サウナが体験できるテントはこちら。なんと20人も収容できる超特大サイズで、通常のテントでもなかなかこの大きさはありません。入り口を開けると蒸気が溢れて出るのですがそれでもまだ蒸気で中が見えず、ワクワク感は最高潮に。
テントの中はストーブを中心として、通常のサウナと同様に木製のベンチが設置されています。ストーブは日本ではなかなか体験することのできないフィンランド製のロウリュ専用ストーブ。このストーブを囲んでみんなで座ります。
少し見づらいのですが、こちらは湿度を保つために行っている「ロウリュ」という儀式。ストーブ上の熱した石の上にアロマ水をかけて蒸発させ、さらに白樺の葉をまとめた「ヴィヒタ」やタオルを使って、テント全体に湿気を送るというのが一連の流れ。「ヴィヒタ」やタオルを振るたびにテント内から歓声があがり、とても盛り上がっていました。
十分身体が温まったあとはお待ちかねの水風呂へ! サウナ後に水風呂に入ると毛穴が引き締まり、保温効果があるということで皆さん積極的に水風呂に飛び込んでいましたが、やはり真冬の屋外での水風呂は寒かったようで、10秒以上浸かっている方は一人もいませんでした(笑)。
ただ、水風呂に浸かった後の皆さんは水着のまま「寒くない!」と言いながらそのあたりをウロウロしており、バッチリ保温効果があったようです。
体験者にインタビュー!
さて、体験した皆さんはどう感じたのか、体験者にテントサウナの感想をインタビューしてみました。
ーテントサウナを体験してみてどうしたか?
とても楽しかったです! 中は暑すぎず、寒すぎずでちょうどいい気温でした。一緒に中に入っていた人たちはみんな初めて会った人たちだったのですが、みんながストーブを囲んで向かい合っているので自然と会話も弾みました。まるで家で鍋を囲んだり、キャンプで焚火を囲んでいるようなイメージでワイワイ楽しめました。
ーこの野外サウナをキャンプでしてみたいと思いますか?
してみたいと思います! 今日みたいに真冬に身体を温めるのも真冬のグランピングに合いそうですが、真夏に汗をダラダラかいた後にテントから出て、そのまま川に飛び込むのも気持ち良さそうです。オールシーズン楽しめるのがキャンプの魅力だと思いますが、テントサウナはどちらにも合いそうです。
例えばキャンプはキャンプでもキャンプフェスだと、ライブを見て汗をかいた後にそのまま会場に内にサウナスペースがあれば、仲間でそのまま直行しちゃいそうです。ぜひキャンプフェスでやってみたいです!