あり過ぎず、なさ過ぎず。ちょうどいい感じ
「夜通しレースをやっているとなると、寝るときにちょっとうるさいのでは? と心配していたのですが、テントの中に入ると案外音は気にならなかったです」と話してくれたのは、東京からお越しの馬場さん夫妻。旦那さんは「大きなレースを見るのは初めてなので、それとキャンプを同時に楽しめるのがいいなと思って…」とスポーツオーソリティのテント販売パッケージを利用して富士スピードウェイのキャンプに初トライ。「実際にやって見ると、ホテルに泊まったり車中泊したりするのとは違う、外の空気や音を楽しみながら過ごせたのはとても心地よかったです」と話してくれました。
奥さまは「24時間ずっとレースをやっているので、気が向いたらいつでも観られるという気軽さがよかったです。夜はレーシングカーの明かりがきれいで、そういう面白さは来てみないとわからないと思いました」とサーキットキャンプの魅力を話してくれました。さらに「女性用トイレもきれいだし、水場もあるし。設備はありすぎず、なさすぎず、のちょうどいい感じでした」とキャンプ環境にも満足の様子。旦那さまも「人がいなかったり、逆に多すぎたりしても嫌だったので、距離感が程よく、ガヤガヤ感とは一歩離れた環境でステイできて心地良かったです」と大満足でした。
子供にとってあたり一面が遊び場
サーキットとほど近い御殿場からお越しの吉牟田さんファミリーは、4人家族+愛犬と一緒にいらしていました。
「キャンプ場のコテージやバンガローには泊まったことがありますけど、テントを使ってのキャンプは今回が初めて。ずっとやりたいと思っていて、去年テントを買ったんですけど、ようやく出番がきました。下の子はまだ1歳なのですが、早々キャンプデビューです(笑)。あとで弟ファミリーも合流し、みんなでBBQを楽しみたいと思います」と話してくれました。
愛犬とのキャンプを満喫
八王子からお越しの佐藤さんは、奥さまと2匹の愛犬と一緒にキャンピング。富士スピードウェイでのキャンプは4回目という経験者です。
「普段は富士五湖あたりでよくキャンプしていますが、富士もGWとスーパーテック、WECと宿泊できる時は毎回来ています。ここでのキャンプの魅力は、犬を広大な土地で遊ばせられること。それがすごく楽しくて。あとトイレとかもすごく綺麗なんです。他のキャンプ場はここまでは望めないですね。気温も快適ですが、10月あたりになるとやっぱり冷え込みますので防寒対策はしっかりとやっています。寝袋はいいものを購入しました」と経験則を口にしてくれました。
ちなみに富士スピードウェイの標高は545-580mの位置にあり、気温は平野部に比べると若干低め。高山に比べると過ごしやすいですが自然の一部にいるということを忘れず、防寒の準備はしっかりしておきたいところです。