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コダワリの向こう側にたどり着いた、オトナたちのチルアウトスタイル(2ページ目)

#2 落合 輝/F LABOディレクター・45歳

落合 輝/F LABOディレクター・45歳

老舗セレクトショップ、フリークスストアに在籍すること20年。現在は新事業、F LABOのディレクターとして活動中。80年代のスケートカルチャーにおいては業界でも屈指の評判。

「アメリカの80’sスケートカルチャーが原点です。」

アメリカへの憧れや魅力。ファッションやヴィンテージ、音楽、アート、 モーターサイクル、サーフなどアメリカの持つ様々なカルチャーには常にワクワク・ドキドキする豊かさがあります。

その魅力にどっぷりと浸かる人は少なくない。落合さんもそのアメリカへの魅力に浸かった1人。

落合 輝/F LABOディレクター・45歳 ベンチに腰掛けている

「僕の場合、スケートカルチャーがアメリカを知るきっかけとなりました。小、中学生の頃、当時は80年代、第二次スケートブームと呼ばれる時代の真っ只中。数々の華麗なトリックを決めるライダーたちへ憧れ、そして彼らの80年代独特なスタイルに興味を持つようになったんです。そこから、アートや音楽などを含めたカルチャーを掘り下げるようになりました。自分はファションよりもカルチャーの方が先だったせいか、一辺倒なスタイルは苦手。スケートカルチャーは僕の原点でありつつも、ヴィンテージやデザイナーズも自分の今の気分で組み合わせるスタイルを大切にしています」。

ヴィンテージをこよなく愛するもデザイナーズブランドやドレスシューズをミックスし、型にハマらないスタイルが落合氏流の着こなし方。嫌みのない大人の余裕が感じられる。

落合さんの愛用アイテムを拝見。

Battenwear/アノラックパーカ

Battenwear/アノラックパーカ

アウトドア&サーフカルチャー から生まれたバテンウエアのアノラックパーカは定番アイテム としてリリースされている。「着丈も身幅もシルエットも文句の付けどころはありません」。

JM WESTON/ゴルフ

JM WESTON/ゴルフ

フランスの最高級紳士靴で知られるウエストン。なかでも昔ながらのUチップデザインが人気のゴルフは最高傑作として語られる。「履きやすさに甘んじてこの靴ばかり履いてしまいます」。

CALL ME 917/ロンT/キャップ/スウェット

CALL ME 917/ロンT/キャップ/スウェット

写真家、モデルとしても活躍するプロスケータ ーAlex Olsonが手掛けるブランド。「キャッチ ーなデザイン性、ポップなカラーなどシンプルなスタイルのハズシに効果的です」。

Levi’s/501

Levi’s/501

ジーンズの王道であるリーバイス501。1960年代頃に作られたビッグEは生地、シルエット、色落ちも別格だ。「ヴィンテージ501のなかでも特に気に入って穿くのはタイプモノです」。

Chirstian Hosoi (右)、ROBROSKOPP(中)、GSD(左)

Chirstian Hosoi (右)、ROBROSKOPP(中)、GSD(左)

右からクリスチャン・ホソイ、ロブロスコップ、 GSDの80sスケートデッキ。「実際に乗ることはあまりありませんが、部屋のインテリアとしてもサマになる当時のスケートデッキです」。

  • Photo/Eiichi Henna
  • Report & Text/Tamaki Itakura

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