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風森美絵の”焚火・イズ・ジャスティス”#2~焚火に適した服装とは~(2ページ目)

メモ用紙の服装に〇をするイラスト

焚火をするのが初めての人と一緒に行く時、持ち物は特にいらないけど暖かい格好をしてきてと言う。大体寒い時期に誘うというのもあるし、暖かい時期でもキャンプ場の夕方などは結構寒くなるから。

その時に※印として伝えるのが、『溶けない素材』の服装をしてきて、ということ。暖かい服装というとダウンジャケットやフリースを思い浮かべる人も多いと思う。それらのほとんどが化繊でできている。化学繊維。これが火で溶けてしまう素材。焚火なので火を扱うのはもちろん、火の粉が飛んできたり爆ぜた小さい木が飛んできたり。

私もダウンジャケットに穴を開け、フリースの袖口を溶かし、ケガはしなかったものの手痛い出費を……。気をつけて! ダウンジャケットに穴が開いたらもう大変。穴からとめどなく羽が出て行くよ! それで溶けたところから火傷などしたらそれこそ危険だから要注意。

こだわらなくてもいいけれど、服装が焚火を楽しむ入口でもある

アヒルと焚火のイラスト

なので、とにかく最後に着る服(アウター)を気をつけてねと伝えるようにしている。そう、化繊の服を中に着ている分には大丈夫。

では、結局どんな服かというと厚手のコットン素材がいいと思う。『焚火 服装』などで調べると焚火用のウェアで素材はコットンと書いてあるのは、コットンは火の粉が飛んでもはらえば落ちるし、服も溶けずに済む。

趣味は格好から入るんだ! という人以外はいきなり焚火用のウェアを買うことはないと思うので、誰しも持っていそうなところでいうと、デニムがおすすめ。上はGジャンやカバーオール、下はジーンズやデニムスカートとか。コットン素材のワークパンツなどもアリ◎

焚火で調理をするイラスト

ちなみに私の焚火時の服装はデニムのコートにジーンズかコットン素材のパンツ。寒い時はコートの中にダウンなどを着るようにしている。このデニムのコートがとっても良いのだけどその話はまた今度。

それっぽく語ってみたけど自由に楽しめる格好で焚火したらいいと思う。ただ、お気に入りの服に穴とか開いてがっかりしてほしくないなと思って。服のことを気にせず焚火を楽しめるのが一番!

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