河合桂馬さんプロフィール
野外選曲家(DJ)、はたまたMCとして、さまざまなアウトドアイベントに出演。愛車のハイエースで車中泊をしながら日本全国を渡り歩く。オシャレと快適性を追求するシンプルなキャンプスタイルをモットーとし、車内空間のカスタムを着々と進めているところ。
車中泊って、「寝るだけ」にポイントを絞れば大抵の車ではそれが可能です。けれど快適性をとことん追求するなら、ベッドやラゲッジスペースは断然広いほうがいい。そこで今回の“リラクベース”のような、スクエアで広い空間を持つ車を選ぶことが重要になるんです。
車中泊を快適にするコツは3ポイント
車中泊で快適に過ごすポイントは、
① 足を伸ばせてフルフラットになるか
② 荷物を置くスペースが十分にあるか
③ 窓に目隠しができるか
の3点を重点的に意識することです。
“リラクベース”の室内を使って、ポイントをチェックしていきましょう。
車中泊をする上でもっとも重要なのは、寝心地に直結する「シートがフルフラットになるか」。室内高が十分高いハイエースは、ラゲッジスペースの床をベッドスペースにするのもいいのですが、それだと頭上空間がけっこう余ってしまいます。そこで活用したいアイデアがベッドスペースの底上げです。
ハイエースに乗っているキャンパーはDIYで底上げをしている方も多いですよね。この“リラクベース”はオプションの「ベッドキット」を付ければ、速攻でベッド展開が可能です。こうすることで、ベッド下には大容量の荷物置きスペースも確保! これは車中泊キャンパーにとって、かなり実用的ですね。就寝時のベッドの高さは窓と高さが合っているから、窓に目隠しを施す作業も楽に行えます。
と教えてくれた河合さん。また、寝る際は窓を隠すことでプライベート感を確保できるのでおすすめだそう。ぜひ試してみては?
自分好みにレイアウトをするコツとは?
快適にするだけでなく自分の好きなアイテムを使ったり、車中泊でもレイアウトしたい、という方も多いはず。では、車中泊ではどのように自分好みのスタイルを表現すればいいのでしょうか?
キャンプをやっていると、どうしてもセレクトはアウトドアギアに偏りがちです。僕の場合、車中泊の車内には自宅にいるかのようなインテリアのテイストを取り入れるようにしています。就寝もキャンプ用の寝袋やマットレスではなく、家庭用のベッドマット、そして毛布や布団でベッドスペースを作ります。このスタイルならどんなときでもグッスリ眠れて、翌朝目覚めると、「あれ? そういえばキャンプに来ているんだった」と、自宅で眠っていたかのような感覚になることも(笑)。
車中泊をすることで、生まれるメリットがあった!
普段はテント泊が多い真里子さんファミリー。しかし、今回車中泊にチャレンジしたことで、新たな気づきがあったんだとか! 家族を代表して、真里子さんにお話ししてもらいました。
アクティビティアイテムも余裕で積載できる!
テントがない分ラゲッジスペースに余裕が生まれたことで、キャンプだけでなくアクティビティアイテムも積載できる余裕が生まれました。ベッドキットのマット部分を半分にすることで、荷物の形状に合ったラゲッジスペースのアレンジができますね。車中泊キャンプなら、アクティビティにもチャレンジできるのは魅力的です!
料理の時間や家族団らんの時間が増える
車中泊にすることで寝室であるテントの設営、そして就寝スペースをセットする手間が丸ごとなくなりますよね。それだけでも大幅な時短になりました。家族で料理をしたり遊んだりと、よりアウトドアで過ごす時間や体力に余裕が生まれます。登山をすることも多いので、そういったアクティビティと絡めるキャンプスタイルにも車中泊はうってつけですね。