キャンプ中の“水保管”ってどうしてる?様々ある道具のメリット・デメリットを考えてみた
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水を保管するときによく使われるアイテムといえば「ジャグ」「ペットボトル」「水筒」などがあります。人によって良し悪しは様々だと思いますが、改めてこれらの違いやメリット・デメリットをご紹介。いろんな角度から、自分にあった水保管の方法を知っていきましょう!
目次
キャンプで水を保管する方法。みんなはどうしてる?

そこで、それぞれのメリットとデメリットを改めて洗い出し、最適な使い方を見直してみましょう。
そもそも、水を保管するアイテムがあるとなぜ便利なのか?

また、保冷・保温機能が備わっていたり、持ち運びがしやすかったりと機能や利便性もあり、ただ水を使うだけではなく+αの役割があるのも嬉しい特徴です。
それぞれの道具のメリットとデメリット:ジャグ編
では、それぞれのメリットとデメリットについて深掘りしていきましょう。今回は代表的なジャグ、ペットボトル、水筒の3つに絞ってご紹介します。-
【メリット】大容量にして充実した機能


機能も様々で、たとえば蓋の下に受け皿となるトレーが入っていて、ここに氷を入れておくと下に貯めてある水が冷えておいしく飲める、なんてこともあります。夏場を中心とした暑い日には嬉しいですよね!


コールマン スチールベルトジャグ
●素材:ステンレス、ポリエチレン、発泡ウレタン
●サイズ:約26×30cm
●重量:約1.4kg
●容量:約4.9L
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【デメリット】ハードタイプは収納や置き場に困る。折りたたみ式を使う手も

たとえば車の積載。ご覧の通り、結構幅を取るんですよね。ペットボトルと水筒(プラティパス)も並べてみましたが、ジャグが一番幅も高さも場所をとっています。身軽にキャンプをしたい人には少々厳しいかもしれません。

ものによっては小さかったり、すぐに凹みやすかったりと使いずらいと感じることもあるかもしれませんが、ハードタイプでは収納に不便という人はこっちのタイプがよさそうですね!
バンドック ジャバラ ウォーター ジャグ 7.5L
●サイズ:(約)/W21xD21xH38.5/28cm
●収納時サイズ:(約)/23x23x13cm
●使用時サイズ:(約)/W21xD26.5xH46.5cm(取手、台座含む)
●容量:(約)/7.5L
●重量:(約)/540g
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Q.どんな人に向いている? A.ファミリーキャンプなどでのキャンプに本領発揮。遠い場所ならなおさら

また、水を汲んでくる場所がサイトから遠いときにも便利でしょう。筆者は、2泊以上するなどロングスパンでキャンプをするときには重宝しています。
それぞれの道具のメリットとデメリット:水筒編
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【メリット】保冷・保温性があるものから折りたためるものまで豊富
持ち運びがしやすかったり収納もそこまで大きくないので、気軽に持っていけることもメリットです。スタンレーなどの保温も保冷もできる水筒であれば、オールシーズンでの活躍間違いなし!
スタンレー クラシック 真空 ボトル 1L
●サイズ:幅114×高さ360×本体径98mm
●重量:840g
●保温力目安:60度以上/24時間
●保冷力目安:10度以下/24時間

セイシェル 携帯浄水ボトル
●サイズ:高228mm、最大直径80mm
●重量:空重量128.5g
●容量:600ml
●総浄水能力:380リットル(500mlのペットボトル=760本分)※浄水量は原水により異なります ※海水はろ過されません ※フィルター交換可能

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【デメリット】飲み口が「飲料用」のものが多いので調理や手洗いなどは使いにくいかも


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Q.どんな人に向いている? A.ソロキャンプや荷物をコンパクトにしたい人
保冷・保温ができる頑丈なタイプから、使わないときはくるくると巻いたり畳めておけるタイプなど、とても種類が豊富。自分に合った水筒を選べればそれが最強かもしれません。
それぞれの道具のメリットとデメリット:ペットボトル編
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【メリット】どこでも手に入る手軽さ

冷蔵庫がある場所で購入できれば、とても冷たい水を購入することができます。暑い夏場には、これが体にとっても沁みて美味しいんですよね! また、水源地が近い場所ならそこでしか飲めない「ご当地」の水が手に入るという楽しさも。
買うのではなく容器として毎回ペットボトルを使う場合はキャンプ場で水を汲むわけですが、ジャグに比べたら容量も使いやすさも劣ります。ただジャグ・水筒と比べたら圧倒的に手ごろな価格で手に入りますし、使い捨てでもOK。現地の近くで購入すれば積載の幅も取りません。
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【デメリット】ごみが発生する

ただペットボトルを容器としてリサイクルし、毎回家から水を入れて数本持って行けばコストは0。という考え方もありますが、ジャグや水筒のそれとは違い、何度も使いまわすと衛生面で不安が残ります。
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Q.どんな人に向いている? A.必要な水の量がわからない初心者層

また口に入れる水は絶対に安心できる水を使いたい、という方はペットボトルでの水確保が向いていますね。
併用して”いいとこ取り”をする手もアリ

“水保管アイテム”を使い分けて楽しいキャンプを満喫しよう

How are you keeping the water ?
どうやって水を保管してる?
小川 迪裕の記事はこちら
紹介されたアイテム
コールマン スチールベルトジャグ
スタンレー ウォータージャグ 3.8L
バンドック ジャバラ ウォーター ジャグ 7.5L
ロゴス ウォータージャグ
スタンレー クラシック 真空 ボトル 1L
プラティパス ソフトボトル 1.0L
セイシェル 携帯浄水ボトル
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