テント使用後のメンテナンス方法
テントは1張数万円はかかる商品、そう頻繁に買い替えるアイテムでもありません。とはいえ使用状態が悪ければ、ハイエンドなテントでも短命に終わることもあります。同時に扱い方に気を配れば10年以上現役で使うことだってできます。
せっかく選び抜いて手に入れたテント、いくつものキャンプを共に過ごし、長く付き合いたいですよね。今回はちょっと気をつければ実践できるメンテナンス方法をご紹介! 当たり前のようで意外とできていないことが見つかるかもしれませんよ。
しまう前に汚れは拭き取る
キャンプでついたテントの汚れは、収納前に拭き取ります。基本中の基本ですが、帰りの時間が迫っていたり、一日の疲れがあったりと、帰宅後、後日テントを綺麗にしようとそのまましまっている人もいるのではないでしょうか。
汚れたまま収納してしまった場合、もうテントの傷みはスタートしてしまうので要注意。
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濡れていたら必ず乾かす
野外で使うテントは、雨はもちろん、夜露等で頻繁に濡れています。この湿気はテントの大きな脅威、カビやさまざまな傷みにつながります。もしテントが濡れたら必ず乾かすことを忘れずに。
とにかく乾かすことが大事!
テントをいい状態で保管しておくには、とにかく乾燥した状態を保つことです。キャンプから帰って時間がない場合には、次の週末になっていたとしてもテントを開き、乾かしてあげてください。
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テント使用中の気をつけたいポイント
グランドシートを敷く
快適で質の高いキャンプを過ごすために、手を抜いてはいけないポイントの一つがグランドシート。居住面での快適さにくわえ、テントをいい状態で長持ちさせる上でグランドシートはキーアイテムです。
地面からの汚れと湿気、さらにはダメージを防ぐのに重要な役割を果たします。いいものを、しっかりと、敷いてあげてください。
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テントをピンと張る
天候が安定している、風がないようなフィールドで、テントの張り方が甘くなることはありませんか? 私自身、胸に手をあてれば過去にはそんな経験も。でもこれが取れずらい汚れの原因につながります。たるんだ部分やシワとなった部分に湿気やシワが残りやすくなるためです。
あとのメンテの手間を考えれば、どんな天候でも手を抜かずにテントを「ピンっ」と張っておいて損はありません。
もし穴が空いてしまったら…「リペアの仕方」
シームシーラーとリペアシートを使って補修
まず重要なのが下地の処理。接着力をあげるため、貼りつける部分の汚れや脂を落とします。
リペアシートは傷部よりも3~4cm大きめにカットしたものを用意します。角からの剥がれを防止するために、四つ角を丸くしておくことのがポイント。
シール状になっているシートの裏紙をはがし、補修部分のシワをのばして貼り付けていきます。低~中温に設定したアイロンで、まんべんなくプレスします。
防水テープが剥がれてしまった部分や、多少のほつれにもこの方法は効果的です。タープの穴あきも、同じ要領で補修可能なので、穴があいてしまった場合にはぜひ挑戦してみてください。
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長持ちさせたいならメンテナンスサービスに頼ろう
テントはとにかく乾燥させておくことが大切ですが、雨で濡れたテントを干せない住環境の方も多いのではないでしょうか。また家でできるメンテナンスにも限度があります。
テントのメンテナンスには、ありがたいことにプロのクリーニングサービスがあります。長期メンテナンスできてない場合や汚れが強い場合、メンテナンスサービスを利用してみてはいかがでしょうか。
テントを使ったら汚れを落として乾かす!
今使っているテントは何年目でしょうか? まだまだ使えそうですか? テントには様々な価格帯がありますが、扱い方次第で思いのほか多くのテントが長生きしてくれます。
たとえ型落ちしたモデルでも、性能をキープしたリペアテープだらけのテントというのも味があって魅力的ではないでしょうか。お気に入りの大切なテント、メンテナンスを心がけて、ぜひ長生きさせてあげてください。
防水スプレーで撥水性アップ
防水スプレーを使ってテントを雨に強くする方法も。さらに防虫性能があるなら使わない手はないですよ。