【体験レポ】憧れキャンピングトレーラーの”格安プラン”に泊まってみた!

噂のキャンピングトレーラー宿泊体験をレポート!フカフカのベッドでぐっすり、目覚めたら淹れたてのコーヒーを1杯。天候を気にせず、面倒な設営もナシ。設置場所はとあるローカル線の駅前。きっとあなたも行きたくなるかも?


アイキャッチ画像・記事中画像提供:デザインスタジオ アトリエばく

ゆったり楽チン!初めてのキャンピングトレーラー泊をレポート

MobiHo前でコーヒーを飲む2人
駅からすぐの立地に、宿泊できるキャンピングトレーラーがある、そんな耳寄り情報をゲット。ゆくゆくはキャンピングカーを購入したいので、ぜひ1度体験宿泊をと思い、6月のとある週末に行ってきました。

養老渓谷駅前のMobiHo、駅から見た全景 場所は千葉県市原市、小湊鉄道・養老渓谷駅前。改札を出てすぐ目の前にある駅前広場の右手に、ピカピカのキャンピングトレーラーが2台停まっています。

宿泊料金は1泊1台5,400円〜(シーズン料金あり)で、気軽にキャントレ泊ができます。予約はネット、チェックイン/アウトは電話で簡単。大人3名と子供1名、最大4名まで宿泊可能。

それでは、内外の様子を詳しくご紹介していきましょう。



MobiHo2台の外観、鉄泊看板、雨傘
こちらのキャンピングトレーラーMobiHoは、駅前設置の鉄道+キャントレ泊ということで、レンタカー会社と鉄道会社共同で、「鉄泊(てっぱく)」の名で運営されています。

あいにくの雨天でしたが、テント泊と違って雨漏りや風の影響を気にすることなく、くつろぐことができるのは嬉しいですね。

小湊鉄道、養老渓谷駅前風景
養老渓谷は、東京駅から約1時間、JR内房線・五井駅で乗り換えて、さらに1時間のひなびた温泉街。東京から高速を使えば1時間半〜2時間弱の好立地。

私たちは五井から車で養老渓谷駅を目指しました。

養老渓谷駅前の有料駐車場
途中のスーパーでおつまみとお酒を仕入れ、12:00、養老渓谷駅前の駐車場に到着。MobiHo鉄泊利用者の駐車料金は1泊500円(出入り自由)。駅の窓口で支払います。

MobiHoの設備は?

鍵のやり取りは電話でカンタン

キーボックスからドアの鍵を取り出す
チェックインは15:00〜21:00。MobiHo前方の取っ手にキーボックスがあり、ドアの鍵が入っています。チェックインダイヤルに電話し、暗証番号を教えてもらえばOK。すぐに入れます。

ここが我らの今宵の城

キャンピングトレーラーに荷物を運ぶ人
本日の宿、MobiHoに入ります。駐車場から100mほど距離があるので、新調したColemanのアウトドアワゴン、今日が初仕事。

どんな空間が広がっているのか、期待に胸がふくらみます。

Mobihoの踏み台がブロックに改善
出典:ワンズレンタカー
ちなみにドアの前にあった仮設の踏み台が、後日がっしりしたブロックの台に改良されました。これで出入りの足元は安心。

ここにサイドオーニングがあると、日よけにも雨よけにもなるし、外でコーヒーブレークを楽しめるので、今後のアップグレードが待たれます。

車内のレイアウトは

MobiHo車内前方風景 車内前方です。入ってまず目に飛び込んでくるのは、広々としたリビング。角度調整のできるシャンデリア、そして家庭用のエアコンと収納棚が設置されています。ジメジメ雨キャンにエアコンがあるのはやはり快適。文明の利器に感謝です。

懐中電灯、車内の利用マニュアル、アンケート用紙が用意されていました。

MobiHo車内後方風景 車内後方は右手に常設の2段ベッド、真ん中にクローゼット、左手奥はシャワールーム、そしてキッチン、冷蔵庫が並んでいます。

MobiHo車内のレイアウト図、昼と夜 昼と夜、車内のレイアウトです。大人2人が動き回っても十分余裕な空間。

窓際には、掃除用のコロコロ、アルコール除菌ウェットティッシュ、小湊鉄道の絵本を書かれた、かこさとしさんの絵、ボックスティッシュ、そして……
蛭対策セット、絆創膏と塩の入ったのカゴ
ちょっとだけギョッとするものが。このあたりはヤマビルの生息地で、長袖長ズボン、しっかりとした靴などの予防をせずに、不用意に藪の中や山道に入らない方が良いとのこと。

万一噛まれた時の知識が得られ、塩と絆創膏の対策セットも置いてあって、安心できました。

では、設備を細かく見ていきましょう。


キャントレの要、キッチンは

キャンピングトレーラー内のキッチン
調理台のガラス蓋の下には、左:2口ガスコンロ、右:シンクが隠れています。しかし、これらは使えない設定なのです。ちょっと残念。

コンロの下は冷蔵庫。

キャンピングトレーラー内の冷蔵庫、内部
容量は80ℓ。電源を入れ、すぐキンキンに冷えたので、早速今宵のビールとおつまみを収納。

上の方は製氷室になっています。途中のコンビニで買ったロックアイスはここにイン!

シャワーは使えず、でも部屋は万能選手

シャワールーム、雨具、靴、アウトドアワゴン
シャワールームです。こちらのMobiHoではシャワーは使えないのですが、レインウェアを干し、アウトドアワゴンを収納するのに使いました。濡れたものや汚れ物の一時置きに便利。着替えルームにも良さそう(退出前に雑巾で泥汚れを清掃しました)。

他のMobiHoではシャワーが使えるところもありますが、こちらでも何らかの入浴施設が使えるようになるといいですね。

2段ベッドのサイズ感は……

MobiHoの2団ベッドに寝る人
ベッドは上下とも長さ約184cm、幅は約75cm。一般的な日本人の体格なら余裕かと思います。毛布、布団、枕は左手のクローゼットの中に、シーツ類はベッドの上に人数分が配られていました。

隠れ家のような空間は、小さなお子さんに大受けしそうです。この下は、外からもアクセスできる広い収納庫になっています。

ソファーベッドを組み立ててみた

ソファーベッドの台を組んだところ
リビングのテーブルとソファーをトランスフォームさせると、ベッドになります。やってみましょう。

ソファーのマットを全て外し、テーブルの板を真ん中にはめ込みます。マニュアルにはマットそれぞれに番号と置き場所が書いてあり、それを見ながらマットを置いていきます。

完成したソファーベッドに寝る人
できました。ふかふかで寝心地は最高。

完成したベッドは約2mの長さ、幅は約1.2mもあって広々。2段ベッドのプライベート感、広いベッドの開放感、どちらに寝ようか迷います。

気になるトイレ事情は?

養老渓谷駅前のトイレ
さて、個人的には一番気になるのがトイレ。養老渓谷駅前のMobiHo内にはトイレの設備がないので、駅前のトイレを使用します。

新しくて綺麗。画像左手のMobiHoから約20m、下手なキャンプ場のトイレ棟より近いです。街灯が明るく、夜間でも利用しやすかったです。

養老渓谷駅前の女子トイレ
清掃の行き届いた明るい女子トイレ。個室は6つ、全部洋式です(温水洗浄トイレではありません)。

男子トイレも同様にピカピカ。きちんと管理されています。

養老渓谷駅前の多目的トイレ
多目的トイレも完備。オムツ替え用のベッドもありました。

足湯でほっこり

養老渓谷駅前の足湯
養老渓谷駅前には足湯があります。利用料金は大人140円、子供70円(MobiHo利用者、鉄道利用客、駐車場利用者は無料)。営業時間は平日12:00〜16:30、土休日11:00〜17:00。リラックスできますよ!

養老渓谷駅前に到着したのがちょうどお昼。チェックイン時間までの約3時間、小湊鉄道の里山トロッコ列車に乗り鉄してきました。プチ旅の様子をご紹介しましょう。


施設の周辺情報!レトロなトロッコ列車にワクワク!

姿はSL、実は最新ディーゼル機関車

小湊鉄道トロッコ列車、養老渓谷駅ホームの機関車
養老渓谷駅〜里見駅間の切符を買い、小湊鉄道が企画運営している「里山トロッコ列車」に乗車。見た目はリアルな蒸気機関車ですが、中は最新鋭のディーゼル機関車だそうです。

汽笛だけは本物の蒸気機関車のものが移設されていて、郷愁をそそる音に旅心がアガります。

のどかな里山風景の中を走る

小湊鉄道里山トロッコ列車、車窓風景
緑ゆたかな田んぼと里山の間を縫って、4両編成のトロッコ列車がのんびり走ります。

小湊鉄道トロッコ列車、トンネル内を走行
客車の内装もレトロな木製。天窓からは森の木々や広い空が眺められます。久々に街の喧騒を離れ、自然の中の小旅行を満喫。

里見駅で郷土料理の「房総太巻き寿司」(500円)を買い、お昼にしました。他にビール列車等の臨時便も運行されています。

▼小湊鉄道・里山トロッコ列車のご案内はこちら

チェックインを済ませ、荷物を解いたら、夕食タイムへ突入です。さて、メニューは……

MobiHoでお夜食&朝食

使えるのは湯沸しポットのみ、ではどうする?

トレーラーのキッチンで、ポットのお湯をαご飯に注ぐ人
再び、Mobihoの施設情報に戻ります。

今のところ、こちらのトレーラー内で使用できる調理器具は電気湯沸しポットだけ。料理の持ち込みOKなのですが、せっかくなら熱湯があれば作れるキャンプ飯をと考え、災害備蓄用のアルファ化白飯と、レトルトカレーにしました。

選んだのは無印良品のカレー

電気ポットでレトルトカレーを温める
美味しいと評判の、無印良品のカレー3種をチョイス。

白飯に熱湯を入れ、蒸らしている間にもう一度湯を沸かしてカレーを温めます(使用後にポットを洗浄しました)。

乾杯!いただきます

カレー、サラダ、さくらんぼ、ビールで乾杯する人
メニューはカレー、白飯、サラダ、旬のさくらんぼと、プレミアムビール! 湯沸しポットだけでも温かく美味しい料理が食べられて、作戦成功。

MobiHoキッチン、湯沸しポット、たねほおずき
最終の20:36発の鉄道が出た後は、静けさが広がります。2段ベッドで休みましたが、キャンプでのコット寝とは段違いで、心地よく朝までぐっすり。これなら連泊して観光拠点にするのもよさそう。

大きな窓、広いテーブルと心地よいソファーが揃い、ドアを開ければすぐ外。ホテル泊に比べると開放感が違いますね。そして、キャントレに泊まる楽しさがこんなに簡単に味わえる! 予約もネットで手軽ですし、お値段もお手頃感たっぷりです。

お湯だけで、朝食も賄った!

ホトトギスの美しいさえずりで目を覚まし、朝食も湯沸しポットでの調理です。

無印良品のフリーズドライ食品から、リゾット、雑炊、スープ2種、凍頂烏龍茶のティーバッグを持ってきました。

お湯を注ぐ人、朝食風景、無印良品のフリーズドライ食品色々
食器は持参。シンクが使えないので、使用後はウェットティッシュで拭い、帰宅後に洗い直しました。皿にラップを敷いたり、手軽な紙皿を使ってもいいと思います。

1泊2日の2名分、水は2ℓのペットボトル2本でぴったりでした。手を洗ったりする水道は、トイレ前の水飲み場の蛇口が使えます。

チェックアウトの手順もカンタン

掃除機でMobiHo内を清掃する人
チェックアウトは10:00。布団とシーツを所定の場所に片付け、備品の清掃用具でお掃除。電源はドア横のコンセントから取ります(ゴミは全て持ち帰りです。ドア裏にゴミ袋が用意されていました)。

退出は、ドアを施錠した後、鍵をキーボックスに納めてロックし、チェックアウトダイヤルに電話しておしまい。帰る前にMobiHo脇のベンチでコーヒーを淹れ(BBQ等の本格的な調理は不可)、名残を惜しみました。

▼MobiHo「鉄泊」今回の料金
1泊:6,480円(シーズン料金、税込)
養老渓谷 ⇄ 里見 往復運賃:720円×2名
里山トロッコ整理券
・養老渓谷 → 里見:500円×2名
・里見 → 養老渓谷:500円×2名

▼合計:9,920円(食費別)

※MobiHoはレンタカー扱いなので、予約時に免許証の画像送信が必要です。また、小湊鉄道では交通系ICカードはご使用になれません。

楽しく過ごせた!けどちょっぴり気になったことは……

お風呂(シャワー)がない

立ち寄り湯、滝見苑けんこう村ごりやくの湯、露天風呂 こちらの鉄泊プランは、シャワールームが使えないのが気になるポイントでした。筆者の場合は、汗を流したくて、帰途、車で約13分の養老渓谷温泉街、立ち寄り温泉「滝見苑けんこう村・ごりやくの湯」に寄りました。

▼滝見苑けんこう村・ごりやくの湯:詳しくはこちら
▼養老渓谷観光協会・その他の情報はこちら

キッチンが使えない

コンロとシンクが使用できないので、キャンピングカーに泊まって料理をしてみたい! という方には物足りないかも知れません。

他に、Q泊「ボンゴヴィラ」(千葉県八千代市)や、里山泊「谷当工房」(千葉県千葉市)などは、場内のBBQ設備が使えるので、MobiHoのタイプを選んで泊まれば楽しめることでしょう。

ゴミの持ち帰り

ゴミは持ち帰ることになっているので、電車で来る方はそこがネックですね。ビン、カン、ペットボトルなど、重くてかさばるゴミだけでも回収ポストがあるといいと思いました。

料金はリーズナブル、特にキャンプ初心者にはオススメ!

林の中、MobiHoの前に立つ人、コールマンのワゴン 天候を気にせず、手のかかる設営・撤収もなし。しっかりパワーチャージできた上に、この料金はとても魅力的。

思い立ったその時に、サクッと簡単ネット予約、駅前設置型ならビジネスホテルがわりに。仲間と泊まる新しいバリエーションの宿として。そして、ご家族での楽しい思い出作りにも、MobiHo泊はオススメです!

 

Why don’t you stay MobiHo? Enjoy house trailer.

MobiHoに泊まって、お手軽キャントレ体験してみませんか?


続々オープン!MobiHoで○○泊

ニセコホテル甘露の森、MobiHo専用スクリーンタープ 北海道・ニセコの森泊「ホテル甘露の森」は、専用のタープとチェア、施設内の温泉が利用可能。千葉県白井市の農泊「農cafe&shop OMOしろい」では、手ぶらでBBQ、石釜ピザ体験、さらに朝夕の食事も予約でき、手間いらずでアウトドアを楽しめます。温水洗浄トイレ、シャワー完備(有料)。そのほか千葉県一宮海岸の海泊、徳島県神山村の里山泊など、続々予約受付中。

▼楽しいアウトドア企画が盛りだくさん! MobiHoの最新情報・ご予約はこちら

撮影協力:MobiHo(モビホ)

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MobiHoのドアを開けて中を覗く人、コールマンのアウトドアワゴン
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関美奈子

ガールスカウトがきっかけでキャンプが趣味になりました。100均やホームセンターの素材で、簡単便利なキャンプのアイデアを考えるのが大好きです。20年超えのテントとタープをようやく買い換え、夏キャンを満喫中。 Instagramアカウント:@minako_seki_atelierbaku

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