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【ストーブの基礎知識&選び方】家でもキャンプでも使えるストーブって??(3ページ目)

秋冬キャンプにおすすめの暖房2:電気ファンヒーター

電気ファンヒーター

秋冬キャンプにも石油ストーブの扱いにも慣れていないビギナーの方は、電気ストーブが安心です。

メリットとデメリット

テント キャンピングチェア

撮影:編集部

・電源サイトで手軽に使える
・家で使っているものがあればそのまま活用できる
・灯油などは使わないので比較的安全に暖められる
・足元や就寝スペースなど限られたエリアを効率よく暖められる
・石油ストーブのように熱の二次利用はできない
・テント外で使うには不向き
・キャンプの雰囲気がない

選び方

ワット数が大きすぎると電源サイトで使えない場合もあるので、家でもキャンプでも使うなら600W/1200Wなど切り替えできるものが◎。300W前後は足元を暖める程度の出力です。電源サイトをどう活用したらいいのか分からない方はこちらの記事を参考にしてみてください。

キャンプでも家でも大事! 暖房選びの注意点・コツ

同じ方式の暖房を同時使いしない

ストーブ、カウチ、チェア、テディベア

出典:楽天

同じ方式の暖房を併用するのは、燃料が消費されるわりに暖房効率が悪いというデメリットが発生してしまいます。たとえばオイルヒーター+ハロゲンは輻射式なので、どちらも全体を暖める役割は果たしません。

小型ファンヒーターで足元を暖め全体の暖房は対流式石油ストーブにするなど、違う熱方式の暖房をかしこく組み合わせるのが良いでしょう。

家とキャンプサイトの空間差

Yuichiro Ogawaさん(@yuichiro2017)がシェアした投稿


どれくらいの広さにどの暖房が適しているかは、出力によります。洗面所を暖めるような超小型ファンヒーターでは、サイト全体は暖まりません。

逆も然りで、タンク容量5Lの石油ストーブはキャンプで充分でも家のリビングが20畳くらいの広さであれば力不足の場合も。ワット数や対応畳数表記を参考にして選びましょう。

家の暖房器具はどのタイプでしたか?

家で使っている暖房器具に、電気ファンヒーターがあれば、まずは電源サイトを活用して秋冬のキャンプに挑戦してみるのも手かもしれません。

対流式の石油ストーブがなく、輻射式の石油ストーブを家で使っている方でも、狙った箇所を暖めるのは得意分野なのでキッチンの足もとや、テント内へ向かせて入り口に置くなど、工夫すれば頼もしい暖房器具となってくれるはず。

誰もが最初は初心者だった。今年はデビューしてみない?

これからいよいよ暖房が本格的に活躍する季節。家で使うにもキャンプへ持っていくにも、暖房器具は安全第一! 古いものはこの機会に買い換えるなど、点検とメンテナンスも忘れずに行ってくださいね。

また締め切ったテント内でのストーブの使用は、一酸化炭素中毒の危険性があるので絶対に行わないこと。注意点は多いですが上手く活用できれば快適なキャンプが楽しめるはず。まずは先輩キャンパーに連れて行ってもらうなどして、秋冬キャンプを楽しみましょう!

寒さを乗りきるアイディア集

ストーブやヒーターだけでなく、焚き火や湯たんぽ・ホットカーペットなどこの秋冬キャンプの寒さをかしこく乗り切る手段をご紹介!

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