別注・新作アイテム入荷中!!CAMP HACK STORE

日本一周キャンパーが出会った「無料」なのに快適なキャンプ場 #6《芦野公園オートキャンプ場》(2ページ目)

設備の充実度が高い「芦野公園オートキャンプ場」

青森県五所川原市にある、芦野公園内(湖をもつおよそ80ヘクタールの自然公園で、日本さくら名所百選に選ばれた2,200本の桜と老松が湖畔に広がる景勝地)の一角に「芦野公園オートキャンプ場」があります。

キャンプ場エントランス

芦野公園オートキャンプ場 芦野公園 入口

特に受付のような場所は無く、予約や申請等は不要で自由に出入りができます。

キャンプ場全景

芦野公園オートキャンプ場 芦野公園オートキャンプ場

こちらがメインの「オートキャンプ場」全部で10区画あり、中央に設置されている炊事場を囲むように配置されています。

1区画につき1台の駐車スペースが確保されているので、2台目以降の車はキャンプ場入口にある専用駐車場に駐車します。

芝生 靴

それでは恒例の地面チェック。芝生はとても綺麗。芝生内への車両侵入は禁止されているので、芝生の上には駐車しないようにしましょう。

芦野公園オートキャンプ場

オートキャンプ場をさらに奥に進むと……自由にテントを張れるフリーサイトまでありました。しかもこのフリーサイトがとても広く、私の目測ですが、テント100張りは余裕で張れる程のスペース。こんなに広い無料キャンプ場は初めてです。

芦野公園オートキャンプ場

サイクリストなんかは、こちらのフリーサイトで広々とキャンプをしている人が多いようですね。

炊事場

炊事場 炊事場

炊事場はこのようなスペース。

少し他の無料キャンプ場と違うのが「外灯の雰囲気」。他のキャンプ場は、蛍光灯のみで青白い光で照らされることが多かったのですが、このキャンプ場は蛍光灯の他に、暖色系の電球が設置されていて雰囲気がグンと上がっていました。

手動でスイッチを押す仕様なので、最初は分かりづらいですが夜の調理も大変助かりました。

炊事場

こちらの水道ですが、今までのどのキャンプ場よりも水圧がスゴイ! 水圧だけで汚れたお皿も綺麗になるほど。

他のキャンプ場でちょろちょろとしか出ない水道を使用したことがありますが、あのじれったさは全くありません。個人的に日本一周中No.1の水道、と言いたいレベル。

それと、普通にお水が美味しいですね。色んなキャンプ場を周ると水の味の違いもなんとなく感じるんですが、ここは「さすが東北地方!」だと思いました。

炊事場

炊事場中央に設置された机と、野外炉、屋根があるので突然の雨や直射日光を避けることができます。

私が泊まっていた時は、スコールのような雨と炎天下のような日光がどちらも襲ってきたので、日中のほとんどをここで過ごしていました。ちょっとした命の恩人みたいな場所でとても感謝しています。

トイレ

トイレ

週に2度ほど清掃されているようで、綺麗に管理されています。

男子トイレはキャッチャースタイル(和式)の便器が4つあり、洋式はありませんでした。個人的には残念ポイントでしたが、ここまで設備が整って綺麗にされているなら文句はありません。

芦野公園オートキャンプ場のさらにいいところ

芦野公園オートキャンプ場 周辺情報

この「芦野公園オートキャンプ場」のいいところは、キャンプ場の周りに温泉施設やスーパーマーケット、コンビニが点在しているということ。これなら「あっ!あの食材買い忘れた!」なんて時も大丈夫。近くにスーパーマーケットがある安心感って凄いですよね。

そして、温泉が近くにあるのもとても嬉しいポイント。昔ながらの温泉施設ですが、入浴料が300~400円(※市内、市外の人で異なる)という激安。思いっきり汗をかいた後の温泉、本当に最高でした……!

芦野公園オートキャンプ場

広大な敷地内にある「芦野公園オートキャンプ場」は春・夏・秋と楽しめます。

春はキャンプ場内に桜が咲き乱れ「お花見」ができて、夏はキャンプ場から「花火」が見れるようです。秋は「紅葉」が楽しめ、一年中「釣り」だってすることも可能。残念ながら冬は雪が積もってしまうので閉鎖となります。東北地方のキャンプ場ならではですね。

芦野公園オートキャンプ場

私自身、4泊5日してしまうほど居心地がよかったキャンプ場。声を大にしてオススメします! こんな素敵なキャンプ場が閉鎖されないように、一人一人がしっかりとマナーを守り使用したいですね。来た時よりも、帰るときは美しく掃除して帰りましょう!

【芦野公園オートキャンプ場詳細】
住所:五所川原市金木町川倉七夕野地内
問合せ先:TEL 0173-34-9555
期間:4月下旬~10月末(予約不要)
料金 無料
駐車場:あり
公式サイトはこちら

日本一周キャンパー野口
旅の道中のことを配信しているアカウントはこちら
インスタグラム:@no_camp_no_life

無料キャンプ場の注意点

無料キャンプ場は、管理人が常駐していることが少ないので防犯や災害、マナーには十分気を付けてください。無料だからこそ、心がけたいキャンプのマナーをきちんと守って全員が気持ちよくキャンプできれば最高ですね!

その他の記事はこちら

2 / 2ページ