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すぐできる!長谷部雅一・自然遊びのたからばこ#3~キャンプスタイル“輪投げ”~(2ページ目)

セットアップのしかた

1:道具はキャンプに必要な物だけ

キャンプ道具 「ペグ」「ペグハンマー」「ロープ」
道具はキャンプで使うものばかり。それだけでにちょっとした時間が出来ればすぐに始めることができる。

必要な道具は、「ペグ」、「ペグハンマー」、「ロープ」の3種類だけ。特殊な物は一切無いので準備が簡単だ。ペグは長ければ長いほど遊びやすく、ロープは細引きでも、余りのタープの張り綱など何でも良いが、直径8mm程度のロープだとちょうど良い重みがあって幼児でも取り扱いやすい。

2:ロープを輪にする

ダブルフィッシャーマンで結ぶ

ダブルフィッシャーマンをして作った輪。この結び方だと、輪の大きさを調整できるのが特徴。

ロープを80cm程度の長さに切ったら、輪にするために「ダブルフィッシャーマン(またはダブルフィッシャーマンズノット)」という結びを行うと、好きなサイズの輪に調整しやすい。この結び方は、釣りやクライミングにも応用が利くので是非覚えておいて欲しい。

3:輪をかける場所をつくる

ペグで輪投げ ペグ打ち

ペグ打ちはなれるまでしっかりと保護者がペグを支えてあげるようにしよう。そうすることで、安全に楽しく作業が出来る。

ペグハンマーで、ペグを好きな間隔で軽く地面に打ち付けていく。この作業は、ぜひ子どもと一緒にやってみてほしい。そうすることで、キャンプの手伝いの代表選手「ペグ打ち」が体得できる。もちろんしっかりと打ち込むことは力的にも技術的にも難しいが、仮打ちの手伝いくらいは出来るようになる。

ペグで輪投げ 
ペグ打ちは慣れてくると自分で出来るようになる。「次はどこに打とうか?」など、ワクワク感を高めると輪投げのセットアップの時間も楽しくなる。

ポイントは、打ち付けるペグとペグの間の間隔を最低でも作った輪のサイズ以上開けるようにすると、この後遊びやすい。

遊び方(親子2人で遊ぶ場合)

1:投げ始める線を引く

子どもの投げる力を考慮して打ち付けたペグと投げる場所の距離を決めて地面に線を引く。この際に、大人が投げる距離は子どもの線よりも長く設定する。

2:決まった数の輪を投げる

プレイヤーは、1ゲームあたり決められた数の輪をペグめがけて投げる。ペグに輪がかかると成功で、それ以外は失敗となる。

3:複数人で遊ぶ場合は……

輪をペグにかけられた回数が多い人が勝ちなどのルール設定をしながら遊ぶと良い。※かかるペグの場所によって点数を決めて合計得点が多い方が価値などのルール設定をしても良い。

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