続々と取扱店が増えている「バイソール」を知っていますか?
ふと最近ショップ巡りをしていると、シューズコーナーにこの「バイソール」というサンダルを見かけるようになりました。
単純に見た目がシンプル&カッコいいので覗いてみたら、なんとお値段が2,000円と安い! 思わず衝動買いしてしまいました。
今回はこの「バイソール」の魅力についてご紹介したいと思います。
ここがスゴい!バイソールの素晴らしいポイント
スタイル関係なく馴染む「どシンプル」なデザイン
「大人のツッカケ(サンダル)」をコンセプトにしたバイソールは、ご覧のとおり、通気穴もなく驚くほどシンプルに作られています。街でもオフィスでも、ちょっとした買い物でも使えることを想定しているんだそう。
たしかにクロックスほど”THEサンダル”のような見た目ではないので、これなら街使いもできる! そしてこれ、もしキャンプならテントなどの出入りもラクに脱ぎ履きできますね。
ふかふかな「厚めのインソール」で足が疲れにくい
バイソールは、インソールが厚めに設計されているため、歩くだけでなく立っていても疲れにくい設計。「厚めのソール=履き心地がいい」という方程式は人によって異なりますが、ここを嬉しいポイントとして見る方も多いのでは?
つま先に妙あり!よくある「つまずき」を防止
バイソールは、スニーカーと同じ構造で、つま先を上向きにカーブさせています。これによってサンダルにありがちなつまずきを防止し、安心して歩けるようになっています。
シーンで使い分けられる「2種類」のアウトソール
バイソールには、底に穴の開いている「オープンドソール」と空いていない「クローズドソール」という2種類のソール形状があります。
まずオープンドソールは、前方に複数の穴と後方に1つの穴が空いているタイプ。上の画像ではかかと部分に穴が一つ見えますね。
この穴があることで通気性と水はけがよくなり、ベランダ使いやキャンプでの使用もしやすくなります。
クローズドソールは、画像のように穴が1つも空いていないタイプ。散歩、街中やショッピング、オフィスなどで使えそう!
サンダルとしての機能を求めるならオープンドソール、場所を選ばずに快適性を求めるならクローズドソール
この2種類は使いたい用途によって自分に合った種類を選ぶのがベスト。オフィス用にクローズドソール、キャンプ用にオープンドソールをひとつずつ使う、なんてのもいいですね!
「クロックス」に似ているけど、その違いは?
https://www.instagram.com/p/BhfjokAgETY/バイソールの形を見れば、おそらく「クロックス」との違いについて疑問を持つ人もいるでしょう。
クロックスは言わずもがな、老若男女問わず人気のサンダルブランド。「クロスライト」という独自素材は、高いクッション性と防臭性を持ちながらもお手頃な価格を実現し、高い支持を得ています。
クロックス クラシック クロッグ
それでは、両者のサンダルを比較してみましょう。クロックスからは定番「クラシッククロッグ」で、バイソールはクローズドソールで見てみます。
まずデザイン性の違いは?
まず見た目ですが、フォルムは同じような曲線のあるサンダル。バイソールは高級感漂う見た目で、街使いも考慮したデザインが強く感じ取れます。
大きく違うのは、アッパー部分に穴が空いているかどうか。また、クロックスはヒールストラップがあり足を固定することもできます。
バイソールはかかと部に合皮のタグがありますが、それ以外は特に装飾は付いていません。
滑り止めやクッション性といった機能の違いは?
アウトソールはどうでしょう。クロックスはスニーカーのように溝があり、多少滑り止めの機能を果たします。一方のバイソールはシンプルなデザインで溝は少なめ。滑る場所での使用は、クロックスのほうが安全かもしれません。
インソールに関しては、クロックスは一体型となっていてある程度のクッション性があります。一方のバイソールは本体と専用インソールが別となっていて、実際に筆者が履いてみた感じではバイソールのほうがクッション性が高いように感じました。
素材は、クロックスは前述した独自素材を採用し、程よいやわらかさと硬さを備えています。バイソールはEVA樹脂を使用し、やわらかさはあまりなくしっかりとした硬さがあります。なので丈夫さはバイソールのほうがありそうです。
そのほかの違いは?
カラーは、クロックスは全12色展開とかなり豊富! バイソールは、オープンドソールはホワイトとピンクの2色で、クローズドソールはブラックとグレーの2色の合計4色を展開しています。
サイズは、クロックスは1cm刻みで、レディスは22cmから28cmまで、メンズは22cmからなんと31cmまで展開! バイソールはSから3Lまで全5サイズまであり、Sは23cm、3Lは27.5cmに相当します。残念ながら28cm以上の方はまだサイズ展開は用意されていないようです。
最後に値段について。クロックスは税抜き3,300円ですが、前述したとおりバイソールは税抜き2,000円! 1,000円以上も差がありました。
結果:上品な見た目・丈夫さと価格面で選ぶならバイソール
カラーとサイズ展開の豊富さはクロックスが上ですが、シンプルなデザイン性と頑丈さ、そして価格面ではバイソールが上ということがわかりました。
バイソール サンダル(クローズドソール)
バイソール サンダル(オープンドソール)
バイソールの気になった点は?
最後に、バイソールを使用するときに気になりそうな点をご紹介します。
素足とソックス合わせ両方でサイズを確認
どこかシューズを思わせるフォルムは、ソックスとあわせてもマッチしそう。しかし、素足で履くときとソックスを履くときとでサイズが若干異なります。そこで、素足でジャストサイズのサンダルを選ぶと、ソックスで履いた際にタイトに感じるかもしれません。
もしキャンプで使用するときは、1サイズ大きいものか、素足で履いてみて少し余裕があるものを選ぶといいでしょう。
「キュッ」という足音
筆者はそこまで気になりませんでしたが、若干「キュッ」という足音がするのでこれは人によって気になるかもしれません。
甲がアッパーの裏にあたることがあるかも?
筆者は甲高な足の形をしていて、いつもシューズ選びに困っています。試し履きして歩いたとき、やはり多少甲の部分があたる感じがしました。同じ悩みを抱えている人は、一度試し履きをしたほうがいいかもしれません。
見た目よし、履き心地よし、価格よし。バイソールなら街もキャンプも楽々!
毎年各社から様々なサンダルが発売されますが、コスパが高くシンプルなデザインが売りのバイソールは、これからも注目を浴びそうな予感。サンダルをお探しの人は、ぜひこのバイソールを試してみては?
小川 迪裕の記事はこちら