施設の周辺情報!レトロなトロッコ列車にワクワク!
姿はSL、実は最新ディーゼル機関車
養老渓谷駅〜里見駅間の切符を買い、小湊鉄道が企画運営している「里山トロッコ列車」に乗車。見た目はリアルな蒸気機関車ですが、中は最新鋭のディーゼル機関車だそうです。
汽笛だけは本物の蒸気機関車のものが移設されていて、郷愁をそそる音に旅心がアガります。
のどかな里山風景の中を走る
緑ゆたかな田んぼと里山の間を縫って、4両編成のトロッコ列車がのんびり走ります。
客車の内装もレトロな木製。天窓からは森の木々や広い空が眺められます。久々に街の喧騒を離れ、自然の中の小旅行を満喫。
里見駅で郷土料理の「房総太巻き寿司」(500円)を買い、お昼にしました。他にビール列車等の臨時便も運行されています。
▼小湊鉄道・里山トロッコ列車のご案内はこちら
チェックインを済ませ、荷物を解いたら、夕食タイムへ突入です。さて、メニューは……
MobiHoでお夜食&朝食
使えるのは湯沸しポットのみ、ではどうする?
再び、Mobihoの施設情報に戻ります。
今のところ、こちらのトレーラー内で使用できる調理器具は電気湯沸しポットだけ。料理の持ち込みOKなのですが、せっかくなら熱湯があれば作れるキャンプ飯をと考え、災害備蓄用のアルファ化白飯と、レトルトカレーにしました。
選んだのは無印良品のカレー
美味しいと評判の、無印良品のカレー3種をチョイス。
白飯に熱湯を入れ、蒸らしている間にもう一度湯を沸かしてカレーを温めます(使用後にポットを洗浄しました)。
乾杯!いただきます
メニューはカレー、白飯、サラダ、旬のさくらんぼと、プレミアムビール! 湯沸しポットだけでも温かく美味しい料理が食べられて、作戦成功。
最終の20:36発の鉄道が出た後は、静けさが広がります。2段ベッドで休みましたが、キャンプでのコット寝とは段違いで、心地よく朝までぐっすり。これなら連泊して観光拠点にするのもよさそう。
大きな窓、広いテーブルと心地よいソファーが揃い、ドアを開ければすぐ外。ホテル泊に比べると開放感が違いますね。そして、キャントレに泊まる楽しさがこんなに簡単に味わえる! 予約もネットで手軽ですし、お値段もお手頃感たっぷりです。
お湯だけで、朝食も賄った!
ホトトギスの美しいさえずりで目を覚まし、朝食も湯沸しポットでの調理です。
無印良品のフリーズドライ食品から、リゾット、雑炊、スープ2種、凍頂烏龍茶のティーバッグを持ってきました。
食器は持参。シンクが使えないので、使用後はウェットティッシュで拭い、帰宅後に洗い直しました。皿にラップを敷いたり、手軽な紙皿を使ってもいいと思います。
1泊2日の2名分、水は2ℓのペットボトル2本でぴったりでした。手を洗ったりする水道は、トイレ前の水飲み場の蛇口が使えます。
チェックアウトの手順もカンタン
チェックアウトは10:00。布団とシーツを所定の場所に片付け、備品の清掃用具でお掃除。電源はドア横のコンセントから取ります(ゴミは全て持ち帰りです。ドア裏にゴミ袋が用意されていました)。
退出は、ドアを施錠した後、鍵をキーボックスに納めてロックし、チェックアウトダイヤルに電話しておしまい。帰る前にMobiHo脇のベンチでコーヒーを淹れ(BBQ等の本格的な調理は不可)、名残を惜しみました。
▼MobiHo「鉄泊」今回の料金
1泊:6,480円(シーズン料金、税込)
養老渓谷 ⇄ 里見 往復運賃:720円×2名
里山トロッコ整理券
・養老渓谷 → 里見:500円×2名
・里見 → 養老渓谷:500円×2名
▼合計:9,920円(食費別)
※MobiHoはレンタカー扱いなので、予約時に免許証の画像送信が必要です。また、小湊鉄道では交通系ICカードはご使用になれません。
楽しく過ごせた!けどちょっぴり気になったことは……
お風呂(シャワー)がない
こちらの鉄泊プランは、シャワールームが使えないのが気になるポイントでした。筆者の場合は、汗を流したくて、帰途、車で約13分の養老渓谷温泉街、立ち寄り温泉「滝見苑けんこう村・ごりやくの湯」に寄りました。
▼滝見苑けんこう村・ごりやくの湯:詳しくはこちら
▼養老渓谷観光協会・その他の情報はこちら
キッチンが使えない
コンロとシンクが使用できないので、キャンピングカーに泊まって料理をしてみたい! という方には物足りないかも知れません。
他に、Q泊「ボンゴヴィラ」(千葉県八千代市)や、里山泊「谷当工房」(千葉県千葉市)などは、場内のBBQ設備が使えるので、MobiHoのタイプを選んで泊まれば楽しめることでしょう。
ゴミの持ち帰り
ゴミは持ち帰ることになっているので、電車で来る方はそこがネックですね。ビン、カン、ペットボトルなど、重くてかさばるゴミだけでも回収ポストがあるといいと思いました。
料金はリーズナブル、特にキャンプ初心者にはオススメ!
天候を気にせず、手のかかる設営・撤収もなし。しっかりパワーチャージできた上に、この料金はとても魅力的。
思い立ったその時に、サクッと簡単ネット予約、駅前設置型ならビジネスホテルがわりに。仲間と泊まる新しいバリエーションの宿として。そして、ご家族での楽しい思い出作りにも、MobiHo泊はオススメです!
Why don’t you stay MobiHo? Enjoy house trailer.
MobiHoに泊まって、お手軽キャントレ体験してみませんか?
続々オープン!MobiHoで○○泊
北海道・ニセコの森泊「ホテル甘露の森」は、専用のタープとチェア、施設内の温泉が利用可能。千葉県白井市の農泊「農cafe&shop OMOしろい」では、手ぶらでBBQ、石釜ピザ体験、さらに朝夕の食事も予約でき、手間いらずでアウトドアを楽しめます。温水洗浄トイレ、シャワー完備(有料)。そのほか千葉県一宮海岸の海泊、徳島県神山村の里山泊など、続々予約受付中。
▼楽しいアウトドア企画が盛りだくさん! MobiHoの最新情報・ご予約はこちら
撮影協力:MobiHo(モビホ)