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海に生きる八幡暁の”足元サバイバル”#1~人は、どうやって生きているのか?~(3ページ目)

シーカヤックで、漁村を旅するようになって

漁港に集まる子供たち

何百もの漁村を見てきました。都市文明で生きている民から、電気、ガス、水道がない暮らしまで。お金さえあれば、教育の機会が増え、さらにお金が入りやすくなる暮らしがある一方、己を知り、己の土地を知ることで、はじめて生きられる自然と人が近い暮らしまで。

共通していたのは、子供たち。海岸線には子供が溢れ、遊び、よく食べ、お母さんは赤子を抱き、時には兄弟や近所の子供が、代わりに子供をあやしていた姿です。どこにでも苦労と笑いがありました。

しかし、文明の力で便利になったはずの都市生活では、逆に子供が見えなくなりました。時間に追われる大人と子供はどこにむかっているのでしょうか。

何が正解かわかりませんが、自分の感じた違和感。見ただけではダメ。わかったような口ぶりで話すだけでもダメ。『自分がそれを糧に実践すること』が重要。

どういう生き方をするにせよ、自分も楽しみながら、未来の主役である子供たちが楽しく過ごせる社会になって欲しい。その為の、小さな小さな楽しい革命を自分自身に起こしたいと思い、ここに綴りっていきたいと思います。

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