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自称 “読書狂” に聞いてみた!キャンプで読みたい3冊のオススメ本(3ページ目)

キャンプ飯の妄想が広がる「われらの時代・男だけの世界」(著:アーネスト・ヘミンウェイ/出:新潮文庫)

われらの時代・男だけの世界 フォールディングチェア テント

撮影:筆者

・本の概要

ヘミングウェイがパリ時代に書いた短編小説集。中でもニック・アダムスという半自伝的な人物が登場する物語のいくつかに登場する魚釣りや、食事のシーンは数ある文学作品の中でも指折りのキャンプシーンと高く評されています。

・オススメのポイント

「松の切株を斧で割って何本か薪をこしらえると、彼はそれで火をたいた。その火の上にグリルを据え、四本の脚をブーツで踏んで地中にめりこませる。それから、炎の揺れるグリルにフライパンを乗せた。腹がますますへってきた。豆とスパゲッティが温まってきた。そいつをスプーンでよくかきまぜた。泡が立ってきた。いくつもの泡が、じわじわと浮かびあがってくる。いい匂いがしてきた。」

普通だったら、できればあまり食べたくないようなポークと豆の缶詰と、スパゲッティの缶詰をケチャップで味付けた物がこんなに美味しそうに感じるのは、やはり薪やグリル、そしてアウトドアのパワー! キャンプ飯はこうでなくては、と思うのです。

・どんな人にオススメか

キャンプについての本も執筆しているヘミングウェイ。男根中心主義のマッチョなイメージもありますが、自然との触れ合いにより人間を磨くというメッセージはきっと男女を問わず響くはずです!

自然の中で読むからこそ楽しめる本の魅力を体感してみては?

読書を楽しむキャンパー

撮影:筆者

著者の経験談を綴るノンフィクションもあれば、妄想の世界を膨らましたファンタジーもあるのが、本の面白さ。

さらにキャンプに関する本となれば、壮大な自然の中で生きる人の力強さや、都会とは違った非日常的な体験などが綴られています。今回ご紹介いただいた本を参考に、ぜひキャンプで本を読んでみてください!

読書のお供には美味しいコーヒーを

美味しいコーヒーを淹れて、自分だけの優雅なアウトドアカフェ空間を作ってみては?

Let’s enjoy reading with camping

キャンプで読書を楽しもう

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