とあるキャンパーに徹底フォーカス!
インスタグラムに寄せられた『#camphack取材』タグがついた投稿の中から、気になるキャンパーを取材する企画『あのキャンパーのウラ側HACK!』。
今回は、超絶フォトジェニックなキャンプ風景がひときわ目を惹く『@anothersky373』さんが登場します。
プロフィール
名前:アナスカさん
アカウント名:@anothersky373
居住地:東京都
職業:会社員
キャンプを始めた時期:1998年頃
キャンプスタイル:ファミリーキャンプ・会社仲間や友人とのグループキャンプ
まずはこちらの写真をご覧ください
こちらはアナスカさんご自身にお選びいただいた、お気に入りのショット。どれも自然とギアの調和や、配色のコントラストが素晴らしいプロ級の写真ばかりです。いったいどうしたらこんなにカッコいい写真が撮れるのでしょうか?
そんなコツをはじめ、フォトジェニックさに貢献してくれる料理・お酒へのこだわりについても伺いました。
プロっぽいキャンプ写真を撮るには?
キャンプ写真は、SONY Cyber-shot RX100系とiPhoneで撮影されているというアナスカさん。
昼間の撮影はスマホで撮ることも多いですが、夜間撮影は薄暗い場所でもしっかり映るCyber-shotが活躍しています。
画角の構図や上手に撮影するためのコツを伺うと……
朝陽や夕陽の方向、木など近くの建造物の有無などで設営の場所や向きを考えるようにすると、好みの写真が撮りやすいですね。
こちらは、夕陽が写真中央におさまる構図。しかもちょうどテントと車の間に来る瞬間を狙って撮影されています。
ソーラーパフを”演出小物”として使うアイディアも、参考にしたいテク。
撮影方法は、専門的な知識や技術はありませんが日頃から上手な人達の写真を沢山見てマネをしながら撮り続けていると、自分好みの写真が撮れるようになると思います。
何より、まずは「こんな場所でキャンプがしたい」と思えるキャンプ場に行くことが、気に入る写真につながっているというアナスカさん。
確かに、思い出をより素敵な写真におさめたいという気持ちは、撮影テクを上げてくれそうです!
キャンプ料理のこだわりは?
ギアの風景だけでなく、料理まわりのビジュアルも完璧! しかも、とてもおいしそうです。なるべく簡単かつ豪快でフォトジェニックという、ワガママなおすすめキャンプ料理を教えていただきました。
ビア缶チキン・アクアパッツア辺りが簡単で写真映えすると思いますね。焼肉などは牛肉や鶏肉をリンゴジュース・ニンニク・焼肉のたれ・ステーキソースで漬け込んだものを持って行くことが多いです。
こちらは珍しい、蟹飯。キャンプで作るには手間がかかりそうですが……
魚介類や野菜料理なども自宅で下準備をして持って行き、キャンプ場で時間の余裕を作るようにしています。
盛り付けは赤・緑・黄色の野菜やフルーツでカラフルにすると見映えもよく目でも美味しいですね。
インスタ投稿のなかに、おいしそうなレモンサワーのショットも発見!
お酒は何でも好きですがレモンサワーは特に好きで、20年以上飲み続け”レモンサワニスト”と言われています(笑)。
そんなキャンプ界きっての”レモンサワニスト”アナスカさんが説く、おいしいレモンサワーの作り方がこちら!
キンミヤ焼酎か宝焼酎20度を使い、1杯に対して生レモン半分をしっかり絞り、果肉も沢山入れて氷と強炭酸水で割ります。お好みでミントや生姜を少し入れても美味しいです。
作り方も、さすがのこだわり。お酒好きなら、こんな本格的なレモンサワーをキャンプで味わいたいですね。
お気に入りのギアを教えてください
1.「カーミットチェア」
NATURALMOUNTAINMONKEYS×BALLISTICSのコラボギアです。座面と背面が繋がっていて座り心地が良いことと、腰への負担が少ないのが気に入っています。
2.「38パレット」
ガレージブランド「the Arth」のものです。三脚に設置することで自由に高さを調整できるので、設営・撤収時は立って使える高さにしておくととても使いやすいです。設営時一番先に出して、撤収の一番最後まで活躍してくれます。
3.「Tarp01」
sunsetclimaxのタープです。一般的なヘキサタープよりもシャープなこの形と色、そして高い遮光性が気に入っています。
アナスカさんに直撃!ココだけの話
月のキャンプ費用は、いくらくらいですか?
定期的にキャンプへ行かれていて、高級ギアも多数お持ちのアナスカさん。気になるキャンプにかけている費用はというと……
月間2回のキャンプ費用は、施設利用料・交通費・飲食代込みで約3~4万円。キャンプギアは、まったく買わない時もあれば、数十万円の出費がある月もあります。
買って後悔したギアや、失敗エピソードはありますか?
後悔したギアはありませんが、以前価格重視で買い揃えたものは全て買い替えたので、結果的に高いものになってしまいました。良いものは何十年と使えるので、今はその辺りを考えて買い物しています。
キャンプが原因で家族ともめたことは?
一度もありません。キャンプは僕が元々やってまして、家族ができてからも変わらずキャンプしている感じですね。
お子さん達がヒルバーグのテント中で宿題……! こだわりを持って長く続けていたりキャンプギアを家でも楽しく使えるとなれば、高い買い物であっても家族も納得してくれそうですね。
よく行くキャンプ場は?
1:ふもとっぱらキャンプ場
2:道志の森キャンプ場
3:ほったらかしキャンプ場
「ふもとっぱら」は、富士山が上から下まで丸見え! 「道志の森」は、山まるごとキャンプ場のようなところで設営場所により、違った雰囲気を楽しめます。「ほったらかし」は昼も夜も眺めが良く、近所のほったらかし温泉も気に入っています。
おわりに
アナスカさんのキャンプシーンは、すべてがフォトジェニック。その理由は「自分がキャンプで何をどう楽しみたいか」という明確なポリシーが、しっかりと体現されているからではないでしょうか。
思いが強ければ強いほど、楽しみ方が無限に広がるのがキャンプ。アナスカさんのように、どんどんこだわりを持って自分なりのキャンプを楽しみたいですね!
あなたのキャンプスタイルをCAMP HACKが記事にします!
みなさんのこだわりのキャンプサイトを、CAMP HACKで紹介しませんか? インスタグラムでCAMP HACK公式アカウント(@camp_hack)をフォロー、そしてハッシュタグ『#camphack取材』を付けて投稿するだけでOK! 私たちが取材し、あなたのキャンプスタイルを記事にします!