そしてこちらは森暮らしに常設してある焚火場を再現しました。次のイベントにも登場するので後ほど詳しく紹介したいと思います。薪火がテーマであるこのイベントには様々なアイテムが登場していました。
錆びた鉄の味わいを楽しむアウトドアファイヤープレース「Tipi」ティピ。表面を錆びさせることで内部を保護し、優れた耐候性が得られます。また六角形と台形の屋外用薪入れ「Hexbox(ヘックスボックス)」。2つの形を組み合わせることにより様々なパターンが形成されます。ティピと共にコーディネートすれば、錆びた鉄と炎が織りなすワイルドなアートオブジェが完成です。薪でごはんを炊くと言えば、やっぱりかまど。
今更、自宅にかまどを作るなんて到底無理ですが、これならすぐに設置可能。レトロなタイル張りのファイヤーサイドかまども参考展示されました。薪がパチパチ爆ぜる音を聞きながらごはんを炊くって、何か幸せな気持ちになります。適度なお焦げもあって、とても美味しく頂きました。他には、薪ストーブユーザーのみならず焚火好きのキャンパーにも見逃せないアイテムが大集合。
すでにキャンパーの間でも人気を誇る「グランマ―コッパーケトル」。関西から来られた知り合いも大小2個買いしたようです。
僅かな熾き火からあっという間に炎を甦らせる火吹き棒「ファイヤーブラスター」
ふいごの発想で大きな風力が得られる「シュッポ」
薪づくりに欠かせないスウェーデン製の斧「グレンスフォッシュブルーク」
焚き付けづくりの新アイテム「キンドリングクラッカー」
炎を操る1本4役の火ばさみ「ファイヤーバード」など、火のあるキャンプライフに是非揃えておきたいアイテムが勢揃い。参加者一人一人が薪火でひとつにつながった楽しいイベントでした。
ワークショップでは焚火の空間を演出
翌週11月11日には北軽井沢スウィートグラスさんのアサマ狼煙に参加しました。私は焚人の間で焚火空間の演出と花炭作りのワークショップです。
こちらが私のコーナー。普段キャンプ場に出掛けることがないので、森暮らしでの焚火場はこんな自然素材で作った据え置き型になります。ケトルをぶら下げているのは三脚タイプのトライポッドではなく4脚のクワトロポッド。
父親が愛読していた50年前のキャンプカウンセラー教本から真似たチッペワ食器棚という炊事道具です。この棚は枝の先端や棚にたくさんの鍋などを掛けることができるのが特徴です。
また中段に枠を作り、木の枝を渡して鍋やケトルなどを掛けられ、その下で焚火をすれば料理も出来ます。
そしてこちらは枝分かれを利用した物干しタイプの道具掛け。真っ直ぐ伸びた白樺は枝分かれが多く何段階もの調節が可能です。ただ白樺は燃えやすいので焚火との併用には不向きかもしれません。
一方、イベント会場では開場を控え至る所に火が入り始めました。