菅谷家は豪快かつ合理的料理!
サラダはチーズとトマト!
トマトのスライスとモッツァレラチーズを段々に並べて、オリーブオイルと塩をまぶした料理。筆者もこの取材のあとキャンプで真似して試したのですが、これが非常にあっさりしていて、肉と合う! 見栄えもよくて簡単に作ることができるので、試してみては?
こちらはえみりちゃんがオリーブオイルをかけている瞬間。「どれくらいかけたらいい?」「もうちょっと」「これくらい?」なんて会話が聞こえてきて、一緒に料理を作っている一体感が嬉しいですよね。これならもっと小さいお子さんがいるファミリーでもお手伝いしてもらえるかもしれません。
男前料理?いやいや、ママキャンパーならではの料理かもしれません。
由理子さんが娘のえみりちゃんと一緒に作っているのは、シュラスコ! 3つの大きなブロック肉に下味をつけています。下味はハーブソルトだけというシンプルかつ大胆なレシピです。下味をつけたら……
剣に刺します! 剣の先は刃がついていないので、安心ですね。
こちらの男前ギアは村の鍛冶屋というメーカーから発売されている「ローストスタンド」。
スタンドを焚き火台の上に立て、ぐるぐる肉を回していくというその様はマンガやゲームの世界を彷彿とさせますね。ブロック肉も炭火から出る遠赤外線で、中までじっくり焼けていきます。
表面を包丁でけずっていき、そしてまたぐるぐる肉を回す。本格シュラスコの完成です! 時間はかかりますが下準備はほぼいらず、豪快そのもの。
まるで男の料理のように思いますが、準備に時間をかけず、肉をぐるぐる回している間は家族との団らんを楽しむ。そして肉が完成したら家族みんなでそれを分け合うという、ママキャンパーとしては嬉しいポイントばかりが詰まった料理かもしれませんね。
これをパンにはさんでシュラスコサンドにしても美味!
肉とバランスがいいあっさり時短料理
こちらは豆腐にピータンが乗った料理。ざくっと切られたピータンは時短そのものですね。肉はがっつりとしているのであっさりといきたいところですが、あまりあっさりとしすぎると物足りなさはありますよね。
そこで豆腐にピータンをのせることで、ちょっとクリーミーな味わいになり、あっさりとしすぎないちょうどいいつまみ料理に仕上がります。
そしてこの料理をさらにバージョンアップさせる秘伝のタレがこちら! 400cc前後の密閉びんに醤油250cc、刻みニラ1束を入れ、すりおろしニンニクを大さじ1、七味小さじ1をトッピングして一晩寝かせた、うま辛の菅谷家タレです。
日持ちもいいそうで、1か月くらいは余裕で持つとのこと。普段の食卓でも使っているそうです。普段と違う料理もいいけど、ご家庭の味をキャンプに持ち込むのもほっとするのかもしれません。それもテクとして盗めそう!