球状の太陽電池を使った美しいソーラー式ランタン
一粒がビーズほどの小さな球のかたちをした太陽電池スフェラーを使用した世界初のソーラー式ランタンです。
スフェラーは日本のスフェラーパワー社が独自の技術で開発したもので、液状化したシリコンを無重力環境下で球状に結晶化させて作られています。
一粒一粒が球状なので、あらゆる角度からの光を効率よく採り込むことができるという優れもので、ソーラーパネルのように太陽の方向に向ける必要がありません。
また、スフェラーは透明な樹脂やガラスに埋め込むことで光を通す性質があるので、今後は建築物や自動車の窓ガラスなどへの利用も期待されている注目の素材です。
このスフェラーを使ったランタンはクリエイティブ集団 graf がデザインを担当。砂時計をモチーフにした形状で、上部が太陽電池、下部が LEDランタンになっています。
日中に上部の太陽電池に電気を蓄え、夜には上下を逆さにするとランタンとして使用できるというもの。ひっくり返す動作がスイッチも兼ねています。
握り手の部分には、白樺、ウォールナットの2種類の天然木材を使用。電球色LEDのロウソクのようなやわらかい光が乳白色のアクリルシェードからひろがり、アウトドアはもちろん、ダイニングテーブルやベッドサイドで使える照明となっています。
フル充電で約4時間点灯可能で、太陽光以外にUSBでの補助充電も可能です。
日本初のソーラーライトとして注目を集めることで、今後、様々な分野でスフェラーを使った商品開発が期待されます。
製品名 : スフェラーランタン
メーカー: スフェラーパワー
価格 : ¥30,000(税別)
curator/gearedエディター
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