なるほどこれがグランピングか。スノーピーク グランピング白馬の体験レポート

3月に行われた「スノーピーク グランピング白馬」。CAMP HACK編集部で体験レポートをお届けします。心温まるおもてなしで迎えてくれたスタッフの心使いはもちろんのこと、白馬にしかない自然を生かしたコンテンツはまさに豪華。グランピングは、グラマラスな施設体験ではなく、心を豊かにしてくれるキャンプ体験なのかもしれません。


自然に寄り添う、新感覚なグランピング


グランピングというと、施設自体が豪勢な(グラマラスな)キャンプ体験というイメージが先行しがち。景色を楽しんだりはもちろんですが、大方はその自然を”感じる”まで落とし込めている場所は少なく、”観る”にとどまっている気がしていました。

しかし、3月18日・19日に体験したここ白馬でのグランピングは、観るだけではなく、聴いて触れて嗅いで味わって。まさに五感で自然を満喫できるようなプログラムがしっかりと考えられていました。その内容を紹介します。

食べて美味しい、聞いて楽しい、地元の人々との交流


今回のプログラムであった「おやき作り体験」。地元の方をお呼びし地元で採れた食材でおやきを作ります。

スピアヘッドの中にお邪魔すると、笑顔で迎えてくれたのは地元のお姉さま(?)がた。この大先輩の軽妙なトーク術のおかげで楽しい会話をしながらのおやき体験となっています。おやきで人気な野沢菜は11月に漬けて保存食として冬の間の食卓を彩る大切な食材だそうで、本来おやきの中身として使うのは残り物なんだとか。(地域によって異なるそうです)

そんな地元の方々との交流を地元の食材を通して触れ合えるのは貴重な経験ですよね。おやきも、自分で作ったもののせいか、はたまたおやきの知識を得たせいかはわかりませんが、今までのものより遥かに美味しいおやきとなりました。


白馬の絶景を楽しむ、スノーシュー体験


スノーシューのベルトをキュッと締めたら出発です。この体験では、スノーピークの山井社長が白馬をグランピングの場とした決め手となる自然の展望台が臨めるとあって、人気のアクティビティとなっています。


細めのブナやナラの林を抜けていくとパッと景色が開ける場所に到着。そこに広がっていたのは白馬三山(白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳)を代表とする、見渡す限りの山々の連なりでした。これぞまさに絶景という言葉がふさわしい景色。宿泊場所から絶景を臨む施設はあれど、アクティビティを楽しんだ先にある絶景を用意している施設はあまり見られないでしょう。それは苦労しないと見られないように設定されているのではなく、いかに自然に触れ、自分たちが目指す自然体験をお客さんにしてもらうか、白馬の素晴らしさを最大限活かすにはどうしたらいいか、を考え抜いた結果のアクティビティとなっています。

地産地消な料理の数々。雪の上でも温かな食事提供


食事は、都内のどのレストランで食べるものより美味しくて贅沢でした。それは料理のクオリティはもちろんのこと、標高1200メートルの雪上のテントの中で、お皿は温めてあり、焼きたてのフォカッチャが提供される。そのプロ意識の高さに驚かない者はいないはずです。

自然を感じるアクティビティを3時間楽しんだ後、その自然の中での贅沢なコース料理は、”命を頂いているんだ”、そんなエモーショナルな感情にさせてくれます。


スピアヘッドL1つに4名を定員とさせることで通路が広く、テント内でありながら参加者のパーソナルエリアを守る距離感を保っているのはさすがの一言。テーブルも地べたに直接置くとグラつき底冷えもしてしまいますが、すのこを設置させることで、平行かつ底冷え防止対策が施されています。さらにスノーピークの人気ストーブであるタクードのおかげで、テント内はぽかぽかです。

ホテルでの何不自由ない環境では気づかない、まさに”ここでしか”できない体験が待っています。

もしかしたら、グランピングをさらに昇華させたものなのかもしれない


乱立する”日本式グランピング”。ここからここまでがグランピングです、という線引きがない自由さがアウトドアの良さでもあるかもしれません。しかしながら、簡易なグランピング施設に行き、「グランピングってこんなものか」と思われるのは残念な気持ちになります。なぜなら、グランピングも立派な”自然”体験なのです。

ここ白馬でスノーピークが提案するグランピングは、ほかと一線を画すものでした。もしかしたらグランピングという枠を飛び出した、新たな自然体験のあり方なのかもしれません。

予定では、8月より常設化されるとのこと。編集部が体験したものよりも、さらに進化した姿となることでしょう。それを今から想像するだけでもワクワクしてきます。すべてのアウトドア好きのみなさん、スノーピークのグランピングに期待しましょう!

関連する記事

この記事が気に入ったら
「いいね!」をしよう
CAMP HACK編集部

CAMP HACK運営&記事編集担当。2018年は、ワカサギ釣りから始まり、登山キャンプ、SUP、カヌー、野草料理、ラジコン、360度カメラなど…キャンプを基地にして色んなアクティビティーに挑戦したい。

公式プロライター

  • YURIE
  • 平 健一
  • 写風人
  • Takamatsu Misato
  • SAM & 沖田雅生
  • 小雀  陣二
  • A-suke
  • 長谷部 雅一
  • 八幡 暁
  • 風森 美絵
  • カノウ ヒナタ
     

    LINEでCAMP HACKをもっと手軽に。

    最新のキャンプギアやキャンプ場情報などをキャンプに関する情報を毎日配信!
    LINE友達限定の毎月当たるプレゼントキャンペーンも開催中!