ユドゥンの中はクイーンサイズのエアーベッドにラグと掛布団で彩ったグランピング仕様。ブラックカラーが珍しいアラジンストーブで夜の寒さ対策も万全! ぬくぬくした暖かい雰囲気が伝わってきますね。
贅沢に2脚用意されたベンチには、ペンドルトンのブランケットを全体に重ねる工夫も。温かい上に彩りも鮮やかで、配色が落ち着きがちな冬にこそ使ってほしいテクニックです。
サイドの棚には3色揃えたムーミンランプに加え、下段にも3色のビールに星の飾りつけ。至るところにクリスマスらしさを感じられる、明るい装飾の見本となるようなサイトでした。二人で装飾を考える時間も、クリスマスキャンプの楽しみの一つですね。
②ヤスさんご家族
ルーフテントと開放的なタープが印象的なヤスさんのサイトは、至るところに寒さ対策が施された冬キャンプ仕様。家族4人でテンティピに泊まると見せかけて、実はテントの中はダイニングスペースとなっているから驚き。
テントの中に入ってみると、なんとコタツが……! 家からそのまま持ってきたというコタツは、電源無しサイトでも活躍できる豆炭仕様。コタツの下には厚めにラグが敷いてあり、もはや家です。
「コタツだけでは寒いんじゃないかな?」という心配は無用! コタツの隣にはogawaのちびストーブとたくさんの薪があり、十分すぎる寒さ対策! 広いテンティピだからこその贅沢レイアウトに唸るばかりです。
就寝場所はテントの中ではなく、車の中とルーフテント内。地面からの冷気に直接触れないため、「テント泊を予定していたけど寒さで寝れなくなってしまった」という方にもオススメしたい車中泊。愛着を持って20年以上乗っている車の中で寝るのにも、愛情を感じますね。
③たーさん
GO OUT常連のたーさんのサイトは、アンティークとウッディなアイテムが光るソロ仕様。タープのポールは流木を拾って自ら仕上げた一点もの。曲線が美しく、サンドカラーの自作タープにも馴染んでいます。
タープの下にはトヨトミの石油ストーブがあり、リラックススペースでも暖を取れる仕様に。サイドの棚に置いてあるアンティーク調のコーヒーミルや蓄音機にもたーさんのこだわりを感じます。
ローベンスのワンポールテントの中には暖かそうなラグが敷いてありますが、ラグの上にコットを置いて寝袋の上に更に毛布を重ねるという徹底した寒さ対策。もちろん薪ストーブもINしており、夜はホカホカになりそうです。
最も気になったのが、冬の寒い北風を防ぐ一人サイズの陣幕。こちらはWhat Will be Will beの新作マルチカバーシートを敢えて陣幕で利用したもの。受注生産で一つ一つ手作りで仕上げるこの逸品には、なんとたーさんのネーム入り。全てのアイテムにたーさんのこだわりが溢れていました。