トイレ・炊事場がとにかく清潔
トイレに入ってみると、ものすごくキレイ! 暖房便座の水洗トイレで、明るく清潔感があります。親子で入れる個室トイレもあります。
手洗い場もこの通り清潔です。手をかざすと出てくるソープも備え付けられていますよ。
トイレ問題でがネックでキャンプへ行きたがらない女性や子供も、これなら気持ちよく利用できそうです!
炊事場は6組程度でも一度に利用できそうなほど広く、シンクは滞在中いつ行ってもキレイでした。トイレと同じく、お湯が出るのもありがたい!
ちなみにお風呂・コインランドリーも施設内にありますよ。
サービス・アクティビティも大充実
高規格キャンプ場といえば、イベントやレンタルなどのサービスが充実している印象です。
今回は焚き火アイテムが無料でレンタルできるとあったので、ロゴスの「チャコグリルストーブ」を借りてみました(※現在は終了しています)。
気になるギアを試せるのは、アウトドア好きにはうれしいサービスですね。
その他有料レンタルには、マウンテンバイクも。ちびっこ向けに、ストライダーのレンタルも用意されていました。
場内の釣堀では、釣りもできました。シーズンや午前/午後と決められた条件で、ルアー釣りと餌釣りのいずれかが楽しめます。
キャンプ場主催のイベントも定期的に開催されているそうです。この日は蝋(ろう)とコットンで星型の着火材を作るワークショップが行われていましたよ。
夜は、同じ場所が大人が喜ぶバーに変貌。手作り感あふれるトライポッドにウッドテーブル、大きな焚き火台を囲みながら、地元山梨産のワインが味わえます。価格もリーズナブル!
ところで、例の先入観は変わった?
施設内で一泊二日過ごしてみて、当初高規格キャンプ場にあった3つの先入観は実際どうだったかというと……
3つの先入観は……オールクリア!
「人工的に整備され過ぎてそう」?
場内は無数の木々に囲まれていて、自然感は充分。エリア一帯が「きれいな村」という感じで、トイレや炊事場はきちんと管理されていながらも、アウトドアの雰囲気はしっかり感じられました。
少し足を延ばして場内を散策すると、西湖に到着。予約すればカヌープログラムに参加することもできるのだそう! やればよかった!
「利用料が高そう」?
今回は3月下旬に家族4人利用(TEMBAサイト)で、一泊3,800円でした。電源付サイトがこの金額というのは、他のキャンプ場に比べて逆にリーズナブル!
料金形態は季節によって違うので一概に「いつでも安い」とは言えませんが、お手頃シーズンを狙って早めに予約しておくと◎。
「すごい混んでそう」?
どのサイトも利用人数が限られているうえ予約制のため、あふれ出るほどの人でギュウギュウという状態はなさそうです。
車の乗り入れができないフリーサイトもすぐ近くに専用駐車場があるので、そこまで不便を感じません。逆にサイト内に車が無いことで見通しが良く、小さい子供連れでも安心です。
ココもポイント!予約~利用後までのフォロー
予約まわりも丁寧です。出発3日前には天気・交通などの現地情報をメールでお知らせしてくれ、利用後はアンケートによるヒアリングも。
何かと不慣れなうちは、コンシェルジュのようにフォローしてくれるサービスを利用すると安心です。ちなみに、キャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」での予約を通しても、同じようなサービスが受けられますよ!
ときには高規格キャンプ場も、アリ
高規格キャンプ場にもいろいろなタイプがあり、どの条件を満たしたものが高規格かという定義もありません。ゆえにひと括りにはできませんが、少なくとも今回利用したキャンプ場はこれまでの先入観を上回る快適さと満足度でした。
何より「きれいな村」で過ごしているような居心地の良さは、これからキャンプをはじめるという人にとっては絶好の場所。不便を楽しんでこそのキャンプですが、時と場合によっては快適さ優先のキャンプもいいのではないでしょうか?
手つかずの自然は譲れないなら
誰がなんと言おうと「ド自然の中でキャンプがしたい!」という人は、『島』がおすすめ。今年の夏は、火山島でキャンプはいかが? 伊豆大島のおすすめスポットをピックアップ!
High Standard Camping Area Is Good,Too!
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