作り方① 角材を加工する
木材を150cmにカット
角材は150cmにカットしました(上4本はカットした余り)。掛けたいもの、車のラゲッジスペース、普段の収納場所、それからご自分の背丈と相談して、使いやすい長さを決めてください。
木材の切断は、購入したホームセンターのカットサービスを使うと便利です。1カット数十円〜ですし、何より寸法の間違いがありません。
全ネジボルトを通す穴を開ける
電動ドリルで、全ネジボルトを通す穴を開けます。角材に対して直角になるよう注意してください。穴が曲がっていると、あとでボルトを通しにくくなります。
1本の角材の両端に1箇所ずつ、4本全て同じ位置に穴を開けます。
ホームセンターのレンタルサービスを使おう
電動ドリルがない方は、ホームセンターのレンタル工具サービスを使うと便利です。
また、店舗によっては、簡単な工作室を備えているところもありますので、そちらを利用するのも良いでしょう。店員さんの簡単なアドバイスが受けられるので、DIY初心者におすすめです。
サンドペーパーで穴を滑らかに
鉛筆のお尻にサンドペーパーを巻きつけて、ドリルで開けた穴の中を綺麗に整えます。
次に、各パーツを揃えます。
作り方② パーツの準備
全ネジボルト、ナット、ワッシャー、ホースを用意する
穴を開けた角材4本、全ネジボルト3本、角材とボルトを締めるナット12個、ワッシャー12個、全ネジボルトにちょうどはまる内径のホースを用意します。
ホースは長さ80cmにカットしておきます。なぜホースを用意したかというと……
全ネジボルトにホースをはめておく
衣類を直接掛けた時の汚れ防止と、滑り止めを兼ねて、切り売りの透明ホースを使いました。売り場には色々なホースがありますので、キャンプギアに合わせたカラーのものを選んでもいいですね。
ラック上部に使用する全ネジボルトに、あらかじめ被せておきます。
さあ、ここまで用意できたら、あとは組み立てるだけ。
作り方③ ラックを組み立てる
全ネジボルト3本を取りつける
ラック上部の穴に、ホース付きの全ネジボルトを取りつけます。残り2本の全ネジボルトは、脚部の穴に取りつけます。
穴に挿して留めればいいので、使いたい時にすぐ組み立てられます。
ナットを締める
※全ネジボルトに通すのは、ナット ⇒ ワッシャー ⇒ 角材 ⇒ ワッシャー ⇒ ナットの順。
ネジが太く、材もしっかりしているので手で締めるだけで安定します。風が強めの時や、たくさん衣類を掛ける時にはマルチツールやペンチで軽く増し締めすれば十分。
この日はやや風が強かったのですが、衣類が寄ってしまったりラックが揺れることもありませんでした。
▼CAINZ(税込)
ホワイトウッド・DIY加工材 (1,820×35×35mm):388円×3本
ユニクロ全ネジ寸切ボルト(1,000×Φ12mm):278円×3本
ナット(Φ12mm):28円×12個
ワッシャー(Φ12mm):15円×12個
ホース・切り売り(1m):220円
木材カットサービス代:50円
▼合計:2,784円
※電動ドリル、サンドペーパー、束ねる際の面ファスナーテープ、ハンガー類は含みません。
見た目も使い勝手もかなりイケてる!洗濯物にも◎
テントの床に放り投げたり、チェアの背にバサッとかけておくだけだったアウターがスッキリまとまって、気分もスッキリ!
タオルを乾かす、連泊キャンプで洗濯物を吊る、シュラフだって干せる。ロープを張れないキャンプ場でも、これがあれば安心。家の中で、アウトドアウェアの定位置にしても良さそうです。
What a useful rack to hang bulky outer wear!
かさばるウェアのちょい掛けに最適!