インパクト大な「連結」に注目
人数が多いキャンプほど、どうやって快適な広々空間を作るかが課題です。そこで利用したいのが、広くて区画がないフリーサイト。
設営の融通がきくため、テントとタープのいろいろな組み合わせが試せますね。
タープ同士はもちろん二つのテントを繋げるなど、いろいろなやり方がありそうです。そこで、先輩キャンパーの上手な連結テクをリサーチ!
同メーカーはもちろん、異ブランド同士の意外なフィット感にも注目ですよ。
まずはタープ同士の連結から
初心者でも簡単にできるものと、「その手があったか!」という奥深いタープ使用法が登場しますよ!
タープ+タープ連結の「基本テク」
まずはリビングスペース拡張の基本、タープの連結です。タトンカ×タトンカのように、まったく同じタープなら繋げやすく、間違いなく見た目も美しく連結できます。
大人数のグループ・ファミリーキャンプで参考にしたいテクが、こちら。テントの間にタープを挟みこむパターンです。
ノルディスクのウトガルドを、カーリ20で連結。タープも二張りでかなり広々、テントを行き来する導線もすっきり確保されていますね。
タープをさらに三連結! ウトガルドやシボレーなどベルテントをお持ちの方、大人数でキャンプをする時は、こんな壮大な設営にトライしてみてはいかがでしょうか?
ノルディスク ウトガルド 13.2
ノルディスク ウトガルド 13.2
相性がよければ、こんな連結もできる!
タープ同士の連結は、こんなパターンも。片方を限りなく低い位置で張り、テントのインナーを入れて就寝スペースに!
そしてもう一枚を通常のリビングスペースとして張るという、目からウロコすぎるタープ連結方法です。野営感もあるワイルドな設営、春先の暖かくなってきた季節に試してみたいですね。
お次は「こんな連結あったんだ……」という、痛快な連結が登場!
陣幕+タープ連結で「ロッジシェルター風」
こちらはテンマクデザイン「陣幕ワイド」に、カーリ20を連結させるというなるほどなアイディア。タープの一辺が陣幕にまさかのジャストフィット! これは痛快です。
パッと見は、ロッジシェルター風にも見えますよね。風防の役割を果たしてくれる陣幕のおかげで寒さを寄せつけず、さらに薪ストーブの熱も逃さないあったか空間ができあがっています。
テンマクデザイン 陣幕ワイド
異種連結もアリ! テント+テントで作る「巨大基地」
その形状から連結しやすい、トンネル型のシェルター・テント。こちらはDODのカマボコテント・カマボコテントミニの連結で、ワクワクするような巨大基地ができあがっています!
こちらはカマボコテントに、スノーピークのトルテュを連結。違うメーカーのテントながら屋根の高さに大きな差はなく、違和感なく連結できているようです。
大きなテント・シェルター同士を連結させて、子供が遊べるキッズスペースを作るというアイディアも。これは子供たちも喜びそうです!
こちらはなんと、ノルディスク「レイサ」の前室部分をロッジシェルターに乗り入れるという、目からウロコの設営! シェルターの側面を跳ね上げれば、開放感のあるリビングになりそうですね。
連結パターンを模索しよう!
すべてを自分で作り上げるキャンプは、裏を返せば理想通りの空間を作れるということ。先輩キャンパーのお手本でタープやテントの連結方法をイメージしつつ、居心地も雰囲気も満足のサイトを完成させちゃいましょう!
タープアレンジが好きなら
フルオープンにしたり片側だけを跳ね上げたりと、いろいろな設営アレンジがきくツインポールシェルターを特集。見た目の美しさを追求するのも楽しい!