こちらのバイクは、ROVE NRB DL。ROVE LTD と似たようなルックスですが、ROVE NRB DL のほうは軽量なアルミフレームを採用しています。
ホイールは同じく650Bと47mmタイヤの組み合わせです。メインコンポーネントをシマノ・105とアルテグラのミックスとなっています。
700Cよりも径が小さいリムに太いタイヤの組み合わせは、なんだかかわいらしくもありますね。エアボリュームが生み出す乗り心地は、グラベルのみならずオンロードでも楽しめるでしょう。
どちらのモデルもホイール、タイヤ共にチューブレス対応なので、ぜひチューブレス化して試してみたいものです。
製品名1 : ROVE LTD
製品名2 : ROVE NRB DL
価格1 : 完成車¥386,000(税別)、フレームセット¥118,000(税別)
価格2 : 完成車¥234,000(税別)
メーカー : KONA
curator/須貝弦
速く、そして遠くへ。Cannondale SYNAPSE で極上のエンデュランスライドを手にいれる
週末に川沿いのサイクリングロードや峠道に出向けば、ロードバイクを楽しむ多くの人々に出会います。
そういった場所にあるカフェにはバイクラックが置かれ、テラス席がロードバイク乗りに占拠されている光景も、珍しいものではなくなってきたようです。
ひと昔前、ロードバイクは「ロードレーサー」と呼ばれていて、その名のとおり競技用自転車だったわけですが、今ではその裾野は大きく広がり、多くの人が(たまにレースに出るとしても)レース以外の目的でロードバイクに乗っています。
もちろん、速くなりたい、強くなりたいう思いは、必ずしも競技でイチバンを獲るためとは限らず、もっと楽しみたいという動機であっても構わないのです。
Cannondale(キャノンデール)のエンデュランス系ロードバイク SYNAPSE(シナプス) は、サイクルロードレースが主目的ではないけれど、速く、遠くまで走りたいという。そして今日も明日も、ずっとロードバイクにで走りを楽しみたい――そんな欲求に応えるシリーズです。
アップライトなポジションと快適性に優れたフレーム、そして制動力に優れたディスクブレーキを搭載した SYNAPSE HI-MOD DISC DURA-ACE は、走ることに集中でき、しかも翌日に疲れを残さないロードバイクとして、ライダーの欲求を満たしてくれることでしょう。
すべてがエンデュランスライドのために設計されている新型SYNAPSE HI-MOD ですが、シリーズのコンセプトを象徴しているのが、700×28Cのタイヤではないでしょうか。
ロードバイクといえば700×23Cが標準だったのは過去の話で、今や700×25Cが当たり前。そして快適性を重視するエンデュランスロードでは、より太い700×28Cが求められます。さらにSYNAPSEの場合は、700×32Cタイヤまで装着が可能で、フェンダーを取り付けるマウント(脱着可能)も装備。
このバイクなら、突然降り出す雨や目の前に現れるダートも気にすることなく、どこまでも走りつつけることができる――そんな期待を抱かせてくれます。