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わずか20分でソールドアウトした「ハイカーサコッシュ」を超ロングレビュー!(4ページ目)

ギミックも楽しいカメラ用ハウジング

サコッシュ内部に収める仕切り
試作版のカメラ用ハウジング。中央の間仕切りは取り外し可能で製品版はグレー系の色になるとか。
畳んだ仕切り
ハウジングはこのように折りたたむことが可能で、製品版にはナイロン製専用袋と付け替え用の30mm幅広ストラップのセットになる。

そして筆者としては非常に気になるカメラ用ハウジング。

まだ試作段階で生地の色は製品版とは異なるそうですが、装着しても重さの面でも取り回しの面でもまったく違和感がなく、バッグ本体にコシが出るためハウジングのない状態の時に気になっていたカメラの出し入れのしやすさも圧倒的に向上しているように感じました。

さらにこのハウジングにも実に Rawlow らしいギミックが搭載されていて、製品版に付属するナイロン製の専用袋に折りたたんだ状態で入れるとミニ座布団になるのだとか(笑)。

さらに専用袋にはバックルも付いていて、ストラップを付ければ簡易サコッシュにもなるといいます。まったく、よくもそんなこと考えるわ!

さらにさらに、カメラなど重い荷物を入れた際も肩に食い込みにくい30mm幅のストラップとセットにしてカメラキットとして発売予定とのことで、筆者のような人間のために作られたとしか思えません。

発売を翹首して正座待機したいと思います。

Tabitibi Toteのハイカーサコッシュの内部
ハウジングをセットしてEOS5D Mark2+EF50mm F1.4 USMを入れた状態。ご覧の通りピッタリ収まり、使い勝手も格段に向上。
カメラを収めたサコッシュ
さらにEOS5D Mark2に標準ズームレンズのEF24mm~105mm F4 IS USMを装着した状態でもピッタリ収まったが、大きすぎて出し入れがしにくく、使い勝手は良くなかった。標準ズームレンズを装着した大抵の中級フルサイズ~APS-Cの一眼レフが収納可能だろう。

ハイブリッドキューベン素材とハウジングを手に入れたことにより、カメラバッグとしても完璧に近い状態になった Tabitibi Tote。

しかもそれをとてもシンプルな構造で成し遂げている点が素晴らしいです。ほんと、筆者はこのくらいシンプルなカメラバッグがずーっと欲しかった! そして同じようなことを考えている人は、実は結構多いのでは?

製品名1   : Tabitibi Tote
価格1    : ¥6,500(税別)
製品名2   : Tabitibi tote カメラハウジングキット
価格2    : 未定
製品名3   : Tabitibi Tote Hybrid Cuben Fiber Edition
価格3    : ¥9,000(税別)
メーカ     : Rawlow Mountain Works

curator/三田 正明

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