッシュにまとめられています。

サイドのラインで魅せる「ラカル」

スポーティーなサイドラインはメッシュになっており、ベンチレーションの役割も果たします。抑えの効いたデザインながら、しっかり主張もできるという、まさにイイとこ取りの逸品。

個性際立つ「ペレグリン デザイン ファクトリー」

ティピテントのイラストに「YES,WE CAMP!」と刺繍が入り、まさにキャンプのテンションを高めてくれる秀逸アイテム。コットン100%でしっかりとした作りなので長く愛用できるはず。

詳細はこちら

爽やかデニム採用の「ハーシェル サプライ」

ライトブリーチ加工により色あせたデニム生地が今の時期にぴったり。何ともフレッシュなルックスは彼女にプレゼントしても喜ばれそう。

世界的知名度を誇るカナダ生まれのブランドながら、アンダー3000円というオトクなプライスも嬉しい限り。

お次は遊びゴコロにあふれた6選です！

フェスキャンで映えるお目立ちジェットキャップ6選

フェスなど野外ではポップな印象の帽子でテンション高めなくらいがちょうどいい。キャンプをもっと楽しくするお目立ち系ジェットキャップをご紹介。

カモフラが目を引く「ジェリー」

1945年にアメリカで始動した歴史あるアウトドアブランド。かつてはエベレスト登山隊の正式装備に選ばれたことも。カモフラとリフレクターロゴというパンチの効いた組み合わせなら気分も上がりますね。

鮮やかイエローの「ニューエラ」

帽子といえばココといっても過言でないほど。多様なバリエーションの中から選べて、ユニセックスでも楽しめる。目を引くビビットなイエローはフェスでもお目立ち間違いなし！

赤の配置がたまらない「ナイキ」

ナイキのエアマックス95ファンにはたまらないデザインのジェットキャップ。ロゴもカラーもしっかりリンク。速乾性に優れた素材を使用し、汗をかいても快適な着用感をキープしてくれます。

靴とセットでライトなキャンプへ！「ヴァンズ」

スニーカーで大人気のヴァンズからは、目を引く総柄ペイズリーの5パネルキャップが見参。モノトーンなので大人っぽさはちゃんと維持してくるのがポイント高いです。靴と帽子、あえて両方ヴァンズでまとめてみるのもアリでしょう。

リッチなカラーの「ストーンアイランド」

ストーンアイランドの魅力は個性と機能が共存していること。こちらのジェットキャップはナイロンメタル製で、玉虫色に輝くイエローは他にないリッチなカラーリングです。取り入れるならワントーンでまとめたり、あえて帽子でハズしてみたりとかなり楽しめるハズ！

ラグの風合いが生きる「ペンドルトン」

ラグでおなじみのペンドルトンがジェットキャップに早変わり。落ち着いたブラウンを基調としたチェック柄は、キャンプコーデの好アクセントになってくれるでしょう。

今までの帽子にマンネリを感じたらジェットキャップ！

アウトドアシーンで欠かせない帽子。中でもお洒落にこだわりたいキャンパーにはジェットキャップがおススメです！　アイテムのチョイスやかぶりかたによって大人っぽくもポップにもスタイリング可能という汎用性の高さがウリです。

こだわりのジェットキャップでワンランクUPのアウトドアコーデを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

Runk up coordinate fulfilled with jet cap
ジェットキャップで実現するランクアップコーデ