作り方ポイント①
まず空気の通り道を作ります。箱のフタにスリットを数本、本体に丸い穴を開けます。発泡スチロールは厚みがあるので、切るときにカッターの刃を出しすぎると、刃が根元から折れて危険ですので注意してください。
作り方ポイント②
空気の通り道を作るために、保冷剤をギチギチに詰め込まず、適度に隙間をあけるのがコツ。ハンガーでバネ状のパーツを作って入れます。バネの間に保冷剤を立たせます。(※面倒臭かったら、なくても大丈夫)
作り方ポイント③
保冷剤(または袋に詰めた氷)を入れます。外の熱い空気が上のスリットから入り、保冷剤で冷やされた空気が下の丸穴から出てきます。空気は冷えると重くなるため、対流が生まれます。その風の動きを利用しているんですね。
置く場所は少し高めが効果的
冷やされた空気は重くなり、下に沈んで流れ出します。少し高い位置に簡易クーラーを置けば、冷気の流れを効率よく利用することができます。
簡易クーラーの実力は?
いやー涼しい! フワフワと降りてくる冷気を、首筋など熱のこもる場所にスポット的に当てると、寝苦しさが和らぎました。テント全体は無理だけど、パーソナル・クーラーとしてはかなり秀逸だと思いますね。(談:アトリエばく スタッフ)
クーラーの持続時間
効果の持続時間ですが、保冷剤の大きさや環境によって変わるので大まかな目安になりますが、2~3時間は持続します。
工夫をすればもっと効率的に
100均で売られている乾電池式のファンを簡易クーラーの上に置いて風を送れば、より早く広く冷気を送風することができますよ。
また保冷剤をロゴスの「氷点下パック」にしたり工夫をすれば、より効果的に簡易クーラーをパワーアップできそうですね。