こちらのキャンピングトレーラー「MobiHo」は、駅前設置の鉄道+キャントレ泊ということで、レンタカー会社と鉄道会社共同で、「鉄泊(てっぱく)」の名で運営されています。
あいにくの雨天でしたが、テント泊と違って雨漏りや風の影響を気にすることなく、くつろぐことができるのは嬉しいですね。
養老渓谷は、東京駅から約1時間、JR内房線・五井駅で乗り換えて、さらに1時間のひなびた温泉街。東京から高速を使えば1時間半〜2時間弱の好立地。
私たちは五井から車で養老渓谷駅を目指しました。
途中のスーパーでおつまみとお酒を仕入れ、12:00、養老渓谷駅前の駐車場に到着。MobiHo鉄泊利用者の駐車料金は1泊500円(出入り自由)。駅の窓口で支払います。
MobiHoの設備は?
鍵のやり取りは電話でカンタン
チェックインは15:00〜21:00。MobiHo前方の取っ手にキーボックスがあり、ドアの鍵が入っています。チェックインダイヤルに電話し、暗証番号を教えてもらえばOK。すぐに入れます。
ここが我らの今宵の城
本日の宿、MobiHoに入ります。駐車場から100mほど距離があるので、新調したColemanのアウトドアワゴン、今日が初仕事。
どんな空間が広がっているのか、期待に胸がふくらみます。
ちなみにドアの前にあった仮設の踏み台が、後日がっしりしたブロックの台に改良されました。これで出入りの足元は安心。
ここにサイドオーニングがあると、日よけにも雨よけにもなるし、外でコーヒーブレークを楽しめるので、今後のアップグレードが待たれます。
車内のレイアウトは
車内前方です。入ってまず目に飛び込んでくるのは、広々としたリビング。角度調整のできるシャンデリア、そして家庭用のエアコンと収納棚が設置されています。ジメジメ雨キャンにエアコンがあるのはやはり快適。文明の利器に感謝です。
懐中電灯、車内の利用マニュアル、アンケート用紙が用意されていました。
車内後方は右手に常設の2段ベッド、真ん中にクローゼット、左手奥はシャワールーム、そしてキッチン、冷蔵庫が並んでいます。
昼と夜、車内のレイアウトです。大人2人が動き回っても十分余裕な空間。
窓際には、掃除用のコロコロ、アルコール除菌ウェットティッシュ、小湊鉄道の絵本を書かれた、かこさとしさんの絵、ボックスティッシュ、そして……
ちょっとだけギョッとするものが。このあたりはヤマビルの生息地で、長袖長ズボン、しっかりとした靴などの予防をせずに、不用意に藪の中や山道に入らない方が良いとのこと。
万一噛まれた時の知識が得られ、塩と絆創膏の対策セットも置いてあって、安心できました。
では、設備を細かく見ていきましょう。