設営がとても簡単とウワサの、ワンポールテントを購入
今回は個人的に購入した、3人用のワンポールテント「T3-44-BK」の設営してみた様子をレポートします。
テントの設営が不安……という人でも大丈夫
色んなテントの中でも「ワンポールテント」は設営がとても簡単。自分でテントを立てたことがない人や、苦手意識がある方におすすめできるタイプです。
設営が簡単=時短
また設営が簡単であれば、時間の節約にも◎。他の準備や遊びに時間をつくることができるので、子どもの様子を見なければいけないパパママキャンパーにもおすすめ!
見た目は近年流行の「黒」
見た目はイメージ画像からも分かるように、ブラックで男性向きテント。ですが女性の私でもこのデザインには惹かれるものがありました。
DOD ワンポールテント 3人用 T3-44-BK
それでは設営してみます!
収納袋の大きさは52cm、紐もゆったりしていて肩がけもラクチン。重量は公式サイトで3.1kgとのことですが、それほど重さは感じませんでした。
今回は専用のグランドシートを別で購入しました(グレー色)。上の写真のように、テントと一緒にベルトでくくることができます。こうしておけば忘れ物防止になりそう。
中身は左からインナーテント、付属のアルミ製Yペグ13本、スチール製のメインポール、フライシート。自在付きのストームロープ(張り網・ガイロープ)はすでにフライシートに付いていました。
インナーテントを広げ後ほどの微調整を考え、対角線上に浅めにペグダウンしていきます。アルミ製のYペグはなかなかしっかりしたものでした。
しかし抜く際のハンマーをひっかける溝や穴が小さいのが難点……。使う前にロープを付けておいたり抜きやすくする対策をしておいた方が良さそうです。
底辺は六角形ですが、先にグランドシートを広げているので形はあまり悩まなくて済みました。入り口が一箇所なのでしっかり向きを決めてからペグダウンしましょう。
設営場所のイメージもしやすかったので、グランドシートは一緒に揃えるのがおすすめです。
次にメインポールを組み立て、テントのトップに立てていきます。メインポールはスチール製で細いですが、かなりしっかりしていました。
底辺の中心は縫い目で分かりやすくなっているので、悩まず中心をゲットできます。
インナーテントのみだとこのような感じでフルメッシュ。ここからペグの位置を微調整してピン張りを目指していきます。
次にフライシートの入り口をインナーテントの入り口に合わせてフワッとかけるだけ。インナーテントで使っているペグに、フライシートの紐を引っ掛けます。
設営完了! 一人でも余裕で立てることができました。簡単です!
身長167cmの私と比べるとほぼ同じ高さですね。
風や美しいシルエットを気にされる方はストームロープ(張り網・ガイロープ)を張りましょう。
ここまでで撮影しながら30分程度。これだけ簡単なら次回は10分かからないと思います。
思った以上に簡単。迷う箇所がなかった
さすがワンポールテントなだけあって、設営で迷うポイントがありませんでした。
しかも見た目もPOPすぎないデザインなので手頃に「設営している感」もあり、なんだか気持ちも満たされます。
その他、7つの機能をご紹介
「設営が簡単」という魅力以外の、このテントの機能を7つご紹介します。初心者キャンパーの方のテント選びの視点にもなるのではないかと思いますので、チェックしてみてください。
① ちょっと便利な先端ループ
トップの部分にループがあるのでタープを連結させたい時に便利。
また、もしポールが使えない場合があれば、ちょうどいい高さの木に吊るしてテントを張るという緊急時のライフハックも使えそう。
② ベンチレーターはテント上部に2ヶ所
けっこうしっかりした芯が入っていて、風が強くてもこの形状を保ってくれていました。
インナーテント内からはベンチレーターを開け締めできる構造にはなっていません。なので空気の抜けはさほど良くない印象。
③ テント内部は暗く、比較的涼しい
インナーテントとフライシートの隙間は確保されているので、中の空気自体は外と比べると比較的涼しいと感じました。遮光性はなかなかのもの。立つと暑いですが、寝てみると体の上を空気が通って涼しいです。夏はマットか、低いローコットが涼しそう。
逆に春先、秋頃は座面の高いコットの方が暖かいのでは、と感じました。
④ ポケットは2箇所
インナーテント内にメッシュポケットは2箇所ありました。それぞれがほぼ反対側に設置されているので、テントを2人で利用の時は嬉しい配慮ですね。
⑤ 土や水の進入を防ぎやすい入り口
底面からの深さも十分にあり、雨が浸水する可能性は低そうです。
底面はわりと薄い(ブルーシートのようにゴワゴワしていない)ので、グランドシートやインナーマット的なものは必至。
⑥ 広さは大人2人までがちょうどいい
180cm弱の男性が横になっても大丈夫です。ただ、公式サイトの表記「大人3人」というのはちょっとキツイような。小柄な大人3人。もしくは3人のうちの1人が小学生くらいまでなら3人利用もアリだと思います。
荷物を置くことを考慮すると、ベストなのは2人かなと思いました。
⑦ 収納サイズも価格もコンパクト!
バイクに積載してみると、このようなサイズ感。横52cm、重量3.1kgとなかなかコンパクト。
価格も1万円と手ごろなのでツーリング用、ワンポールテント入門、ソロキャンプ用、格安の黒いテントを探していた方などにおすすめです。
DOD ワンポールテント 3人用 T3-44-BK
DODのワンポールテントは「サイズ違い」や「色違い」も豊富
DOD ワンポールテント 5人用 T5-47-BK
DOD ビッグワンポールテント 8人用 T8-200-BK
DOD ワンポールテント 3人用 T3-44-BG
DOD ワンポールテント 5人用 T5-47-BG
DOD ビッグワンポールテント 8人用 T8-200T
使ってみた感想まとめ
今回設営してみた3人用のワンポールテント。ポップアップテントほどお手軽というわけにはいきませんが、一つ一つが小ぶりで設計もシンプル。一人でも悩むことなく設営することができました。
さらにインナーテントのみ、フライシートのみの利用もできることから、キャンプからデイキャンプまで幅広く活躍の場がありそう。
あまり設営に時間をかけたくないソロキャンプやツーリングキャンプ、母子キャンプや父子キャンプなどにピッタリなのでは?
設営がラクなテント
ワンポール以外にも設営がラクラクなテントは他にも。空気式やワンタッチ式などあるので是非参考にしてみてください。
One pole tent is really easy to stand up!!
ワンポールテントは本当に立てるのが簡単!