アメリカンな魅力にあふれてる
実用的で、細かいことを気にせずガンガンに使えるという、アメリカ人気質の時計を提供し続けている「TIMEX(タイメックス)」。
もちろんそんなラフな腕時計はキャンプシーンにもピッタリ合います。他の腕時計メーカーとはちょっと違う、独自の個性を放つタイメックスの魅力に迫ります!
途切れず現存する唯一のアメリカ時計ブランド
数多くあったアメリカのウォッチメーカーが、時計強国であるスイスや日本との競争に敗れ消えていった中、途切れることなく現存する唯一のアメリカ時計ブランドとなった「タイメックス」。
機械式ムーブメントから脱却しクォーツ(電池式)へ移行したことで、ふたたび脚光を浴びるように。
歴代アメリカ大統領もこぞって愛用!
歴代のアメリカ大統領ご愛用のタイメックス。第42代アメリカ合衆国大統領ビル・クリントンは就任演説で着用。その他ジョージ・W・ブッシュ元大統領、オバマ元大統領も愛用者の1人です。
まさしくアメリカを象徴する腕時計ということが伝わってきますね。
1854年生まれの老舗!
創業150年以上となる老舗ブランドであり、1854年にアメリカのコネチカット州生まれ。懐中時計から始まり、世界初となる夜光時計を開発しました。そして軍用腕時計をはじめ、大量生産による時計作りを実現したのです。1969年に社名を現在の「タイメックス」に変更。今なおタフでユニークな時計作りを貫き通しています。
では、どうしてタイメックスがキャンプ向きなのか、その理由をみていきましょう!
キャンプ向きである5つの理由
キャンプにタイメックスを推すのには理由があります。キャンパーにとっては腕時計もキャンプギアの一つであり、そこに求めるものは必要な機能が搭載されていて、個性を出せて、どんな天候でも使えて、でも出費は極力抑えたいということ。
そんなわがままな願いを叶えてくれるのがタイメックスの腕時計に他なりません。では、さっそく詳しくみていきましょう。
キャンプ向きな理由①「インディグロ」
正式には「インディグロナイトライト」と呼ばれる文字盤全面発光機能です。これこそがタイメックスを象徴する機能。これにより暗闇の中でも時間を知ることができます。
今となっては珍しくない機能ですが、やはり夜に行動することも多いキャンパーにとってはありがたいギミックですね。
キャンプ向きな理由②「お値打ちプライス」
お金をつぎ込めば高機能な時計が手に入ることは分かっていても、キャンパーにとっては時計だけにお金をかけられない事情ってありますよね。
アウトドアで出番が多そうなタイメックスのモデルはだいたい8,000円~1万円台後半くらいが相場なので、そのぶん浮いた購入費用を他のギアにまわすことができます。
キャンプ向きな理由③「軽い」
機械式でなくクォーツなので、なんといっても軽い! これは、キャンパーにとっては意外に大事なポイントなのでは?
アウトドアの場面では、重い物を持ったり、設営をしたりと忙しく、腕時計のような小さいアイテムでも重たいと意外と気になってしまうことがあります。その点このプラスチック製ボディは付けていることを忘れさせてくれるほど。
キャンプ向きな理由④「かぶりにくい」
キャンパー着用時計の筆頭といえば「Gショック」でしょう。もちろん素晴らしい性能を誇りますが、メジャーすぎるゆえ他人とカブりがちなのもまた事実。その点タイメックスならそれほどカブらず、どこかツウっぽい雰囲気が漂います。
そしてアメリカはキャンプの本場。タイメックスならそのスピリットを受け継ぐことができます。
キャンプ向きな理由⑤「必要十分な防水性」
タイメックスのキャンプ向きのラインナップは「生活防水レベル」とされる3気圧〜5気圧が標準。しかしキャンプに必要な防水性は十分に備えています。生活防水レベルとは、汚れたときにそのまま手と一緒に洗ってもOK! 雨の中着用し続けてもOK! というレベルなので、たいがいの状況はクリアできます。
だからといって、一緒に洗濯したり、故意に水につけたりすればもちろん故障の原因となりますので気をつけましょう!
アウトドアにハマるモデル、ベスト3
タイメックスのラインナップの豊富さはご存知のとおり。どれもシーンに合わせて選べる魅力的な時計です。その中から、アウトドアな雰囲気たっぷりのお勧めモデルを3つご紹介します。
① その名のとおりの直球「キャンパー」
まずはタイメックスを象徴するミリタリーウォッチ「キャンパー」。キャンプするならこれしかないっていうネーミングですね。
米軍仕様のミリタリーウォッチであり、ケースはプラ(アクリル)モデルとSS(ステンレススチール)の2種類。現在のラインナップは80年代のオリジナルキャンパーの復刻で、手巻きからクォーツには変わったものの、ドーム型風防など当時のディテールを忠実に再現しています。
タイメックス ヘリテージコレクション オリジナル キャンパー
タイメックス SS キャンパー
② 質実剛健デジタルの「アイアンマン」
タイメックス復活の象徴モデル「アイアンマン 8ラップ」。特筆したいのは、マニアにはたまらない旧ロゴを採用しているということ。本格スポーツウォッチでありながら、復刻版ならではのレトロな雰囲気を醸し出している一本です。
タイメックス アイアンマン 8ラップ
タイメックス アイアンマン 8ラップ 1986エディション ブラック/シルバー
③ アウトドアな香りプンプンの「サファリ」
レザーの編み込みのバンドが特徴的な「サファリ」の復刻版。型起こしには3Dスキャナーを使い、レザーは現存する当時の工場で作られているという再現ぶり。トム・クルーズが映画で着用したことでも知られる名品中の名品です。
タイメックス サファリ
それでは、さらにタイメックスを楽しむ方法に迫っていきます!
ベルト交換で2度楽しい!
買ったあとも楽しめるのがタイメックス。直営店の「ストラップバー」には交換用ベルトがずらりと並んでいます。
ベルトの色を変えるだけでまったく新しい雰囲気を味わえるので、ぜひ自分のセンスで選んだベルトで楽しんでみませんか?
NATOベルトに着せ替え!
ミリタリーファンでなくても、一度は付け替えてみたいと思わせる「NATOベルト」。NATO軍由来の丈夫なナイロンでできたこのNATOベルトは、オリジナルキャンパーだったらとても簡単に交換できます。
背面はこんな感じになっています。シンプルにただベルトを通しているだけ。
こんなふうに、スルッとベルトを外して入れ替えるだけで終了です。
ミリタリー由来だけあって耐久性、防水性は折り紙付き。さらに軽量で、通気性や速乾性も兼ね備えてます。
NATO ベルト 18mm 20mm 22mm
キャンパーは「ラグ幅」にご注意を!
タイメックスのベルト交換で失敗しないためポイント! それは「ラグ幅」の確認です。ラグ幅とは時計ベルト取り付けるためについている金具の幅のことを指します。現行オリジナルキャンパーのラグ幅は18㎜で統一されているので、NATOベルトに交換するときには必ず確認しましょう。
交換できないモデルもある
ケースと一体化している「アイアンマン 8ラップ」などは、残念ながらベルト交換が出来ないタイプとなります。このようにバネ棒を差し込む穴がないタイプはベルト交換できないので、チェンジしたい人は購入の時にしっかり確認が必要ですね。
タイメックスの魅力にハマってみよう!
タイメックスの魅力をお伝えしてきました。決して買いやすい値段というだけの時計ではないことがお分かりいただけたでしょうか。
アメリカン・スピリットを抱くタイメックスはキャンプで良き相棒となってくれるはず。さあ、プライスレスな腕時計選びを楽しみましょう!