CAMP〈裏〉HACK!/秋冬に注目のコテージ(後編)。コテージも立派なキャンプだ!

アウトドアライター&日本オートキャンプ協会公認インストラクター・SAMと、元アウトドア雑誌編集長で現在イベント「アウトドアデイジャパン」実行委員長・沖田雅生の2人による連載がスタート!キャンプの意外な楽しみ方や裏話・裏技、深い話など、キャンプの裏(?)を語りまくります!第12回は「コテージ」をテーマに語る後編です。


初心者だけでなくベテランにもコテージ泊はオススメ!

連載12回目のテーマは、前回に引き続き「コテージ」。前編では、おふたりから見るコテージの定義や体験談について語っていただきました。

後編では、「コテージはキャンプなの?」「コテージで泊まることの魅力はどこなのか?」など、コテージのより深い部分について語っていただきました。

前編はこちら

コテージ泊は、果たしてキャンプのジャンルに入るの?

SAM:沖田さん的には、コテージに泊まるのはキャンプなんかじゃない! って思ったりします? 多分思わないと思うけど。

oki:思いませんよ、ぜんぜん。ただロケーションは必要かと思います。コテージ泊はキャンプじゃない! と一般的に考えられてしまう風潮があるのは、打ち出し方が悪いんじゃないのかな? ”初めてのキャンプにおすすめはコテージ泊だ!”とか打ち出したら、いいのかも。

SAM:ほうほう、ロケーションとな。

oki:森や湖を感じられるロケーションのコテージに、まずは泊まってもらいたいかな。コテージがずらっと並ぶコテージ村ではなく、自然の中にいるんだなと感じてもらえるなら、どんなコテージでもなんでもいい。

SAM:私はキャンプというものがどういうものか、と答えるとき、あまり難しいことを言わないで「キャンプ場の中にいればキャンプ」としています。なので、コテージでも、キャビンでも、バンガローでも、キャンプ。あっ、当たり前ですが、テントでも、車中泊でも。

oki:コテージ泊はキャンプじゃないって否定する方いるんですか? 頑固な感じの。まぁいるのかな……。

SAM:大手振って否定はしないけど、どこかで「あんなの……」という視線はありそう。そこまで頑なでもないのですが、日本ってそういう多様性が理屈なくあるのがいいなとは思いますね。

oki:SAMさんは、どうしてその話題を振ったの?

SAM:いや、沖田さん個人は宿泊施設が好きじゃないと思ったから(笑)。

oki:大好きですよ!

SAM:なんだー(笑)。

自然の中に身を置いて気持ちよさを感じてほしい

oki:韓国で、トレーラーに泊まったんです。初めての人に勧めるとき、なにが壁になるかというと、やはりテントを立てたことがないところから、どうやって寝るんだ、とかで不安で面倒になってしまうでしょ。

そんな不安はもったいない、まずは自然の中に身を置いて気持ちよさを感じてほしいかな。ベテランといくことも勧めますが、そうでなければコテージ泊を勧めます。

SAM:アウトドア・デイ・ジャパン実行委員長としてもキャンパーの間口をひろくするオススメ、ですよね。決して私はコテージ系の宿泊施設から入ったわけではないけれど、後になって良さを知りました。

oki:具体的には?

SAM:テント泊を繰り返していても、別の魅力があって、どちらも魅力がパラレル(並行的)でいます。一番最初に有効に使えたのが、夏休みの連泊キャラバン。3〜4か所のキャンプ場を巡って、そのたびに設営撤収を繰り返すけど、最後に宿泊施設を持ってきてちょっとラクな感じで終焉にしていました。

oki:なるほど、途中で挟むのもいいかもしれませんね。

SAM:それと、やはりキャンプ場が初めてという方を連れて行くとき、そこからスタートさせるとグッと敷居が下がるのは確かです。最初そうして始めたのに、今や「テント泊大好き!」にいつの間にかなっている人数知れず(笑)。

oki:なーるほど。

テント泊に勝るコテージ泊の魅力とは?

SAM:やはり「シニア」がどういうキャンプをしていくのかが、この先すごく大事になってくると思います。すでにシニア層が宿泊施設をうまく利用しているのを何組も知っています。

それと忘れてはならないのが、バリアフリーとしてこれらが活躍することも重要と考えます。

敷居というのはビギナーへの入り口、という意味だけではなく、アウトドア全般、どのような方にでも敷居が低くあることは大切だと思いますね。

oki:そういう意味でのバリアフリーね。本当の意味でのバリアフリーはまだまだかもしれませんね。腰が痛くてキャンプには行きたいけれど、テント泊はコットでもきつい、と。コテージ泊の人は、またなにか別の目的を持っているのかもしれませんね。コテージ泊のおすすめふたつ目なのだけど、自転車に乗りに来る、カヌーをこぎにくる、山菜を採りに来る、山に登る、などなど、自然の中で目的(遊び)をもってくるならばコテージは便利です。

SAM:これは言ってしまうと批判食らうかもしれませんが、アウトドアは「出来る人だけが出来る」という底流がどこかにあったんじゃないかな、過去は。そうじゃない、もっともっと開かれてほしい。

oki:キャンプは手段であって、目的ではないと言うことを言う人もいますが、そういう意味ではコテージも同じですよね。ボクは手段のときもあるし、目的のときもあるし、決めつける必要ないと思っていますが。

SAM:今日はいいこと連発しますねー(笑)!

oki:あと、コテージ泊をする人の中にはペット連れが多いですね。キャンプには特段興味ないけれど、ペットを自由に遊ばせたい人。ペンションはどうもいやだなと思う人。ペットOKのキャンプ場が増えているのは、そのパイが増えているのもあると思いますよ。

SAM:なるほどね。では、最後もいいこと言って、しめてもらっていいですか?(笑)

oki:冬キャンプはじめようと思ってて、躊躇している人は、まずはコテージ予約して、隣にテント張ってみては! ぜひ!

SAM:オイオイ! フツーじゃないか!(笑)

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SAM & 沖田雅生

●SAM…アウトドアライター&日本オートキャンプ協会公認インストラクター。http://samcamp.net/ ●沖田雅生…アウトドアデイジャパン実行委員長&編集者。http://outdoorday.jp/

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